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1.1.1.1

アメリカのCloudFlare、APNICが提供するパブリックDNSサービス ウィキペディアから

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1.1.1.1は、無料DNSキャッシュサーバサービスである。このサービスはCloudflare(クラウドフレア)がAPNICと提携して維持・運営を行っている[1]2018年4月1日に発表され[2]、「プライバシーを優先した消費者向けのDNSサービスとしては、インターネット上で最速」であるとCloudflareは主張している[3]。CloudflareはiOSとAndroid, macOS Windows, Linux向けの1.1.1.1サービスのアプリを発表している[4][5]

概要 開発元, 最新版 ...
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サービス

要約
視点

1.1.1.1では、以下のDNSサーバで公開用のDNSキャッシュサーバを運用している。従来のDNSクエリサービスは以下のとおり[6][7]

さらに見る 区分, IPv4 ...
さらに見る 区分, DNS64 ...

DNS over HTTPS は以下のとおり。[9]

さらに見る 区分 ...

DNS over TLS は以下のとおり。[10][11][12]

さらに見る 区分 ...

Torは次のとおり。[13]

さらに見る Tor ...

フィルタリング

コンテンツフィルタリング機能も利用可能である。

  • メインストリーム (1.1.1.1):フィルタリングなし。[14]
  • セキュリティ:Command and Control & Botnet[15]、Cryptomining、マルウェアフィッシングスパム[16]
  • ファミリー用 (1.1.1.1 for families):上記セキュリティに加え、アダルト・コンテンツ[16]
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技術

IPアドレスの以前の使用

技術に関するウェブサイトでは、Cloudflareは1.1.1.1を使用することによりインターネット標準に違反する既存の設定 (RFC 1918など) の設定ミスが露呈したことを指摘した。1.1.1.1は予約されたIPアドレスではなかったが、多くの既存のルーター (主にシスコシステムズが販売しているもの) と企業プライベートネットワークログインページ、退出ページ、またはその他の目的で使用されていたので、悪用された。これらのシステムでは、DNSサーバとして1.1.1.1を手動で設定して利用することはできない[17][18]。また、このIPアドレスはわかりやすく、以前はテスト目的でよく使われていたので、多くのネットワークとISPでブロックされている[17]。以上のような理由から、Cloudflareに大量のごみデータが流入した[18]

1.1.1.1と1.0.0.1の掃除

1.0.0.0/8 IPブロックは2010年にAPNICに割り当てられた[19]。この時期まではどこにも割り当てられていなかった。しかし、割り当てられていないIPアドレス空間と、プライベートネットワーク用に予約されたIPアドレス空間とは異なるものである[20]。例えば、AT&Tは彼らの共通プラットフォーム一覧英語版 (CPE) ハードウェア内でのCPE問題を解決することに取り組んでいる、と述べている[21]

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Warp

2019年4月1日、Cloudflareは、1.1.1.1モバイルアプリに組み込まれるWarpと呼ばれるVPNサービスを開始することを計画していると発表した。標準的なサービスは無料で提供され、追加機能は有料となる[22]。2019年9月25日、CloudflareはWarpをリリースした[23][24]

脚注

関連項目

外部リンク

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