1948年の大阪タイガース

1948年の大阪タイガース（1948ねんのおおさかタイガース）では、1948年シーズンの大阪タイガースの動向をまとめる。

1948年の大阪タイガース
成績
レギュラーシーズン3位 70勝66敗4分 勝率.515[1]
本拠地
都市	兵庫県武庫郡鳴尾村（現：西宮市）
球場	甲子園球場
球団組織
経営母体	阪神電気鉄道
監督	若林忠志（選手兼任）
« 1947 1949 »

この年の大阪タイガースは、職業野球公式戦再開3年目のシーズンである。

概要

大阪タイガースの当年及び近年のシーズン成績

年	最終成績	リ 丨 グ	勝	敗	分	勝 率	総 得 点	総 失 点	平 均 得 点	平 均 失 点	打 率	本 塁 打	盗 塁	失 策	防 御 率	監督
1948	レギュラー敗退	3位	70	66	4	.515		499		3.56	.			200		若林忠志
1947	リーグ優勝	優勝	79	37	3	.681		325		2.73	.			161		若林忠志
1946	レギュラー敗退	3位	59	46	0	.562		430		4.10	.			187		藤村富美男
1944	リーグ優勝	優勝	27	6	2	.818		81		2.31	.			52		若林忠志
1943	レギュラー敗退	3位	41	36	7	.532	225	221	2.68	2.63	.201	12	82	148	1.80	若林忠志
1942	レギュラー敗退	3位	52	48	5	.520		301		2.87	.			193		若林忠志
1941	レギュラー敗退	5位	41	43	0	.488	190	199	2.26	2.37	.197	6	35	125	1.61	松木謙治郎
1940	レギュラー敗退	2位	64	37	3	.634	400	240	3.85	2.31	.223	13	120	155	1.66	松木謙治郎
1939	レギュラー敗退	2位	63	30	3	.677	438	277	4.56	2.89	.239	32	110	131	2.02	石本秀一

前年戦後初の優勝を果たし、この年も連覇が期待されたが開幕後は南海が独走するなどもあり、苦しい戦いが続いた。最後は南海・巨人の優勝争いに割って入ることはできず、チームは3位でシーズンを終えた。

チーム成績

レギュラーシーズン

開幕オーダー

1	中	呉昌征
2	左	金田正泰
3	右	別当薫
4	三	藤村富美男
5	捕	土井垣武
6	一	玉置玉一
7	二	後藤次男
8	投	御園生崇男
9	遊	長谷川善三

1948年日本野球連盟順位変動

順位	4月終了時		5月終了時		6月終了時		7月終了時		8月終了時		9月終了時		最終成績
1位	南海	--	南海	--	南海	--	大阪	--	南海	--	南海	--	南海	--
2位	大陽	4.0	阪急	6.0	大阪	4.5	南海	0.5	大阪	4.0	巨人	2.5	巨人	5.0
3位	中日	4.5	大阪	7.0	阪急	8.0	巨人	6.0	巨人	7.0	阪急	11.0	大阪	17.0
4位	大阪	5.0	金星	7.5	金星	10.0	阪急	7.0	阪急	12.5	大阪	11.0	阪急	20.0
5位	阪急	6.0	中日	11.0	巨人	13.5	金星	7.5	大陽	14.0	大陽	13.0	急映	24.5
6位	巨人	6.0	巨人	11.5	急映	15.0	中日	11.5	中日	15.0	金星	15.0	大陽	25.5
7位	急映	7.0	急映	12.0	大陽	15.5	急映	13.5	金星	15.5	急映	20.0	金星	25.5
8位	金星	7.5	大陽	13.0	中日	17.5	大陽	14.0	急映	20.0	中日	23.5	中日	34.5

1948年日本野球連盟成績

順位	球団	勝	敗	分	勝率	差
優勝	南海ホークス	87	49	4	.640	--
2位	読売ジャイアンツ	83	55	2	.601	5.0
3位	大阪タイガース	70	66	4	.515	17.0
4位	阪急ブレーブス	66	68	6	.493	20.0
5位	急映フライヤーズ	59	70	11	.457	24.5
6位	大陽ロビンス	61	74	5	.452	25.5
7位	金星スターズ	60	73	7	.451	25.5
8位	中日ドラゴンズ	52	83	5	.385	34.5

選手・スタッフ

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表彰選手

リーグ・リーダー
選手名	タイトル	成績	回数
藤村富美男	打点王	108打点	2年連続3度目

ベストナイン
選手名	ポジション	回数
土井垣武	捕手	2年連続2度目
藤村富美男	三塁手	2年連続2度目
別当薫	外野手	初受賞