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2016年のインディカー・シリーズ
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2016年のベライゾン・インディカー・シリーズ (2016 Verizon IndyCar Series) は、インディカー・シリーズの21年目のシーズンとなる。第100回インディアナポリス500マイルレースはシリーズ6戦目として5月29日に開催された。スコット・ディクソンおよびシボレーがディフェンディングチャンピオンとしてシリーズに臨んだ。
2016年のインディカー・シリーズ | |||
前年: | 2015 | 翌年: | 2017 |
サイモン・パジェノがドライバーズタイトルを獲得し、シボレーは前年に引き続いてマニファクチャラーズタイトルを獲得した。パジェノはダリオ・フランキッティが2011年にタイトルを獲得して以来のヨーロッパ出身ドライバーであった。
参戦チーム・ドライバー
注
- ブライアン・クロウソンは3度目のインディ500にジョナサン・バーズ・レーシングから出場する。クロウソンは2016年、インディカー、スプリントカー、ミジェットなど200以上のレースに出場した[18]。
- ライアン・ハンター=レイ、カルロス・ムニョス、マルコ・アンドレッティはアンドレッティ・オートスポーツと2016年および2017年シーズンの契約を結んだ。チームはインディ500にタウンゼント・ベルを起用することを確認した[19]。
- カーペンター・フィッシャー・ハートマン・レーシングは2016年シーズン、エド・カーペンター・レーシングと改名した[20]。ジョセフ・ニューガーデンとエド・カーペンターはチームに残留し、ニューガーデンのみがシーズンにフル参戦する。チームはグランプリ・オブ・インディおよびインディ500にJ.R.ヒルデブランドを起用することを確認した[21]。チームはまたインディライツのチャンピオン、スペンサー・ピゴットを起用し、デトロイト以降のロード及び市街地コースで20番車を走らせる[22]。
- レイホール・レターマン・ラニガン・レーシングは2016年シーズン、グラハム・レイホールの1台体制でフル参戦するが、スペンサー・ピゴットを3戦(セントピーターズバーグ。グランプリ・オブ・インディ、インディ500)でスポット起用する[23]。
- チーム・ペンスキーは2015年シーズンと同じ4名のドライバーで復帰した。
- チップ・ガナッシ・レーシングはスコット・ディクソン、トニー・カナーン、チャーリー・キンボールが残留したが、セージ・カラムとセバスチャン・サーベドラはチームを離脱した。チームは後に元マノー・マルシャのドライバーであり2015年シーズンはインディライツに部分的に出場したマックス・チルトンを第4ドライバーとして起用した。
- シュミット・ピーターソン・モータースポーツはジェームズ・ヒンチクリフの復帰を確認した。ミカイル・アレシンはジェームズ・ジェイクスに代わってチームに戻りフル参戦する。オリオール・セルビアはインディ500で3台目のマシンをドライブ、マロッティ・レーシングの支援を受けた[24]。
- パーテック・チーム・マレーはグランプリ・オブ・インディおよびインディ500にマシュー・ブラバムを出場させることを確認した。チームはKVSHレーシングから支援を受ける[13]。
- KVSHレーシングはセバスチャン・ボーデの復帰を確認した。ステファノ・コレッティはチームを離脱した。ステファン・ウィルソンはインディ500で25番車をドライブする[25]。
- デイル・コイン・レーシングはコナー・デイリーとルカ・フィリッピがシーズンフル参戦することを確認した。ピッパ・マンはインディ500に出場する。チームはまた、ギャビー・チャベスがグランプリ・オブ・インディおよびインディ500に出場することを確認した。
- A.J.フォイト・エンタープライズは佐藤琢磨とジャック・ホークワースの復帰を確認した。チームはアレックス・タグリアーニをグランプリ・オブ・インディおよびインディ500に起用する。
- ドレイヤー & レインボールド・レーシングはセージ・カラムをインディ500に出場させる。
- ラジアー・パートナーズ・レーシングはバディ・ラジアーをインディ500に出場させる。
- 2月18日、ブライアン・ハータ・オートスポーツはホンダを使用するアンドレッティ・オートスポーツとの協業を確認した。チームはインディアナポリスでアンドレッティのショップを使用した[26]。これとは別に、スポンサーが破綻したためチームは2014年のインディライツチャンピオン、ギャビー・チャベスを残すことができなかった[27]。チームは元ケータハムおよびマノー・レーシングのドライバーであったアレクサンダー・ロッシを98番車でフル参戦させることを確認した[4]。
- IndyCarは2016年2月24日にレーススチュワードとして元ドライバーのアリー・ルイエンダイクとマックス・パピス、長年モータースポーツに関わってきたダン・ディヴィスの3名と契約したことを発表した。
- 2016年5月15日、チャーリー・キンボールはインディ500で通常使用している83番に換えて、42番のゼッケンを使用することが明らかになった。これはノボノルディスクとチップ・ガナッシ・レーシングによるプロモーションで、ガナッシのNASCARチームでドライブするカイル・ラーソンもこれに加わる。公式発表は5月16日に行われた。
- 2016年6月12日、ジョセフ・ニューガーデンはファイヤストン600において事故で鎖骨と手首を骨折した。エド・カーペンター・レーシングは翌日、ニューガーデンが負傷から回復するまでJ.R.ヒルデブランドが代役を務めることを発表した[28]。しかしながら、ニューガーデンは十分に回復したため次戦のロード・アメリカに出場することができた。
- 2016年7月21日、デイル・コイン・レーシングはミッドオハイオでR.C.エナーソンをデビューさせると発表した[29]。チームは後に最終2戦で彼を起用する契約を行った[30]。
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開催スケジュール
要約
視点
2016年の開催スケジュールは2015年10月27日に発表された[31]。
オーバル
市街地コース
ロード
カレンダーの変更
- グランプリ・オブ・ボストンの開催は2015年5月末に発表された。レースはレイバー・デイの週末、2016年9月4日に予定されていた。計画された市街地コースはシーポート地区を拠点としていた。2016年4月29日、レースはキャンセルされたと報じられた[34]。
- セントピーターズバーグは3月11日~13日にかけて開催される[35]。
- 開幕戦はエルマノス・ロドリゲス・サーキットで2月に開催されると噂されていたが、2017年シーズンまで遅れる可能性が高い[36]。
- ノラ・モータースポーツ・パークとミルウォーキー・マイルは2015年のイベント直後に経済的問題が生じたため、2016年シーズンは開催されない[36]。オートクラブ・スピードウェイも2016年のカレンダーから外された。このためインディカー・トリプルクラウンは行われない[36]。
- トロントは2016年シーズン、当初開催されていた7月の日程で行われる。また、週末の1戦として開催される。
- 2015年8月8日、ロード・アメリカの復帰が発表された。レースは2016年6月26日に行われる[37]。
- インディカーは2016年にフェニックス・インターナショナル・レースウェイで再び行われることが発表された[38]。
- IndyCarの首脳はゲートウェイ・モータースポーツ・パークへの復帰の可能性を模索している。同コースはチームのテスト走行とエアロパーツのテストに使用される。
- テキサス・モーター・スピードウェイは2016年6月11日にレースが開催されることを確認した[39]。
- IndyCarは2016年にポコノ・レースウェイに復帰する予定である。日程は8月21日に確定している[40]。
- マーク・マイルズとのインタビューで、彼はアイオワ・スピードウェイで7月10日にレースが開催されると語った[31]。
- IndyCarは11月2日のプレスリリースで、フェニックス・インターナショナル・レースウェイで2月26日-27日に2日間のプロモーション・テストが行われると発表した。これはシリーズが再び1マイル・オーバルでのレースを行う準備として開催される[41]。2月のフェニックスのプロモーターテストは、典型的なレースの週末スケジュールと組み合わせて使用されていない唯一のテストである。その他のプロモーターのテスト日程は、セント・ピーターズバーグ:3月11日、バーバー・モータースポーツ・パーク:4月22日、インディアナポリス・モータースピードウェイ(ロードコース):5月12日、ロード・アメリカ:6月24日、ミッドオハイオ・スポーツカーコース:7月29日、ソノマ・レースウェイ:9月16日となる。
- IndyCarのCEO、マーク・マイルズはインタビューで、レイバー・デイに開催されるボストンのレースの変更に取り組んでおり、ゲートウェイ・モータースポーツ・パークとワトキンズ・グレン・インターナショナルが変更地と見なされていると語った[42]。2016年5月13日、IndyCarはボストンに代わってワトキンズ・グレンでレースが開催されると発表した[43]。
- ファイアストン600は6月11日の7:45 p.m. (CDT) に予定されていたが、午後に雨が降ったため延期された。レースは更に71周目の時点で雨のため中断し、残りは8月27日まで延期された。残りの248周は72周目からスタートした[33]。
- ポコノ・レースウェイでのABCサプライ500は3:09 PM (EST) に開始する予定であったが、雨のため月曜日の12:00 PM (EST) まで延期され、グリーンフラッグは12:09 PM (EST) に振られた。同レースは2011年のサンパウロ・インディ300以来の月曜開催となり、月曜スタートとしては2010年のホンダ・グランプリ・オブ・セントピーターズバーグ以来となる。
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レース結果
ポイントランキング
ドライバー
- 少なくとも1周のラップをリードしたドライバーには1ポイントが与えられる。レース中に最多ラップリードを記録したドライバーには追加で2ポイントが与えられる。
- インディ500を除く全てのレースで、ポールシッターは1ポイントが与えられる。
- エンジンが最低走行距離に達する前に交換された場合、10ポイントを失う。
- ポイントが並んだ場合、勝利数、2位、3位の順で比較され、ポールポジション数、予選2位回数と比較されていく。
マニファクチャラー
- 各マニファクチャラーの予選/決勝上位3名がポイントを獲得するが、4つの割り当てエンジンのいずれかを使用している場合該当する。
- 最多ラップリードを記録した場合、2ポイントがマニファクチャラーに与えられる。
- インディ500を除く全てのレースで、ポールシッターのマニファクチャラーに1ポイントが与えられる。
- 各マニファクチャラーはエンジンが2500マイルに達するごとに10ポイントを獲得する。達する前にエンジンを交換した場合、あるいは部品交換を必要とする大きな修理を行った場合、20ポイントを失う。
- ポイントが並んだ場合、勝利数、2位、3位の順で比較され、ポールポジション数、予選2位回数と比較されていく。
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脚註
- 8月13日、デイリーはポコノのレースで、8月6日に事故死したブライアン・クロウソンを追悼して88番のゼッケンを使用すると発表した。クロウソンはインディカーでの最後のレースとなった2016年のインディ500で88番を使用していた。
- チームはデイル・コイン・レーシングの支援を受ける。
- チームはKVSHレーシングの支援を受ける。
- セントピーターズバーグのレースでパワーがポールを獲得した後、内耳炎のため出場を取りやめ、代わりに出場した。
関連項目
- 2016年のインディライツ
参照
外部リンク
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