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5ive

イギリスのグループ ウィキペディアから

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5ive(ファイヴ、Five)は、1997年に結成されたイギリスボーイズグループ

概要 出身地, ジャンル ...

ポップラップロックなどジャンルを問わない音楽性が特徴で、全世界で2000万枚を売り上げる[2][3]など世界的な人気を博す。

2001年に解散、その後は4人体制や3人体制での再結成や活動を経て、2025年にオリジナルメンバー5人で本格的に再始動することを発表し、アリーナツアーを開催。

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メンバー

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バイオグラフィー

要約
視点

デビュー(1997-1998)

1997年、スコットJリッチーアブスショーンの5人はスパイス・ガールズの生みの親であるボブ・ハーバートクリス・ハーバートサイモン・コーウェルによって、約3,000人の中からオーディションで選ばれた。選ばれた後、5人はBMGRCAレコードと契約する。同年12月に"Slam Dunk (Da Funk)"をリリースしデビュー。UKチャート10位を記録し、NBAの1998年公式テーマソングにも選ばれた。この次にリリースされたWhen The Lights Go Outは彼らにとって初の世界的なヒットとなり、UKチャートで4位、USチャートで10位を記録した。その後、予定されていた1stアルバムのプロモーション活動のため、ディズニー・チャンネルMTVTRLなどさまざまな番組に出演する。結果、UKアルバムチャート、オーストラリア・アルバムチャート、ニュージーランド・アルバムチャートで1位、USアルバムチャートで27位を獲得するなどアルバムも世界的にヒットした。1998年には"Everybody Get Up"、"Got The Feelin'"、"Until The Time Is Through"をリリースしどれもイギリスでトップ5を記録した。

Invincible(1999-2000)

1999年8月、2ndアルバム『Invincible』からのファーストシングル、"If Ya Gettin' Down"をリリース。世界中で大ヒットとなり、10月にリリースした"Keep On Movin'"で初めてのUKチャート1位を記録する。そして、同時にアルバムもUKアルバムチャートで4位を記録する。2000年3月に"Don't Wanna Let You Go"をリリース、UKチャート9位を記録。同年3月3日にブリット・アワードで"We Will Rock You"をクイーンとパフォーマンスした、またこの年のブリット・アワードではベスト・ポップ・アクト賞を受賞した[4]。"We Will Rock You"はシングルとしても発売され、2作目のUKチャート1位を記録。更に2000年上半期はUK、ヨーロッパロシアオーストラリア南アメリカをツアーでまわり成功をおさめた。

このツアーの後、5iveはUKでいくつかのコンサートをひらいた。また、5iveとアジアレコード会社の間に何らかの問題が生じ、アジアツアーはキャンセルされた。このような苦難もあり、5iveは次のアルバム制作に熱を入れることとなった。この間、彼らはヨーロッパでいくつもの賞を受賞しつづけ、2000年12月には母国イギリスで2度目のツアーを開始。2001年1月にはリオ・デ・ジャネイロで開催される世界的な音楽フェスティバルRock In Rioに参加、約50万人の観客の前でパフォーマンスをし大盛況を収めた[4]

Kingsize、解散(2001)

2001年5月、当初『XL』という名前で制作が進められていた3rdアルバム『Kingsize』が完成し、8月にリリース。この頃にメンバーのショーンが腺熱で休養する事が発表され、5iveは4人で活動することとなり、アルバムからのファーストシングル、"Let's Dance"のプロモーション・ビデオではショーンの等身大のパネルが代わりに登場した。"Let's Dance"はUKチャートで2週連続1位を記録。

ショーンはこの時期にうつ状態に陥っており、7月にはメンバーから脱退。更にスコットは婚約者であるケリー・オーカーが妊娠したという知らせを聞き、一時的に5iveから離れることを決断。7月のベルギーでのコンサートでは、リッチーが左足の激しい捻挫をした事もあり、5iveはついに活動を休止。将来を考えた結果、2001年9月27日にMTVセレクトを通して解散を発表した。解散発表の次の日に、スコットはケリーと結婚した。

解散後の11月には"Closer To Me"と"Rock The Party"をダブルAサイド・シングルとしてリリース。Closer To Meのミュージック・ビデオは彼ら自身がデビューから撮り溜めていたビデオを繋げて制作され、[Rock The Partyのビデオではアニメーションの5iveが登場する。そして集大成として初のベスト盤『Greatest Hits』が発売された。

この時点でイギリスで発売した全てのシングルが全作トップ10入りを果たしており、これはイギリス人歌手としては初の記録だった[5]

再結成(2007-2024)

2006年9月17日、5iveのオフィシャルページを通して、5iveがなんらかの告知をするという情報が流れた。そして、同月27日、解散からちょうど5年、5iveはまた活動を再開すると発表。しかしメンバーにはショーンは含まれておらず、解散時と同じ4人での活動を予定していた。

2007年3月8日の深夜には新曲"'70 Days"と"Settle Down"を彼らのMyspaceで公開するが、再結成発表後たった7か月で5iveは再び解散することを公式ページで発表。

2012年10月、イギリスのリアリティ番組、"The Big Reunion"の企画でまたもや再結成することが決まった。ショーンが復帰した代わりにJは参加せず。2014年8月にアブスが脱退を発表[6]。活動の規模は縮小するものの、2022年には自主レーベルから3人体制でのアルバム『Time』を配信限定で発表。Keep On Movin'のリメイクを除いて全曲3人の作詞作曲によるアルバムとなった。

オリジナルメンバー5人での復活(2025-)

2025年、オリジナルメンバー5人で本格的な再結成と再始動を行うことを発表[4]。再結成アリーナツアー"Keep on Movin' Tour"も開催されることになり、10月からイギリス全土で公演を開催。先駆けて2025年度のブリット・アワードにゲストとして招かれた。

イギリスではO2アリーナを含む最初に発表された12公演のチケットが3時間以内に完売[7]、その圧倒的な需要を受けて新たに追加公演も開催[8]。2026年からはオーストラリアとニュージーランドで公演を開催する[9][10]

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エピソード

デビュー当初、他のアーティストのサポート・アクトはしないと決めていた[11]

デビュー当初からメンバー全員が曲作りに参加しており、活動が進むにつれよりその割合も増えていった、その中でもショーン、J、アブズが多い。

2025年の再結成の発表前日はメンバー全員が眠れなかったといい、スコットは真夜中に妻に電話し「人々が興味を持ってくれなかったらどうしよう」と漏らしたという[12]

2025年に再結成するまで5人揃って集合した事がスコットの結婚式以来無く、それぞれ交流を保っているメンバーはいたものの、連絡を取っていないメンバー同士もいた。連絡を取っていなかったメンバー同士についても不仲という訳ではなく相手の事をずっと気にはかけており、再び友達に戻りたいという気持ちから集まったところ、一気に話が加速し5人での再結成に繋がった[13]

2025年のブリット・アワードにゲストとして招かれた際の感想としてスコットは「昔は忙しかった為じっくり雰囲気を味わう事が出来なかったが、今回は落ち着いて楽しめたので素晴らしかった」、リッチーは「25年経っても現役のアーティストやジャーナリスト達からリスペクトを受けた事が嬉しかった」と語っている[13]

ディスコグラフィー

アルバム

シングル

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映像作品

  • Five Inside(1998年、ミュージック・ビデオ)
  • FIVE LIVE(2000年、ライヴ映像)
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ツアー

  • Invincible Tour(2000年2月~5月)
  • UK Tour(2000年12月)
  • Keep On Movin' Tour(2025年10月~2026年)

受賞

ブリット・アワード

  • ベスト・ポップ・アクト賞(2000年)

MTVヨーロッパ・ミュージック・アワード

  • MTV セレクト賞(1998年)[11]

シルバー・クレフ・アワード

  • ベスト・ニューカマー賞 (2000年)

スマッシュ・ヒット・ポール・ウィナー・パーティー

  • ベスト・ニュー・アクト賞(1997年)
  • ベスト・ヘア・カット賞(スコットが受賞:1997年~1998年)
  • ベスト・ブリティッシュ・バンド賞(1998年~2000年)
  • ベスト・アルバム賞(1998年)
  • ベスト・カバー賞(1998年)

TMF アワード

  • ベスト・シングル賞(2000年)
  • ベスト・アルバム賞(2000年)
  • ベスト・インターナショナル・グループ賞(2000年)

TV ヒット・アワード

  • ベスト・ニュー・バンド賞(1999年)
  • ベスト・シングル賞(2000年)

脚注

外部リンク

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