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Adobe Photoshop Elements

Adobeの画像編集ソフトウェア ウィキペディアから

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Adobe Photoshop Elements(アドビ フォトショップエレメンツ)は、プロハイエンド向けのAdobe Photoshop(アドビ・フォトショップ)を一般ユーザ向けとして作り直した廉価な製品である。

概要

本製品の源流は、スキャナやペンタブレットに同梱されていたソフトウェアであるPhotoshop LE (Limited Edition) にさかのぼる。1999年11月にPhotoshop 5.0をベースとしたLEがパッケージ版としては初めて登場した。

そして2001年、Photoshop LEシリーズをリニューアルする形で、Photoshop Elements (1.0)が登場した。 単なる機能限定版ではないという位置づけからLEに代わり、新たなシリーズ名を与えられたとされる。

バージョン2.0時代には、Windows版限定で撮影した写真を整理するためのソフトウェアであるAdobe Photoshop Album(アドビ・フォトショップ・アルバム)が登場し、Elementsとの連携を意識した設計がされていた。

バージョン3.0以降は、Photoshop Albumの機能が「写真整理モード」として統合された[注釈 1]。ただし、アプリケーション上はAlbum時代からの流れで別のものとなっている。 また、Elementsシリーズのラインナップが拡充され、動画編集ソフトウェアのAdobe Premire Elements(アドビ・プレミア・エレメンツ)がシリーズに加わり、同梱パッケージが提供されるようになった(Windows版のみ)。

現在では、Premire Elementsと共に、1年おきにバージョンアップを重ねており、Photoshop CSシリーズの新機能を随時取り入れられるようになっている。

Photoshopと比較すると、主に「トーンカーブ」「マスク」「パス」などの機能が制限されているが、安価でPhotoshopエンジンを積んだ自動補正が出来る点などが好評である。イラスト等を作成する場合Web上での発表や紙に印刷するための用途に使用する場合は問題ないが、カラーデータ入稿に必須であるCMYKカラーに対応していないため、データ入稿の際には上位バージョンのPhotoshop CSシリーズあるいは他の画像描画用ソフトを別途用意する必要がある。また、1世代前のバージョンが各種のデジタルカメラやスキャナ、ペンタブレットなどの付属ソフトウェアとして同梱されている場合がある。

写真整理モードは「Elements Organizer」(エレメンツ・オーガナイザー)という機能として搭載されている。Elements 8まではこの機能がWindows版のみに搭載されており、Mac版には搭載されておらず、代わりに同社のメディアデータ管理ソフト「Bridge CS4」(ブリッジ CS4)が同梱されていた。Elements 9 からはMac版にも搭載されている[1]

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OS対応表

要約
視点
さらに見る Windows 98, Windows 98 SE ...

◎:公式対応 ○:対応 △:使用に支障のない程度の不具合あり ▲:一部機能に制限あり ※:起動可能だが動作保証なし

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リリース履歴 (ベースとなっているバージョン)

競合製品

脚注

外部リンク

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