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サンタンデール銀行
カンタブリアに本拠を置く銀行(スペイン) ウィキペディアから
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サンタンデール銀行(サンタンデールぎんこう、西: Banco Santander S.A.)は、スペイン・マドリードに本拠を置く商業銀行グループである。同国最大手の銀行グループであると共に、ラテンアメリカ地域全般、アメリカ合衆国北東部、ポーランドなどで店舗を展開する多国籍企業となっている。マドリード証券取引所、ニューヨーク証券取引所、ロンドン証券取引所、メキシコ証券取引所、ワルシャワ証券取引所に株式を上場している(BMAD: SAN、NYSE: SAN、LSE: SAN、WSE: SAN)。
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沿革
現在のサンタンデール銀行は、1991年にセントラル銀行(Banco Central、BC)とスペインアメリカ銀行(Banco Hispanoamericano)の合併によって誕生したセントラル・イスパノ銀行(Banco Central Hispano、BCH)と、旧サンタンデール銀行(Banco Santander)が1999年に合併して誕生した。この新合併銀行の名称はサンタンデール・セントラル・イスパノ銀行(Banco Santander Central Hispano、BSCH)とされたが、2007年8月に現行のサンタンデール銀行に改称した。創業を旧サンタンデール銀行の設立年である1857年としている。
スペインの同業他社と同じように、スペイン語圏の中南米などへの展開を進める一方で、ヨーロッパやアメリカ、アジアへの進出にも積極的で2001年にはロイヤル・バンク・オブ・スコットランドの株式8%を取得している。2004年にはイギリス第6位の商業銀行グループである、アービー・ナショナル銀行を買収し、ヨーロッパ最大級の金融機関に成長した。同年、マドリードに本社を移転した[1]。
2010年には、サンタンデールグループが英住宅金融ブラッドフォード・アンド・ビングレーを吸収、受け皿となった[2]。2017年6月、経営破綻の恐れが出ていたスペインのポピュラール・エスパニョール銀行を、1ユーロで救済合併することを発表した[3]。
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系列会社
日本には、駐在員事務所を置いているが、本格的な業務を行っていない。しかし、リップルウッド・ホールディングスを中心とする投資ファンド、ニューLTBCパートナーズに売却された新生銀行(旧日本長期信用銀行)の再建に参加し、現在も発行済普通株式総数の4.98%を保有する、第四位の株主である。
傘下銀行には、前述したアービー・ナショナル銀行のほかに、スペインのOpen Bank、2000年に買収したブラジルのサンパウロ州立銀行(Banespa)などがある。
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F1世界選手権
グランプリ・タイトル・スポンサーを務めていた。
また、F1チームのスポンサーも務めている。
サッカー関連
- 南米最強クラブを決定するカップ戦、コパ・リベルタドーレスの公式スポンサーを2012年までの冠スポンサーを含め2008年から務めている。
- スペイン国内リーグ、リーガ・エスパニョーラの冠スポンサーを2016年から務めている。また2部リーグのセグンダ・ディビシオンも同年から18/19シーズンまでは当銀行のスローガンを入れた「ラ・リーガ・1|2|3(ウン・ドス・トレス)」の名称となっていた。翌19/20シーズンからは当銀行のネットバンキングサービスの名称を入れた「ラ・リーガ・スマートバンク」となる。
- 2018-19シーズンから2020-21シーズンまで、UEFAチャンピオンズリーグのオフィシャルスポンサーを務める。
出典
外部リンク
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