トップQs
タイムライン
チャット
視点
Feeling of Unity
ウィキペディアから
Remove ads
『Feeling of Unity』(フィーリング・オブ・ユニティ)は、2015年9月30日に発売の、Fear, and Loathing in Las Vegasの4枚目となるアルバムである。
Remove ads
概要
前作より約1年ぶりとなるアルバム。シングル「Let Me Hear」「Starburst」の2曲を含む、全11曲を収録。
アルバムタイトルの『Feeling of Unity』とは「一体感」という意味であり、メンバーとの気持ちの部分での「一体感」、そしてライヴだったり自分たちと関わる人との「一体感」が重要だと感じての命名である[2]。
数多くのフェスに出演しながら制作を行ったため、押しに押していたとのこと[3]。
Sxunは本作について、「『PHASE 2』の時点で、2年連続でフル・アルバムをリリースすることは予定として見えていました。まず『PHASE 2』をしっかり作った状態からもう1枚クオリティの高いアルバムを連続で制作することは自分たちの大きなテーマだったので。でも似通ったアルバムとも思われたくないし、急いで作ったとも思われたくない。だけどその短期間で満足のいくハイクオリティの作品を出すのって、本当に簡単なことではなくて......。準備して制作に入ったつもりでしたが、頭からボツになるフレーズが多かったりで予定がどんどん遅れていったりと、1曲仕上がるまで今までより時間がかかった印象がありました。そういった状況でさらにいろんな問題が並行して起きたので、今まで通りではまったくなかったですし、むしろ異例のこと続き[注 1]だったので、ギリギリにはなりましたが本当に完成して良かったなって思います[3]」と語っている。
また、先行リリースしたシングル2曲については、「より進化してる新しいラスベガスをみせたかったので、そういう意味では核となる2曲......バンド・サウンドの「Let Me Hear」と、日本語のメロや明るいダンス・チューンの「Starburst」が決まった状態でアルバムを作り始めることができたのは良かったと思います[3]」とのこと。
Remove ads
評価
激ロック代表の村岡俊介は、本作について「「Let Me Hear」「Starburst」という2枚の傑作鉄板シングルを軸に、ドローンが派手に飛び交うMVが話題のストレートなTrack.1、スクリーム・ラップ的な巧妙な掛け合いがミドル・テンポの重厚なEDMに乗り繰り広げられるTrack.6、ラスベガスのポップな側面を最大限に生かしたTrack.7など、どれもが遊び心に満ち個性豊かな楽曲がひしめいている[4]」とコメント。
タワーレコードオンラインにてライターの山口哲生は、「喜怒哀楽すべてをブチ込んだように大胆な曲構成とエモいメロディーで駆け抜ける"Meaning of Existence"やダンスに特化した"Party Boys"など爆発力の高い曲はもちろん、中盤のミディアム"Gratitude"あたりの〈ポップス〉な手触りの楽曲(と言っても彼ららしい派手さは健在!)も印象的。大型フェスから各地のライヴハウスまで、会場に強烈な一体感(=Feeling of Unity)を生み出すであろう全11曲だ[5]」とコメント。
Remove ads
記録
2015年10月12日付の週間アルバムチャート(オリコン)では、21,573枚を売り上げ、2位を記録。初のアルバムでのトップ3入りを果たした。
収録曲
Remove ads
曲解説
- Cast Your Shell
- Meaning of Existence
- 打ち込みトラックがありつつリフやシャウトも取り入れたコア系ダンス・チューンにしたかったとのこと[2]。
- Sxunは「歌とシャウトの掛け合いで進んでいくサビのシャウト・パートに音程をつけていたり、"クロテイル"っていう音階があるドラムのシンバルを使っていたり、So(Clean Vo/Prog)のエフェクト・ヴォイスやヒップホップ的なパートなど新しい要素を散りばめて曲を作りました」と語っている。
- Escape from the Loop
- Starburst
- 4thシングル曲。
- Interlude
- Party Boys
- きれいな聴きやすいEDMというよりパワー系のちょっとゴリっとしたEDMテイストを入れている[8]。タイトル通り「パーティー系」の曲をイメージして制作されたが、メインのパートがシャウトとシンガロングの掛け合いだったり、ラップっぽいパートがあったりと、みんながずっと踊り続けてくれるようなリズムを強調した楽曲[8]となっている。SoとSxunがユニゾンで同じメロディを歌う部分は、懐かしい感じのJ-POPを意識しているとのこと[8]。
- またSxunは、「ずっとミドル・テンポで進んでいくので、ここだけはガツンといくというようなわかりやすい起伏があまりないというか、頭からずっとノリ続ける感じなんですよね。ライヴでのことも考えて、最後にみんなの高揚感を煽るようなBPMの上がったパートを持ってくることで落ち着きました。結果的にすごく自分たちでも気に入った曲に仕上がりました[8]」と述べている。
- アルバム発売の翌年4月に発売された映像作品「The Animal in Screen II」にミュージックビデオが収録されている。
- Gratitude
- Ignite Your Frail Mind
- The Demon Called Careless
- Let Me Hear
- 3rdシングル曲。
- Journey to Aim High
Remove ads
タイアップ
Cast Your Shell
- PCオンラインゲーム『CLOSERS』テーマソング(セガゲームス)[6]
Let Me Hear
ツアー
以下の日程でリリースツアーが組まれた。
Remove ads
演奏
脚注
Wikiwand - on
Seamless Wikipedia browsing. On steroids.
Remove ads