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Frostbite (ゲームエンジン)
エレクトロニック・アーツのDICEが開発したゲームエンジン ウィキペディアから
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Frostbite(フロストバイト)は、EA DICEによって開発されたゲームエンジンである。Microsoft Windowsをはじめ、Xbox 360やPlayStation 3といった第7世代ゲーム機、Xbox OneやPlayStation 4といった第8世代ゲーム機など、クロスプラットフォームで使用できるように設計されている。Frostbiteは元々、ファーストパーソン・シューティングゲームであるバトルフィールドシリーズで採用されていたが、レースゲームやリアルタイムストラテジーゲームといった様々なジャンルにも採用されるようになった。
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バージョン
Frostbite 1.0
2008年開発、バトルフィールド バッド カンパニーで初めて採用された[2]。様々な音から周囲の音量を下げ、特定の音だけを聴きやすくするHDR Audioを採用。また、プレイヤーが壁などのオブジェクトを破壊した際の表現を行うDestruction 1.0を採用[3]。
Frostbite 1.5
2009年開発、バトルフィールド1943やバトルフィールド バッド カンパニー2などに採用されている[4][5]。Destruction 1.0を改良したDestruction 2.0を搭載。Windowsにも対応され、完全ではないがDirectX 11にも対応した。このバージョンは、メダル・オブ・オナーのマルチプレイヤーモードでも採用され、Frostbiteをバトルフィールドシリーズ以外で使用した最初の作品となった[6]。
Frostbite 2
2011年開発、バトルフィールド3などに採用されている。DirectX 11に完全に対応し、APIや64ビットプロセッサにも対応したが[7]、DirectX 9には対応しなくなった。Destruction 3.0を搭載し、プレイヤーにとって落下した瓦礫に致死的ダメージを与えるといった要素を自然な表現で実装できるようになった。制圧射撃の追加や、乗り物を破壊する前に無効化できる要素もエンジン上で対応できるように含まれている[8]。
Frostbite 3
2013年発売のバトルフィールド4などに採用されている。DirectX 11.1に対応している。Destruction 4.0を搭載し、バトルフィールド4ではプレイヤーの行動によって環境が劇的に変化する。例えば、マップ上のダムを破壊することにより、マップ全体に水があふれるような変化を起こすことができる。このような効果はレボリューション(Levolution)として知られている[8][9]。バトルフィールド他にも、FIFAシリーズや後継のEA Sports FCシリーズにも採用されている。
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Frostbiteを使用しているゲーム一覧
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脚注
外部リンク
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