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HIP 57050
おおぐま座の恒星 ウィキペディアから
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HIP 57050 とは、太陽系から36光年の距離にある赤色矮星である。おおぐま座の方角にあるが、視等級が11.9と暗いので肉眼で見ることはできない。2010年までに周囲に太陽系外惑星が一つ発見されている。
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特徴
HIP 57050 は太陽と比べて小さいM4型の主系列星で、質量は太陽の0.34倍、半径は0.4倍と推定されている。表面温度は3190Kで、光度は太陽の1.49%(67分の1)しかない。恒星は98日の周期で数パーセントの変光を示しているが、これは天体の自転に対応したものと考えられている。また、太陽近傍の恒星としては最も金属の豊富な部類に入り、鉄は太陽の2倍の割合で含まれている[3]。
2010年には、HIP 57050を公転する太陽系外惑星HIP 57050 b が発見された。この惑星は土星と同程度の質量を持つ巨大ガス惑星と見られ、恒星から0.16AU(地球と太陽の距離の0.16倍)の軌道を41日で一周している。恒星HIP 57050のハビタブルゾーンは0.112-0.215AUと推定されており、惑星の軌道はその範囲内にある[3]。
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参考文献
関連項目
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