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IMac (Appleシリコンベース)

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IMac (Appleシリコンベース)
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AppleシリコンベースのiMacは、Appleディスプレイ一体型デスクトップパソコンである「iMac」製品ラインのうち、2021年に販売開始された、メインプロセッサにAppleシリコンを採用するシリーズである[5]

概要 別名, 開発元 ...

AppleシリコンARM64を採用したApple設計のSoCの総称であり、iMacの歴史の中で、PowerPCおよびX86に続く新アーキテクチャの採用となる。

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概要

2020年6月22日、Appleのティム・クックCEOは、Macがインテル製プロセッサから、ARM64アーキテクチャを採用した自社デザインのプロセッサに移行すると発表し、Appleシリコンというブランド名を披露した[6]

2021年4月20日、AppleはApple M1を採用したiMac (24インチ, M1, 2021)を発表した[7]

2023年10月30日、AppleはApple M3を採用したiMac (24-inch, 2023)を発表した[8]

2024年10月28日、AppleはApple M4を採用したiMac (24-inch, 2024)を発表した[9]

歴代モデル

要約
視点

iMac (24インチ, M1, 2021)

Apple M1を搭載したiMacは、2012年以来の大規模なデザイン変更を行い、電源を外部にした薄型の筐体、スリムなベゼル、フラットな背面、iMac (Summer 2001)以来のカラーバリエーションを実現した[10]

ピクセル数4,480×2,520(Appleは4.5Kと称している)、解像度218ppiの24インチ内蔵ディスプレイ、改良された画像信号プロセッサによる1080p FaceTimeカメラ、3つのマイクアレイ、ドルビーアトモス空間オーディオに対応した6スピーカーサウンドシステムを搭載している。また、Wi-Fi 6、USB4、6K出力(Pro Display XDRが動作する)にも対応している。外部ディスプレイのサポートは、USB-C/Thunderbolt経由での1台のディスプレイに限られる(従来の21.5インチのインテル搭載モデルでは、USB-C/Thunderbolt経由で2台の4Kディスプレイを駆動できる。)[11]

筐体の刷新に伴い、電源は専用のACアダプター方式に変更され、ギガビット・イーサネット・ポートはPoEの技術を応用することにより、電源アダプタにギガビット・イーサネット・ポートを内蔵することで、ケーブル1本で電力供給とネットワーク機能が利用可能である。本体と接続する電源アダプターは着脱が容易なマグネット式プラグを採用。電源プラグは従来モデル同様に国際規格IEC 60320-1 C14プラグを採用しているため、iMacの過去機種に付属の電源ケーブルの流用が可能である。なお、8コアGPUモデルでは専用の電源アダプタが同梱される(7コアGPUモデルに付属の電源アダプタにはギガビット・イーサネット・ポートは標準搭載されておらず、オプションでギガビット・イーサネット・ポート搭載の電源アダプタへ変更可能)。

入力機器は、本体と同色のアルマイト処理パーツを使ったMagic Mouse 2またはMagic Trackpad 2(オプション)が同梱される。また、角をより丸くした新しいMagic Keyboardは、標準版、Touch IDセンサー搭載版、テンキーおよびTouch ID搭載版の3種類ある。当初はTouch ID搭載のMagic Keyboardは他のAppleシリコン搭載Macモデルにも対応しているものの、iMacへの同梱のみであり単体では販売されていなかったが2021年8月3日より単体での販売も開始された[12]。ただし、単体販売でのカラーはシルバー(ホワイトキーまたはブラックキー)のみとなる。

本体色の選択肢及び標準同梱のキーボードは、GPUコア数の違いにより異なる。

仕様

さらに見る 7コアGPUモデル, 8コアGPUモデル ...

iMac (24-inch, 2023)

Apple M3を搭載したiMacは、2021モデルのデザインを踏襲し、電源を外部にした薄型の筐体、スリムなベゼル、フラットな背面、カラーバリエーションを実現した。初期出荷の一部でmacOS Ventura 13.5(22G2074), (22G2080)がプリインストールされたものを除いて、macOS Sonoma 14.1 (23B2073) で出荷されている[16][17]

本体色の選択肢及び標準同梱のキーボードは、GPUコア数の違いにより異なる。

さらに見る 発売日, 部品番号 ...

iMac (24-inch, 2024)

Apple M4を搭載したiMacは、引き続き2021モデルのデザインを踏襲し、電源を外部にした薄型の筐体、スリムなベゼル、フラットな背面を維持し、同名色のまま明るくなった新色カラーバリエーションで展開している[20]。初期出荷のmacOS Sequoia‌ 15.0 (24A8332)[21]を除いてmacOS Sequoia 14.1 (24B2083)で出荷されている。

標準同梱のキーボードは、Thunerboltのポート数の違いにより異なる。

さらに見る 発売日, 部品番号 ...
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脚注

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