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MacOS Big Sur
macOSシリーズの17番目のバージョン ウィキペディアから
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macOS Big Sur (マックオーエス ビッグサー)は、Mac用のオペレーティングシステムであるmacOSの17番目のメジャーリリース。バージョンナンバーは11。macOS Catalinaの後継として、2020年6月22日のWWDC 2020の基調講演で同年秋にリリース予定と発表された[1][2]。2020年11月10日のApple Eventにて、11月13日リリースと発表され[3]無償配布されている。
名前はカリフォルニア州セントラルコーストにある沿岸地域ビッグサーに由来する。バージョンナンバーは11となり、Mac OS X Public Beta以降の20年近く用いられてきたメジャーバージョンである10から変更された。
従来のIntelベースのMacに加えてAppleシリコンを搭載したMac上でも動作する。macOSが複数のアーキテクチャに対応するのはv10.5 Leopard以来約13年ぶりである。ユーザーインターフェースが大幅に変更されたほか、開発者によって許可されたiOSとiPadOSのアプリが動作するようにもなった[4][5]。
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システム要件
対応機種は以下の通り。一つ前のリリースであるmacOS Catalinaをサポートする機種のうち、2012年、2013年モデルのMacの一部が対象から外れた[6]。
- MacBook: 2015以降
- MacBook Pro: Late 2013以降
- MacBook Air: 2013以降
- Mac mini: 2014以降
- iMac: 2014以降
- iMac Pro: 2017以降(全モデル)
- Mac Pro: 2013以降
特徴
要約
視点
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デザイン
メニューバーやDock、ウィンドウなど、macOS全体にわたってインターフェースがリデザインされた[7]。また、サイドバーのウィンドウの高さの最大化が拡張されたり、ツールバーもリデザインされたりと、よりiOSに近いインターフェースとなった[8][9]。またmacOS付属アプリケーションのアイコンを一新することにより他のApple製品端末との一貫性を持たせた[8]。
また、アプリケーションごとにアクセントカラーを持たせることができるようになった[10]。これに合わせて、iOSなどで用いられてきたSF Symbolsが更新され、macOSのサードパーティアプリケーションの開発者が容易に利用できるようになった[11][12]。
これらの変更について、Appleは「Mac OS Xのリリース以来最大となるデザインのアップグレード」と表現した[1]。
コントロールセンター
Wi-Fi、Bluetooth、AirDropなどの設定を速やかに変更できる機能であるコントロールセンターは、これまでiOS及びiPadOSのみに搭載されていたが、今回初めてmacOSに追加された。iOSのものとは異なり、メニューバーからクリック1回で呼び出す仕様となる[7]。また、デザインもiOSのものと全く異なっている。
通知センター
アプリケーションからの通知を集約して表示する通知センターには、通知のグループ化や通知上での操作が追加された。また、iOS 14で採用されたウィジェットが導入され、大きさや配置の自由度が増した。Mac App Storeで通知センター用のウィジェットが検索できるようになった[1]。
Safari
Mac App Store
アプリケーションのダウンロードサービスを提供するMac App Storeには、以下の機能が追加されている[1]。
- 通知センターのウィジェット
- Safari拡張機能
- 各アプリのページのプライバシー情報。
- 家族共有での支払い
その他
- 起動音が復活し、起動音のオンオフの切り替えが「システム環境設定」で変更可能になった。
- システムレベルでWebP画像に対応した。
- Time MachineがAPFSに対応し、省スペースかつ高速となった[15]。
- Appleシリコン版[16]、Intel版[17]ともに、The Open GroupによるUNIX 03認証を受けたUNIXオペレーティングシステムである。
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バージョン履歴
要約
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脚注
外部リンク
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