トップQs
タイムライン
チャット
視点

IPad (第4世代)

アップルが開発、販売したタブレット型コンピューターの第4世代 ウィキペディアから

IPad (第4世代)
Remove ads

iPad(アイパッド)は、Appleが開発・販売しているタブレット型コンピューターで、iPad シリーズの第4世代にあたる機種(以下、第4世代iPadと呼ぶ)。iPad シリーズの第1世代にあたる機種(以下、第1世代iPadと呼ぶ)および同時に発表された第1世代iPad miniと区別する為、Appleは iPad Retinaディスプレイモデル(アイパッド レティナディスプレイモデル)の名称を用いていた[1]。なお、2013年発売のiPad Air (第1世代)以降、およびiPad mini (第2世代)以降のモデルもRetinaディスプレイが採用されている。

概要 製造元, 種別 ...
Remove ads

概要

iPad シリーズの4代目の製品で、2012年10月23日にサンノゼで開催されたイベントでiPad miniと同時に発表された[2]

第3世代モデル発表からわずか約7か月と異例の速さでこのモデルが発表された。第3世代モデルの後継機種で、最大の変更点はコネクターを従来の『30ピンDockコネクタ』からiPhone 5より採用された『Lightningコネクタ』への変更である。これに併せる形でオプションのカメラコネクションキットもLightning対応型が発売される。CPUApple A5XからApple A6Xに変更され、iPad (第3世代)と比べてグラフィックパフォーマンスが2倍の速度になった[2]。また、前面カメラの解像度が120万画素に向上、HDの720p動画撮影にも対応している。ストレージ容量は当初は従来機種と同様に64GBまでの3種類だったが、2013年2月に128GBモデルが追加される[3]。その他のスペックは、9.7インチのディスプレイなど変化はしていない[2]

日本での販売チャンネルも、第3世代モデルSoftBankのみの取り扱いから、本機種より4S以降のiPhoneと同じくauKDDI沖縄セルラー電話)でも取り扱いを開始することとなった[2]

LTEは、第3世代モデルでは北米(AT&T、ベライゾン)のみ対応だったが、このモデルではグローバル対応となり、日本で発売されるモデルA1460は、Bands 1(2GHz帯)/3(1800MHz帯)/5(850MHz帯CLRバンド)/13(700MHz帯SMHバンドcブロック)/25(1900MHz帯を拡張したPCS拡張バンド)に対応している(北米向けのCDMA非対応モデルである「モデルA1459」は、Bands 4(AWS英語版バンド)/17(700MHz帯・SMHバンドbブロック)に対応)[2]。日本ではソフトバンクのSoftBank 4G LTE(2.1GHz帯とイー・モバイルとの提携で対応予定の1.7GHz帯)、auのau 4G LTE(2.1GHz帯のみ)に対応する。また3G回線についてもソフトバンクはプラチナバンドやHSPA+(最大21Mbps)、auはWIN HIGH SPEEDに対応する。

Remove ads

ソフトウェア

初期搭載OSは、iOS 6で、iOS 10までサポートが継続された。2017年に開催されたWWDC2017で発表されたiOS 11ではサポート対象外となった。サポート対象外となった理由についてだが、iPad4世代には32-bitのSoC(A6X)搭載されており、64-bit OSであるiOS 11に対応しないためである。

なお、2019年7月22日にWi-Fi+cellularモデルのみiOS 10.3.4(14G67)が配信された。

年表

  • 2012年10月23日(米国時間) - サンフランシスコで開かれた製品発表会で第4世代iPadを発表[2]
  • 2012年10月26日 - 予約受付開始[4]
  • 2012年11月2日 - Wi-Fiモデル発売開始[5]
  • 2012年11月16日(米国時間) - 米国にてWi‑Fi + Cellularモデル発売開始[6]
  • 2012年11月30日 - 日本にてWi‑Fi + Cellularモデル発売開始[7]
  • 2013年1月30日 - 128GBモデルを発売すると発表[3]
  • 2013年2月5日 - 128GBモデルを発売開始[3]
  • 2013年5月31日 - 全モデルの日本国内価格改訂[8]。値上げ理由は、日経などの取材で「円安ドル高による改訂」としている[9]。アメリカ市場では値段は据え置かれている[10]
  • 2013年10月22日 - iPad Air (第1世代)の発表を受けて販売を終了。
  • 2014年3月18日 - iPad 2の販売終了を受けて16GBモデルのみ販売を再開、同時に価格を改訂[11]
  • 2014年10月16日 - iPad Air 2の発表を受けて再び販売を終了。

価格

アメリカ合衆国と日本での本体価格

販売当初から2013年5月30日まで

さらに見る モデル, 16 GB ...
さらに見る モデル名, フラッシュメモリの容量 ...

2013年5月31日現在

さらに見る モデル, 16 GB ...
さらに見る モデル名, フラッシュメモリの容量 ...
Remove ads

iPadモデルの変遷

(横スクロールできる画像です)

11インチiPad Pro (第5世代)13インチiPad Pro (第1世代)11インチiPad Pro (第4世代)12.9インチiPad Pro (第6世代)11インチiPad Pro (第3世代)12.9インチiPad Pro (第5世代)11インチiPad Pro (第2世代)12.9インチiPad Pro (第4世代)11インチiPad Pro (第1世代)12.9インチiPad Pro (第3世代)10.5インチiPad Pro12.9インチiPad Pro (第2世代)9.7インチiPad Pro12.9インチiPad Pro (第1世代)IPad mini (A17 Pro)IPad mini (第6世代)IPad mini (第5世代)iPad mini 4iPad mini 3IPad mini (第2世代)IPad mini (第1世代)13インチiPad Air (第2世代)13インチiPad Air (第1世代)IPad Air (第7世代)IPad Air (第6世代)IPad Air (第5世代)IPad Air (第4世代)IPad Air (第3世代)iPad Air 2iPad Air (第1世代)iPad (第11世代)iPad (第10世代)iPad (第9世代)iPad (第8世代)iPad (第7世代)iPad (第6世代)iPad (第5世代)iPad (第4世代)iPad (第3世代)iPad 2iPad (第1世代)

注釈

  1. 日本経済新聞 2012年10月24日1ページに「円・ドル(東京)79円78銭-79銭」と記載がある。
  2. 産経新聞 2013年1月30日13ページに「1米ドル 90円65銭65-66銭」と記載がある。
  3. 産経新聞 2013年6月1日14ページに「1米ドル 100円62銭-64銭」と記載がある。

出典

外部リンク

Loading related searches...

Wikiwand - on

Seamless Wikipedia browsing. On steroids.

Remove ads