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IWGP USヘビー級王座

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IWGP USヘビー級王座(IWGP USヘビーきゅうおうざ)は、新日本プロレスが管理、認定していた王座。

概要 詳細, 管理団体 ...

概要

要約
視点

2017年5月12日、新日本プロレスROHの共催興行、WAR OF THE WORLDSツアーのハマースタイン・ボールルーム大会にて、新日本会長の菅林直樹より、本王座の新設が発表された[1]

同王座は、7月1日と2日の両日に渡ってアメリカのロングビーチ・コンベンション・アンド・エンターテイメント・センターにて行われる、G1 Special in USAの開催を期に設立されたものであり、同大会の目玉のひとつとして取り上げられた[1]

6月12日、初代王座決定トーナメントとして全8選手が参加を表明し、初日に1回戦が4試合、2日目は準決勝2試合、決勝が実現[2]。結果としてトーナメントを制したケニー・オメガが初代王者として認定された[3][4]

「US」の名を冠しているが、カナダのケニー・オメガやニュージーランドジェイ・ホワイトイギリスウィル・オスプレイといったアメリカ合衆国出身ではない選手も戴冠している。日本人選手では、棚橋弘至が初の戴冠となったほか、KENTASANADAも戴冠している[5]。戴冠していない日本人選手では、初代王座決定トーナメントに内藤哲也石井智宏が出場(石井が決勝戦に進出)。初代王者ケニー・オメガにYOSHI-HASHIが、第8代王者ジョン・モクスリー鈴木みのる永田裕志が、第16代王者ウィル・オスプレイに内藤哲也と海野翔太が、第18代王者ウィル・オスプレイに辻陽太と海野翔太が挑戦したことがある。また、第14代王座決定戦に石井智宏が出場している。

2023年に2度目の戴冠を果たした第18代王者のオスプレイは8月12日、イギリス人の自分が他国の王座を持つことを拒絶し、IWGP USヘビー級王座のベルトを放り投げた[6]。代わりに中央にユニオンジャックを配し、「UNITED KINGDOM CHAMPION」の文字が刻まれた新しいデザインのベルトを披露[6]、「IWGP UKヘビー級王者」を自称するようになった。オスプレイは過去にRPWアンディスピューテッド・ブリティッシュ・ヘビー級王座を「IWGPブリティッシュ」の王座とする、「IWGPの英国王座」の構想を立てたことがある[7]が、違う形で実現することになった。実際にこのベルトを懸けて選手権試合が行なわれ、新日本プロレスが「IWGP US(UK)ヘビー級王座」と表記していることから、「IWGP UKヘビー級王座」のベルトは、IWGP実行委員会から正式に認められたものとみられる[8]。10月14日(日本時間15日)にはザック・セイバーJr.と、ロンドンの地でイギリス人同士の「IWGP UKヘビー級選手権試合」が実現している[9]

同年11月4日、大阪大会のメインイベント後にデビッド・フィンレーが、海野翔太を下し防衛を果たした王者オスプレイと海野のセコンドに付いていて挑戦をアピールしていたモクスリーの2人をシレイリで襲撃し、外道が持ち込んだハンマーによってIWGP USヘビー級王座、IWGP UKヘビー級王座2つのベルトを破壊し挑戦をアピールすると共に新ベルトの作成を要望した。なお破壊されたベルトはバックルの部分等が取れた状態となった。

11月6日、新日本プロレスは同月4日大阪大会で起きたことを受け、2024年1月4日ベルクpresents WRESTLE KINGDOM 18 in 東京ドーム」にてオスプレイ、フィンレー、モクスリーの3WAYマッチを行う事を発表、それと共に破壊された2つのベルトに代わる新王座の創設も発表した。12月11日に行われた記者会見でIWGP GLOBALヘビー級王座の創設が正式に発表され、IWGP USヘビー級王座は現役の王座としての役目を終えることになった。これにより、WRESTLE KINGDOM 18における3WAYマッチはIWGP GLOBALヘビー級王座の初代王座決定戦への変更が発表された[10]

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初代王座決定トーナメント

  1回戦[11]
7月1日
準決勝[12]
7月2日
決勝[12]
7月2日
                           
ピン
22:31
ケニー・オメガ
ピン
ジェイ・リーサル
12:56
ピン
  08:30
 
ケニー・オメガ
ピン
石井智宏
31:20
  サブ
10:04
ザック・セイバーJr.
ピン
石井智宏
11:42
ピン
15:51
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歴代王者

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主な記録

  • 最多戴冠回数:3回 - ジュース・ロビンソン(第3・5・15代)、棚橋弘至(第10・12・14代)
  • 最多連続防衛回数:5回 - ジョン・モクスリー(第8代) 
  • 最長保持期間:564日 - ジョン・モクスリー(第8代)
  • 最短保持期間:13日 - 棚橋弘至(第14代)
  • 最多通算防衛:7回 - ウィル・オスプレイ
  • 日本人戴冠者:棚橋弘至(第10・12・14代)、KENTA(第11代)、SANADA(第13代)

脚注

関連項目

外部リンク

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