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L-09C

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L-09C
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L-09C(エル ゼロ きゅう シー)は、LGエレクトロニクスジャパンによって開発された、NTTドコモによる第3.9世代移動通信システムLong Term Evolution(LTE)通信サービスXi(クロッシィ)に対応した初のモバイルWiFiルータ端末である。またFOMAハイスピードにも対応する。スタイリッシュ モバイルWi-Fiルーターと銘を打ち発売される。

概要 キャリア, 製造 ...
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概要

2010年に日本でNTTドコモによって開始された、第3.9世代移動通信システム、Long Term Evolution(LTE)通信サービスXi(クロッシィ)に対応した、日本初のXi対応のモバイルWiFiルータである。

Xiに対応していることで、下り最大75Mbps、上り最大25Mbps [1] という光ファイバー並の高速通信に対応している。またXiエリア外ではFOMAハイスピード通信に自動で切り替わり、下り最大7.2Mbps、上り最大5.7Mbpsに対応するため、日本全国のFOMAハイスピードエリアで利用することが可能となる。14MbpsのFOMAハイスピードにも対応。

WiFi機能としては IEEE 802.11b/g/nに対応するため、150MbpsのIEEE802.11nを利用すれば、Xiの高速通信を遅滞なく利用することが可能となる。

同時接続数は、同時に10台まで利用が可能となるため、自宅の多くのニンテンドーDSPSPといった携帯ゲーム機やPC、WiFi対応家電、スマートフォンといったWiFi対応機器に接続するだけでなく、SOHOとしての利用も可能となる。

バッテリーは2700mAhの大容量タイプを採用していることと、節電モードも用意されており通常モードとワンボタンで切り替えが可能となっている(節電モード時にはWi-FiがOFFになり、利用時にはWi-Fiボタンによる復帰が必要)。Xi網で最大6時間、FOMA網で最大8時間、待受時間は約35時間と長時間の利用が可能となる。[2]

海外では3Gローミングに対応しているため、WORLD WINGの3Gエリアで利用が可能となる。海外パケ・ホーダイにも対応する。国際ローミングはGSM, GPRSなどの2Gは未対応。

端末にはサブディスプレイが装備されており、電波状態や電池残量などの確認が可能となっている。

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歴史

不具合・アップデート

2011年12月6日のアップデート[3]
  • 電源起動時にまれにドコモUIMカードを認識しない場合がある不具合を修正。
2014年7月14日のアップデート[3]
  • 一部のスマートフォンとWi-Fi接続した際、まれに切断される場合がある不具合を修正。
  • ビルド番号がV10bV10cからV10dになる。
2016年5月30日のアップデート[4]
  • 特定の環境下において、電池の持ちが悪くなる場合がある不具合を修正。
  • ビルド番号がV10bV10cV10dからV10eになる。

関連項目

脚注

外部リンク

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