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LXQt
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LXQtは完全なデスクトップ環境の提供を目的とした、開発中のソフトウェアパッケージのバンドルである。LXQtはLXDEとRazor-qtの両プロジェクトを統合して作られた。
歴史
LXDEのメンテナである台湾人プログラマーの洪任諭 (Hong Jen Yee) はGTK+ 3に不満があったため[3]、2013年初期にQtを試し[4]、2013年5月26日にQtベースのPCManFMの初版をリリースした[3]が、彼は「GTK+とQtのバージョンは共存させるつもりだ」と発言してLXDEにおけるGTK+からの離脱を意味するものではないと説明した。その後、彼はQtにLXDEのXRandRフロントエンドを移植した[5]。
2013年7月3日に洪任諭は全てのLXDEスイートのQt移植をアナウンスし[6]、さらに同年7月21日にRazor-qtおよびLXDEの両プロジェクトの統合をアナウンスした[7][8]。この統合により、GTK+とQtのバージョンは最初は共存していたが、最終的にGTKバージョンは中止されQt移植に全てのリソースを集中することが明らかになった[7]。LXDE-QtとRazor-qtを統合したものはLXQtと改名され[9]、2014年5月7日に最初のリリースであるバージョン0.7.0が利用可能となった[10]。
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ソフトウェアコンポーネント
LXQtは数多くのモジュラーコンポーネントから構成される。その中にはQtやKDE Frameworks 5に依存するものもある[11]。
ロードマップ
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動作速度
LXQtは『軽量デスクトップ環境』であることを自ら謳っている[13]が、動作に必要なリソースがLXDEやXfceよりも多いことは洪任諭自身が認めている[14]。これについては、GTK+2を使い続けるわけにはいかず、GTK+3はQtよりもリソースを消費する以上、Qtは『悪くない選択』だとしている。
バージョン履歴
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関連項目
- Razor-qt
- X Window Systemデスクトップ環境の比較
脚注
外部リンク
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