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Lights (globeのアルバム)
globeのアルバム ウィキペディアから
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『Lights』(ライツ)は、2002年に発売されたglobeの7枚目、及び8枚目のフルアルバム。2月6日リリースの『Lights』と、4月17日リリースの『Lights2』がある。
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解説
小室哲哉一人で自己流のプリプロダクションからミックスダウンまでを担当した。サポートミュージシャンも起用せず、生のアコースティックギターに聴こえる音もRoland Fantomを使っている。アルバムのコンセプトは「自分が広めてしまったも同然のJ-POPのお約束を少しずつ崩したい」「『Aメロ→Bメロ→サビ』の定番方式ではなく、『Aメロ→Bメロ→Aメロ』でヒット曲を作りたい」「ラストの『Many Classic Moments (epilogue)』をまだ続くような雰囲気で締めて、1枚目に戻って聴き直して、globeの世界に浸って欲しい」としている[1][2]。
- Lights
シングル「Many Classic Moments」と同時リリース。 KEIKOの提案で1stアルバム「globe」を聴き直し、「globeが求めるもの・求められているもの・変わったもの・変わらなかったもの」を見つめ直す所からスタートした[3]。
- Lights2
「Lights」完成後3日間のオフの直後、2002年5月3日に放映される「globe&シャガール 絵と音楽のファンタジー~赤と青の伝説~」に合わせつつ、当時小室の中にあった発想を「練り上げるのではなく、出し惜しみせずに出し切りたい」という意向もあり、大部分のレコーディングはパリのStudio Guillaume Tellで行われた。そのためマーク・パンサーはこの状況を「作らなきゃ間に合わないモード」と例え、焦るあまり詞が1行も進まず、1度は全てを投げ出して遊びに行ってしまった。しかしそのおかげで別の視点を持て、一気に詞を書くのがはかどった[4]。
メンバーの間で「『Lights』より進化していないとダメ」という約束をし合い、その一環として一部の楽曲制作をマークに託した[5]。
『Lights2』は『Lights』連動BOXケース仕様であり、『Lights』のケースがそのまま入るようになっている。『Lights2』の曲番号は、『Lights』からの通し番号が振られている。
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アートワーク
ジャケット写真のコンセプトは「光」である。結成から3人で次の活動指針を「灯」として照らし続けたが、「outernet」で自分達が次はどこに行けばいいのかが分からなくなり、ファンを含めて迷走してしまった過去を振り返り、小室が「改めて、メインボーカルの存在感・歌唱力・表現力が大事な時代になった」と痛感したことで、テレビ番組でも司会がマイクを向ける先が小室ではなくKEIKOに向けられることを「目標」にするために、KEIKO一人だけでの撮影となった[6]。
収録曲
Lights
Lights2
楽曲解説
Lights
- Many Classic Moments
- 26thシングル。表記は無いがアルバムバージョン。
- テレビ東京系「倫敦音楽館 Lon-mu」オープニングテーマ。
- Merry Go Round
- What's the justice?
- 25thシングルのカップリング。表記は無いがアルバムバージョン。
- テレビ東京系アニメ『サイボーグ009 THE CYBORG SOLDIER』オープニングテーマ。
- genesis of next
- 25thシングル。表記は無いがアルバムバージョン。
- テレビ東京系アニメ『サイボーグ009 THE CYBORG SOLDIER』エンディングテーマ。
- Come Into Existence
- マークがアレンジを手掛けるに当たって、小室はマークにバックトラックの素材を全て渡しどれを使うか選択してもらい、小室自身は音色のチョイスとミックスダウンをサポートした。マークは正月返上でPro Toolsの63chを使って様々な音色を入れたが、アルバム全体に対してのバランスを考えていなかったために、最初はサイケデリックトランス調のアレンジになってしまい、実際には小室による直接的なアレンジが2度入った。それでもKEIKOから「格好良い」と褒められた時には「すごく助かったと思った」と振り返っている[7][1][3]。
- 女神
- try this shoot
- Stop! In the Name of Love
- Lights brought the future
- fade in2
- 『Lights2』への前振りとして制作された。「アナログ盤でSIDE Aの続きがSIDE Bでフェードインして始まる感じ」を目指した[7]。
Lights2
- 11. fade in2 (part2)
- 作品としての連続性を示すために「11」と表記している[4]。
- 曲間なしで次のトラックに繋がっている。
- 12. TRANSCONTINENTAL WAY
- 「録音はパリで行われて、仕上げは日本で行われたことでユーラシア大陸を越えた」という意味と、スペルは違うが「trance」をかけた[4]。
- 13. OVER THE RAINBOW
- 27thシングルの1曲目。表記は無いがアルバムバージョン。
- 14. Knockin'on the door of my heart
- 15. STARTING FROM HERE
- 16. ひとりごと
- 17. edge of darkness
- マークの音色チョイスについて、小室は「日本人には中々出来ない、良い意味で暗い音」と評した[4]。
- 18. INSPIRED FROM R&B
- 27thシングルの2曲目。シングル盤とはタイトル表記が異なるが、同じ音源を用いている。
- ポンピドゥー・センター&シャガール家秘蔵作品「マルク・シャガール展」イメージソング。
- 日本テレビ系「AX MUSIC TV」AX POWER PLAY #002選曲。
- 19. US
- 歌詞のテーマは「ちょっと切ない男女の日常風景」である[4]。
- 20. liquid panorama
- 21. Many Classic Moments (epilogue)
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クレジット
Lights
- Produced : 小室哲哉 & globe
- Mixed : Dave Ford, 小室哲哉
- Mastered : 前田康二
- Engineered : 若公俊広, 佐竹央行, かめだまさたか
- Synthesizer Programming : 岩佐俊秀, 村上章久
- Chief A&R : 柳和実
- A&R : 佐々木淳
- Public relations : 下川大介, ふるかわまさとし, ほしのしげのぶ
- Production supported : おおきけんと
- Advisory produced : 千葉龍平
- General produced : 林真司, 大下勝朗, 土屋純一
- Executive Produced : 松浦勝人
- Art Direction, Design : THROUGH.
- Photographer : 内田将二
Lights2
- Produced : 小室哲哉 & globe
- Mixed : Dave Ford, 小室哲哉
- Mastered : 前田康二
- Engineered : 若公俊広, 佐竹央行, かめだまさたか, たけうち, うめむら, Fabrice Zep & Vincent Chevalot
- Synthesizer Programming : 岩佐俊秀
- Chief A&R : 柳和実
- A&R : 佐々木淳
- Public relations : 下川大介, 阿久津明, ほしのしげのぶ
- Production supported : おおきけんと
- Advisory produced : 千葉龍平
- General produced : 林真司, 大下勝朗, 土屋純一
- Executive Produced : 松浦勝人
- Art Direction, Design : THROUGH.
- Photographer : 内田将二
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脚注
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