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Rojam Entertainment

かつて存在した香港の総合音楽プロダクション ウィキペディアから

Rojam Entertainment
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Rojam Entertainment(ロジャム・エンタテインメント)は、かつて香港を拠点に活動していた総合音楽プロダクション。創業者は小室哲哉

概要 種類, 市場情報 ...
概要 種類, 市場情報 ...

持株会社であるRojam Entertainment Holdings Limited(ロジャム・エンタテインメント・ホールディングス)をグループの中核企業として、主に東アジア地域で音楽事業を展開していた。2002年から2009年までは吉本興業の関連会社でもあった。

業績の低迷や他社による買収など紆余曲折を経て、2011年8月23日Media Asia Group Holdings Limited(メディア・アジア・グループ・ホールディングス、中国語: 寰亞傳媒集團有限公司)に社名を変更。現在は小室や吉本興業とは無関係の企業となっている。

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概要

  • 当初は小室哲哉主宰のインディーズレーベルとして設立されたが、次第にレコード会社芸能プロダクション、プロデュース・製作集団など様々な側面を有していった。
  • 社名の由来は「MAJOR」の逆さ読み。小室の「どんなメジャーレーベルも最初はアマチュア」という意向で名づけられた[1]。スローガンは「Major Entertainment Network in Asia」。
  • プロデューサーチームとしての活動は、楽曲制作・ボーカルディレクションは小室が集めた約50人もの所属プロデューサーの中で行われ、小室は自ら所属するユニット以外のアーティストに直接関わる事は極力避け、アジアの200人に上るDJから届いたボーカルトラック・リミックス音源の選定に関わるのを中心とし、飽くまでもアジア各国への歌手・DJ・リミキサーのプロモーションのオーガナイザーとして一歩引いた活動をしていた[2][3][4]
  • 「ROJAM.COM Compilation Vol.1」を2000年10月に発売する予定があった。収録楽曲の一部が「日落時突然想見你(BiBi)」「Busy...Bom-Ba-Ya?(BiBi)」「Close Your Eyes(Sharon Chan)」「一息間的放縱(Sharon Chan)」と判明している[2]
  • 小室にとってはレコード会社・プロダクションではなく、音源・ソフトコンテンツをメーカーに供給する制作会社であり、ネット配信がメインのインターネットサービスプロバイダと解釈していた[5]
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来歴

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制作作品

要約
視点

ROJAMレーベルより発表された作品

Celina

  • GOOD NEWS, BAD NEWS(2000年7月15日発売、5681001-7)※日本未発売

Zoie

  • 全力愛(シングル、2000年8月5日発売、5681002-7)※日本未発売

TM NETWORK

  • MESSaGE(シングル、2000年8月10日発売、5681003-7)
  • IGNITION, SEQUENCE, START(シングル、2000年10月25日発売、5681006-7)
  • We Are Starting Over(シングル、2000年11月27日発売、5681007-7)
  • Major Turn-Round(アルバム、2000年12月25日発売、5681002-2)
  • Major Turn-Round(アナログ盤、2001年発売、5681001-9)

Kiss Destination

宇都宮隆

  • RUNNING to HORIZON(シングル、2001年8月1日発売、5681009-7)
  • LOVE-ICE(シングル、2001年9月24日発売、5681010-7)
  • LOVE-iCE(アルバム、2001年10月25日発売、5681004-2)

木根尚登

  • 浮雲(ミニアルバム、2001年9月1日発売、5681003-2)
  • 徒然(ミニアルバム、2001年11月26日発売、5681005-2)

制作に参加した作品

系列会社

  • Rojam USA
小室が関与する原盤の制作会社[17]
  • ROJAM INTERNATIONAL
  • ROJAM Pictures,inc.(映像製作会社、ロサンゼルス・日本に設立)
  • ROJAM DISCO(上海市蘇州市に設立)
  • ROJAM Studios
小室の個人スタジオ。
ROJAM StudiosROJAM TECHNOLOGY JAPAN Studiosと表記されることもあった)」「ROJAM TECH FIVE STUDIO」の2スタジオが東京に設立されていた[18]。現在は2つのスタジオとも閉鎖し存在していない。
ROJAM TECH FIVE STUDIOは小室の当時の自宅を改造して作られ、大まかな旋律と音色作りに使用された。
ROJAM Studiosは、東京都品川区勝島倉庫を改造して作られ、400坪という広大な敷地の中に2つのメインスタジオに定まらず、いくつもの仕切りの中にあらゆる種類のシーケンサーと7000万円以上したというコンソール類が設置されていた。久保こーじ木根尚登岩佐俊秀村上章久DJ DRAGON松本零士専用のスタジオがあった[19]。最終的なミキシング作業はここで行われた[20]
小室の趣味で内装は「メタルギアソリッド」をイメージした近未来的な空間と、「ちょっと勘違いした」日本文化を折衷させた[19]。且つ全区画にビデオカメラを設置して映像を確認することにより、より的確なコミュニケーションと防犯に役立てた[20]
2004年以降は制作上では「ROJAM Studios」以外表示されなくなっていた。
小室の経営撤退後は小室の個人スタジオと兼ねてR and C運営の通常営業の録音・予行演習スタジオとしても営業し、2010年頃には完全閉鎖し、原状復帰された。
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かつて所属していたアーティスト

脚注

外部リンク

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