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Mac Catalyst
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Mac Catalystとは、macOS向けアプリの開発用フレームワークであり、アプリの実行環境である。
概要
アプリ開発者は、Mac Catalystを利用することでiPad向けアプリをmacOSでも実行できるよう開発することができる[1]。従来、macOS向けアプリとiOS/iPadOS向けアプリは明確にXcodeプロジェクトを分けて開発する必要があり、コードやリソースを共有することは開発者が注意深く行う必要があった。しかしmacOS Catalina以降に搭載されたMac Catalystの機能を利用することで、アプリ開発のビルドターゲットとしてmacOSを選択し、簡単に開発・移植ができるようになった。
Mac CatalystはiOS/iPadOSの実行環境を模して動作するため、macOSのバージョン毎に下記のようなiOS/iPadOSバージョンの違いがある。例えばmacOS Catalina上ではiOS/iPadOS 13以降をターゲットとして開発されたアプリは動作するが、iOS/iPadOS 14以降をターゲットに開発されたアプリは動作しない。
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詳細
Xcodeのプロジェクト内で展開対象のプラットフォームにMac Catalystを追加すると、Xcodeはプロジェクトに次の変更を加える[4]。
- デバッグ環境として"My Mac"を追加し、Xcodeを実行しているmacOS上でアプリを直接実行・デバッグできるようになる
- Mac互換のコンテンツのみをリンクまたは埋め込むようになる
- Macバージョンの最小展開ターゲットを設定したり、アプリのMacバージョン用のバンドル識別子を追加できるようになる
沿革
脚注
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