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Mozilla Firefoxのバージョンの変遷
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この記事では、主にデスクトップ版のMozilla Firefoxのバージョン変遷を掲載していく。 Android 版については、 Firefox for Mobile を参照。
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Firefox 1.0 以前
Firefox 1.0に至るまでにリリースされたバージョンである。すべてのリリースにコードネームが付されている。Firefoxの初期の名称がアメリカ合衆国、アリゾナ州の州都と同じPhoenixであったことから、一部を除きこれらのコードネームは、アリゾナ州に隣接するカリフォルニア州からPhoenixに至る地名を用いたものであり、ロードマップが不死鳥(Phoenix)の飛行ルートになぞらえて描かれていた時期があった。しかし、製品名に Phoenix を使用しなくなってからはあまりこれらのコードネームが前面に出ることはなかった。
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Firefox 1.0
Firefox 1.0.1以降は基本的にFirefox 1.0の脆弱性の修正。Gecko のバージョンは1.7。Firefox 1.0を除き、Firefox 1.0系には公式なコードネームは存在しない。
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Firefox 1.5
もともとFirefox 1.1としてリリースされる予定だったが、リリース予定時期が延期されるとともに、Firefox 1.5として改められた(ベータ版は1.4)。アルファ版の公開時には一般ユーザのダウンロードを防ぐため、コードネームの Deer Park (ニュージーランド、ケルビン・ハイツにある動物公園の名前)という名前が使われた。Firefox 1.5以降の開発コードネームは世界各国の国立公園の名称が使われている。また、trunk(本流の開発ライン)については2006年4月頃より Minefield のコードネームが使われている[1]。Geckoのバージョンは1.8.0。サポートは当初2007年4月24日で終了する予定であったが[2]、同年6月まで延長された[3]。Firefox 1.5.0.2以降のFirefox 1.5系列では、Windows 98 SE, Windows Me にインストールすると、正常にアンインストールできないバグがあることが知られている。
Firefox 2.0
要約
視点
コードネームはBon Echo(カナダ、オンタリオ州にある公園に由来)。Gecko のバージョンは1.8.1。初期の計画では9月19日に正式版がリリースされる予定と発表されていたが、さまざまな問題により約1ヶ月延期された。最終的に米国時間の10月24日に全世界で同時リリースされた[4][5]。2008年12月をもってサポートが終了した。
なお、このFirefox 2.0はその拡張性の高さや「より使いやすく、より安全に、より快適に」というコンセプトに正面から取り組み、Internet Explorer独占状態に近かったウェブブラウザに新たな選択肢を与えたことなどが評価され[6]、2007年度のグッドデザイン賞(コミュニケーションデザイン部門)を受賞している。
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Firefox 3.0
コードネームはGran Paradiso(イタリア北西部の国立公園に由来)。Gecko のバージョンは1.9.0。2010年3月をもってサポートが終了した[7]。
Windows Me以前の Windows、Mac OS X v10.3以前のMac OSのサポートが終了した。
協定世界時の6月17日17時00分(米国東部夏時間で17日13時00分、日本時間で18日2時00分)に全世界で同時リリースされた。リリース日は "Firefox 3 Download Day" とされ、キャンペーンの一環としてギネス世界記録認定の「世界で最も24時間以内にダウンロードされたソフトウェア」に挑戦した。24時間で8,002,530件のダウンロードが行われ、2008年7月2日に世界記録として正式に認定された[8][9]。
今回のバージョンからは、バージョン表記が4桁表示 "2.0.0.x" から、3桁表示 "3.0.x" に変更された。
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Firefox 3.5
要約
視点
コードネームはShiretoko(北海道東部にある知床国立公園に由来)。Gecko のバージョンは1.9.1。2011年4月をもってサポートが終了した。
Firefox 3.1としてリリースを予定していたが、2009年3月4日にFirefox 3.5としてリリースされることになった[10]。Beta 3まではFirefox 3.1として、Beta 4以降はFirefox 3.5としてリリースされた[11]。
- 主な新機能・変更点
- プライベートブラウジングモード
- 表示したページの履歴やcookieが保存されず、また検索バーに入力した文字、パスワード、ダウンロードしたファイルの情報も保持されなくなるモード。
- 位置情報通知機能
- ネット利用者のおおよそ位置をサイトに通知する機能。位置情報の通知は、ユーザーの許可において実施される。
- TraceMonkey
- JavaScriptエンジン。パフォーマンスと安定性が向上した。
- Web Open Font Format
- Mozillaも中心となって開発したダウンロード型のウェブ用フォント。
- ロゴデザインの変更
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Firefox 3.6
要約
視点
コードネームはNamoroka(マダガスカルにあるナモロカ国立公園に由来)。2010年1月21日に公開され、2012年4月23日をもってサポートが終了した[12]。
第三者により公開されているプラグインのアップデートの確認が可能になった。簡単にテーマ変更できる軽量テーマのPersonasのサポート。旧バージョンでも動作はしていたが、このバージョンよりWindows 7を正式にサポートした。HTML5やCSS3などの仕様への対応も行われ、HTML5 File APIなどに新しく対応した。
- Lorentz
- コードネーム Lorentz(インドネシアのロレンツ国立公園に由来)と呼ぶFirefox 3.7が計画された。コードネーム Electrolysisと呼ぶプラグインのプロセス分離 (Out-of-Process plug-ins; OOPP)、続いてコンテンツ処理とユーザーインターフェイスのプロセス分離、その後にブラウザ タブのプロセス分離などが検討された。
- 後に計画は後退し、OOPPを除くすべての計画は白紙となり、成果を組み入れるタイミングは曲折があったものの、最終的に大幅な変更が必要であったMac OS X用を除き、Firefox 3.6.4で組み込まれた。Mac OS X版でのOOPP実装と、それ以外の計画は次のメジャーアップデートに持ち越された。
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Firefox 4
コードネームはTumucumaque(ブラジルにあるトゥムクマケ国立公園に由来)。2011年3月22日にリリースされ、Firefox 5のリリースをもってサポートが終了した。
- 80言語以上にローカライズされた
- 新しいJavaScriptエンジン JägerMonkey(イェガーモンキー)を搭載した
- Do Not Track (DNT) ヘッダに対応した
- Firefox Syncを搭載した
- タブグループ (Panorama) が搭載された
- WebGL、HTML5フォームAPI 、音声データAPI、CSSトランジションに対応した
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ラピッドリリース
要約
視点
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Firefox 5からFirefox 45までは原則6週間ごと(例外はFirefox 6がFirefox 5から8週間後、Firefox 18がFirefox 17から7週間後[46])、2016年2月以降は6~8週間の幅をもたせた不規則なスケジュール[47]、2019年以降は4週間ごと(例外はFirefox 89と90が前バージョンから6週間後、95・96・109が前バージョンから5週間後)のラピッドリリースである。
Firefox 5(およびMozilla Thunderbird 5)以降は、Firefox (Thunderbird) とGeckoのバージョン番号が統一されている[48]。
Firefox 5
2011年6月21日にリリースされ、 Firefox 6 のリリースをもってサポートが終了した。
- CSSアニメーションに対応した。
- バックグラウンドのタブで設定されている setTimeout と setInterval のタイマー間隔が、パフォーマンス向上のため 1000ms に固定された。
Firefox 6
2011年8月16日にリリースされ、Firefox 7のリリースをもってサポートが終了した。
- データ管理ウィンドウ
- プラグインチェックつきのアドオンマネージャ
- オンデマンドのタブグループによる起動の高速化
- JavaScriptをテストできるスクラッチパッド
- Server-Sent Events
- WebSocket hybi-07 対応
- progress 要素
- window.matchMedia
- ロケーションバーのドメイン強調表示
Firefox 7
2011年9月27日にリリースされ、 Firefox 8 のリリースをもってサポートが終了した。
- メモリ使用量の削減。ガベージコレクションの改善。
- レスポンス、起動時間、ページ読み込み時間などのパフォーマンスを向上
- ロケーションバーから http:// の表記を消す
- 起動の高速化
- サイトごとの保存先の記憶
- CSS3 Text-Overflow ellipsis
- フォントレンダリングの改良
- canvas要素のレンダリングに Windows 版(要Direct2D)で Azure を採用して、高速化
- WebSocket hybi-10 (Sec-WebSocket-Version 8) 対応[57]
- Firefox Sync 同期の高速化
- Navigation Timing
- Web コンソールの強化
Firefox 8
2011年11月8日にリリースされ、 Firefox 9 のリリースをもってサポートが終了した。
- アドオンの管理機能の強化、インストールされているアドオンの確認
- 起動時にタブの復元を行う場合、タブを選択するまで読み込まない設定ができるようになった
タブドラッグ中のアニメーションの変更[注 1]- デフォルトのサイトアイコンの変更
- menu要素 - コンテキストメニューを設定できる
- insertAdjacentHTML
- 未使用のメモリ領域、通称「ダークマター」の改善によるメモリ使用量の削減。audio要素やvideo要素はより少ないスレッド、メモリで動作するようになった
- クロスオリジン WebGL テクスチャ
Firefox 9
2011年12月20日にリリースされ、 Firefox 10 のリリースをもってサポートが終了した。
- 型推論の導入により、JavaScript が8と比較して最大で45%高速化
- 「トラッキングの拒否」のための JavaScript のインターフェイス
- chunked XMLHttpRequest - XMLHttpRequest で受信中のデータの取得が可能になる
- Media Fragment URI
- HTML5 ビデオファイル再生 UI の改善
- CSS font-stretch, text-overflow の改善
- Mac OS X Lion でのテーマ統合, 2本指スワイプナビゲーション
Firefox 10 (ESR)
2012年1月31日にリリースされ、 Firefox 11 のリリースをもってサポートが終了した。法人向け延長サポート版 (ESR) は54週間にわたりサポートされ、Firefox 19のリリースをもって終了した。
- アドオンのバージョン互換性を柔軟に判断
- 「進む」ボタンを無効時に非表示
- HTML5 ビデオのスナップショットの保存、統計データ表示
- Firefox Sync のセットアップの容易化
- W3C Page Visiblity API
- createProcessingInstruction
- WebGL アンチエイリアシング
- CSS 3D トランスフォーム
- フルスクリーン API(mozRequestFullScreen, W3C Fullscreen API ベース)
- mouseenter, mouseleave イベント
- dataURL でも Web Worker を生成できるようになる
- Eclipse Orion の統合
- 開発者向けツール
- コードエディタ
- CSS 定規ビュー
- ページ インスペクター/ハイライター
- コンソール オブジェクト補完
- スタイル インスペクター
Firefox 11
2012年3月13日にリリースされ、 Firefox 12 のリリースをもってサポートが終了した。
- Firefox Syncでのアドオンの同期[83]
- Google Chromeからのデータインポート
- メディアファイルのUI改善
- アプリケーションキャッシュの削除
- 開発者向けツール
- 3D DOM ビューア Tilt を統合
- スタイルエディタ
- 「ObjShrink」による JavaScript メモリ使用量の削減[84]
- outerHTML
- バッテリーAPI
- IndexedDB にファイルの保存
- media 要素の loop 属性
- SPDY Draft 2(標準設定はオフ)
- WebSocket が Moz プリフィックスなしで利用可能。RFC 6455 対応。
- XMLHttpRequest Level 2 の HTML Parsing に対応
Firefox 12
2012年4月24日にリリースされ、 Firefox 13 のリリースをもってサポートが終了した。
- アップデート時におけるUACダイアログの省略
- HTML5のメディアコントローラの改良
- パフォーマンスの向上
- 巨大なJavaScriptコードの分割実行
- 画像読み込みの高速化
- Mac版、Linux版でCanvasの描画速度を向上
- 空白のタブによく見るページを表示する機能の試験実装
- タブ一覧ボタンが通常非表示になる
- 起動時、選択されるまでアプリタブを読み込まないよう設定可能になった
- ページ内検索の強調表示を変更
- スペルチェック辞書の内容を取り消せるようになる
- ダウンロードマネージャにファイルのURLを入力することで直接そのファイルをダウンロード可能になる
- ECMAScript Harmony の Simple Maps and Sets の実装[88]
- ツールチップでの改行のサポート
- XMLHttpRequest でタイムアウトをミリセカンド単位で指定可能
- OS X 版のネイティブ動作モードが64bitに
Firefox 13
2012年6月5日にリリースされ、 Firefox 14 のリリースをもってサポートが終了した。Windows 版ではこのバージョンより Windows XP SP2 以上の対応となる。
- パフォーマンスの向上
- 起動時、アクティブタブのみを読み込む機能が標準で有効化されるなど最適化を行うことで起動時間を短縮
- Cycle Collector の改善によるメモリ解放の最適化
- スタートページのデザインの刷新
- SPDY がデフォルトで有効化され、 SPDY 2 に対応したページの読み込みが高速化される。
- 空白のタブによく見るページを表示する機能を導入。12と比較するとサムネイルが大きくなった。
- Firefox を初期状態にリセットが可能
- モバイル版で Mobile か Tablet かがつくようになった
- ECMAScript Harmony の for...of 構文
Firefox 14
2012年7月17日にリリースされ、 Firefox 15 のリリースをもってサポートが終了した。
- OS X 10.7 で、ネイティブフルスクリーン対応
- Pointer Lock API (Mouse Lock API) 対応
- Google での検索に https を利用
- 開発ツールで擬似クラスをより扱いやすくした
- JavaScript に Map, Set を追加
- クリックしない限り、 Flash が自動で実行されなくなる「click-to-play plugins」を実装[96]
- アドレスバーのファビコンをブロックし、代わりに SSL 証明書を使用しているかどうかがアイコン表示される[97]
Firefox 15
2012年8月28日にリリースされ、 Firefox 16.0 のリリースをもってサポートを終了する予定であったが、改めて Firefox 16.0.1 のリリースをもってサポートが終了した(後の項目に理由の記述あり)。
- これまでアドオンとして配布されていた PDF ビューア「 pdf.js」を内蔵(about:config による設定が必要)
- 設定画面をブラウザ内で表示可能にする「 In-content preferences」を実装(about:config による設定が必要)[101][102]
- バックグラウンドで自動更新するサイレントアップデートに対応 (Windows)
- SPDY v3 に対応
- WebGL 機能を改良
- アドオンのメモリ使用量を最適化(メモリリークの修正)
- 開発ツールに JavaScript デバッガを統合
- インスペクタに新しいレイアウトビューを追加
- 高精度イベントタイマーを実装
- CSS word-break プロパティを実装
- サイトのデスクトップ向けレイアウトとモバイル向けレイアウトを切り替えられるレスポンシブデザインツールを追加
- Opus 音声コーデックにネイティブ対応
- audio/video 要素の played 属性に対応
- source 要素の media 属性に対応
- タブキーで要素のフォーカス移動を繰り返すと、フォーカスリング(フォーカスの当たった要素の周りに表示される点線)が徐々に太くなる問題が解決
Firefox 16
2012年10月9日初版の Firefox 16.0 がリリースされたが、直後脆弱性が発見されたため公開が一時停止された。[106]2012年10月11日改めて Firefox 16.0.1 がリリースされた。 Firefox 17.0 のリリースをもってサポートが終了した。 OS X 版ではこのバージョンより OS X Mountain Lion に正式対応するが、 OS X v10.6 Snow Leopard 以上の対応となる。 Windows 版ではこのバージョンより Windows 8 に対応する。
- OS X では VoiceOver の限定的なサポートが デフォルトで 有効になった
- Web アプリケーションサポート の初期実装
- JavaScript の応答性を向上
- 開発者ツールバーを搭載
- CSS3 Animations, Transitions, Transforms and Gradients のベンダー接頭辞が除外
- デジタル署名のハッシュアルゴリズムにて MD5 のサポート廃止
- Opus 音声コーデックがデフォルトで有効になった
- about:memory でタブ毎のメモリ使用量が確認できるようになった
- ユーザーエージェント文字列にメジャーバージョンだけを含めるようになった(例: 16.0.1 が登場しても、それからは 16.0 であるとしてサーバに通知される)
Firefox 17 (ESR)
2012年11月20日にリリースされ、 Firefox 18 のリリースをもってサポートが終了した。法人向け延長サポート版 (ESR) は54週間にわたりサポートされ、Firefox 26のリリースをもって終了した。
- Facebook 等の SNS 用に Social API を実装
- 脆弱性がよく狙われるプラグインに対して Click to Play を実装
Firefox 18
2013年1月8日にリリースされ、 Firefox 19 のリリースをもってサポートが終了した。
- IonMonkey コンパイラによって JavaScript が更に高速化
- Mac OS X Lion 以降で Retina ディスプレイをサポート
- WebRTCの初期的サポート
- W3C の Touch イベントを実装
- HTTPS ページで安全でないコンテンツの読み込みを無効化
Firefox 19
2013年2月19日にリリースされ、 Firefox 20 のリリースをもってサポートが終了した。
- PDF ビューアを組み込み
- Canvas 要素に描かれた画像を canvas.Blob を利用して出力可能になった
- 起動速度が向上
- WebGL 描画処理の問題を修正
- -private コマンドオプション付で起動した場合に、プライベートブラウジングモードではないという旨の誤ったメッセージが表示される問題を修正
- 高解像度モードの使用時に、ページをスクロールしてプラグインコンテンツの上半分が隠れる状態にするとプラグインの描画更新が停止することがある問題を修正
Firefox 20
2013年4月2日にリリースされ、 Firefox 21 のリリースをもってサポートが終了した。
- ウィンドウ毎のプライベートブラウジングに対応
- ファイルダウンロードのユーザインターフェイスを刷新
- プラグインの応答がない場合にブラウザも一緒にフリーズすることなくプラグインを終了させられるようになった
- 新しい JavaScript プロファイラツールを搭載
- WebRTC の getUserMedia を実装し、 Web から端末のカメラやマイクを(ユーザの許可の下で)利用できるようになった
Firefox 21
2013年5月14日にリリースされ、 Firefox 22 のリリースをもってサポートが終了した。
- Do Not Track (DNT) のユーザインタフェースを改良
- アプリケーションの起動時間の短縮方法を必要に応じて提案するようになった
- Firefox ヘルスレポートが先行的に実装
- 新しいタブページにおいて、削除されたサムネイルを復元できるようになった
- SpiderMonkey から E4X サポートが削除
- リモートプロファイリングが実装
- アドオン SDK ローダと API ライブラリが Firefox に統合
- ファンクションキーを押した時に機能しないことがある問題を修正
- 閲覧履歴とダウンロード履歴の削除機能が統合
Firefox 22
2013年6月25日にリリースされ、 Firefox 23 のリリースをもってサポートが終了した。
- Windows のみ、画面のスケーリングオプションに従うようになり、高解像度のディスプレイにおいて文字をより大きく描画できるようになった
- OS X のみ、ドックアプリケーションアイコンにダウンロードの進行状況が表示されるようになった
- HTML5 の audio と video のプレイバックレート(再生速度)を変更できるようになった
- アドオンマネージャにソーシャルサービス(Facebook, mixi など)の管理機能が追加
- asm.js による最適化 (OdinMonkey) が利用できるようになり、パフォーマンスが向上
- Canvas が非同期に更新されるようになり、 WebGL の描画性能が向上
- テキストファイル表示時に、単語を折り返して表示するようになった
- セキュリティ向上のため、 Components オブジェクトを Web コンテントから参照不可になった
- 画像描画のメモリ使用量とスピードが向上
- 全画面表示以外でも、 Pointer Lock API を利用できるようになった
- CSS3 の Flexbox が実装され、デフォルトで利用できるようになった
- 新しい Web Notifications API が実装
- clipboardData API が追加、 JavaScript からユーザのクリップボードにアクセスできるようになった
- 新しいフォントインスペクタが組み込まれる
- <data> 要素と <time> 要素を利用できるようになった
- 高解像度スクロールに対応したタッチパッドでのスクロールが遅く感じられる問題を修正
Firefox 23
2013年8月6日にリリースされ、Firefox 24 のリリースをもってサポートが終了した。
- ロゴを新しい物に変更
- 混在コンテンツをブロックするように、これにより中間者攻撃や HTTPS 通信を利用するページの盗聴を防ぐことができる
- 開発ツールにオプションパネルが追加
- 「画像を自動的に読み込む」「 JavaScript を有効にする」「常にタブバーを表示する」のチェックボックスを環境設定から削除
- about:memory のインタフェースを改善
- アドオンのインストール通知インタフェースをシンプルに
- DXVA2 を利用して高速に H.264 のデコードできるようになった(Windows Vista 以降に限り利用可能)
- 利用する検索エンジンへの変更をブラウザ全体に対して行えるようになった
- コンテンツセキュリティポリシ (CSP) の文法と動作が標準に合わせたものへ変更
- <input type="file"> の描画を改善
- wrtc.org の音声リサンプラーを Speex の物と置き換え、また仮想 44000 Hz を削除
- 「画像を自動的に表示する」と「タブバーを常に表示する」のチェックボックスを設定から削除、またこの2つの設定は初期値に戻された
- HTML5 の <input type="range"> が実装
- キーボタン用の新しい ARIA ロールを利用することで、タッチインタフェース向けのページをよりアクセシブルにできるようになった
- ソーシャル API を利用してページを共有する機能が追加
- Web コンソールが更新
- text-decoration: blink; から点滅効果が削除、また blink 要素をサポートしなくなった
- 開発ツールにネットワークモニタが追加
Firefox 24 (ESR)
2013年9月17日にリリースされ、 Firefox 25 のリリースをもってサポートが終了した。法人向け延長サポート版 (ESR) は54週間にわたりサポートされ、Firefox 33のリリースをもって終了した。
- Mac OS X 10.7 以降で採用された新しいスクロールバーをサポート
- 右側のタブを閉じる機能を実装
- ソーシャル:チャットウィンドウを切りはなして、移動できるようになった
- ピン留めされたタブがアクセシビリティ面で改善
- 証明書失効リスト機能を削除
- 新しいタブへの読み込み速度が向上
- 画像のタイリングとスケーリングに関してSVGの描画性能が大幅に向上
- Webコンソールを改善し、エラーコンソールを置き換え
- プロファイルディレクトリ、もしくはアプリーケーションディレクトリにあるシャーロックファイルをサポートしなくなった
- wrtc.org の音声リサンプラーを Speex のものと置き換え、仮想 44000 Hz を削除
Firefox 25
2013年10月29日にリリースされ、 Firefox 26 のリリースをもってサポートが終了した。
- Web Audio をサポート
- 検索バーがタブ間で共有されなくなった。
- 前回起動時からひと月以上間が空いている場合、他のブラウザから履歴や設定を読み込むかどうかを尋ねるようになった。
- リセットしてもセッション情報が保持されるようになった。
- CSS3 の background-attachment:local が実装された。
- ECMAScript 6 の関数が多く実装された。
- iframe の srcdoc 属性に対する処理が実装され、インラインフレーム内に埋め込めるようになった。
- 新しくタブを開いたときにページのサムネイルが表示されない、もしくは空欄になる不具合を修正。
Firefox 26
2013年12月10日にリリースされ、 Firefox 27 のリリースをもってサポートが終了した。
- パスワードマネージャがスクリプトによって作られたパスワードフィールドに対応した
- 複数の CSP ポリシーに対応、これによりスペックにある enforce ポリシーと report-only ポリシーを利用できるようになった
- Java プラグインの起動にクリックが必要になった
- Math.ToFloat32 が、可能であればどのような値でも Float32 に変換するようになった
- appcache 利用時の通知がされないようになった
- CSS の image orientation 属性をサポートした
- Social API のソーシャルブックマーク機能が複数のソースシャルブックマークサービスに対応した
- IndexedDB が気軽に使えるようになり、利用時に通知を行う必要がなくなった。また、データは一時的なストレージエリア中のプールに保存され、LRU に従って転送されるようになった
- 画像単体の表示時に、JPEG 画像に含まれる EXIF 情報を利用して縦横を決めるようになった
- 表示されない画像をデコードしないようになったため、表示速度が向上した
Firefox 27
2014年2月4日にリリースされ、 Firefox 28 のリリースをもってサポートが終了した。
- ソーシャルAPIが改良され、複数のサービスからの通知やチャットなどを同時に受けられるようになった
- TLS 1.1 (RFC 4346) と TLS 1.2 (RFC 5246) がデフォルトで有効になった
- SPDY 3.1をサポート
- 'all:unset' を利用してスタイルをリセットできるようになった
- JavaScriptデバッガが難読化されたコードを整形し直して表示できるようになった
- fieldset要素のoverflow属性が実装され、fieldset内でのスクロールが可能になった
- セキュリティ向上のため、iframeサンドボックスでallow-popupsディレクティブが利用できるようになった
- CSSのcursor属性値である-moz-grabと-moz-grabbingをベンダ接頭辞をつけなくても利用できるようになった
- SpiderMonkeyがECMAScript 6のgeneratorをサポート
- ECMAScript 6の関数 Math.hypot を利用できるようになった
- Canvasが破線をサポート
- Linux上でのコンテントレンダリングに Azure/Skia が利用できるようになった
Firefox 28
2014年3月18日にリリースされ、 Firefox 29 のリリースをもってサポートが終了した。
- VP9でエンコードされた動画を再生できるようになった
- Mac OS X: 通知センターがweb notificationsをサポート
- HTML5のvideo要素やaudio要素で音量を調節できるようになった
- Opusを利用したWebM動画を再生できるようになった
- spdy/3が実装された。これはspdy/2を利用できなくなったためであり、spdy/3に対応しないサーバとはhttp/1で通信を行う
- MathML 2.0のmathvariant属性が利用できるようになった
- バックグラウンドスレッドのハングアップが通知されるようになった
- multi-line flexboxが利用できるようになった
Firefox 29
2014年4月29日にリリースされ、 Firefox 30 のリリースをもってサポートが終了した。
- カスタマイズモードが一新され、カスタマイズが容易になった
- メニューによく使われる機能がまとめられ、表示位置が右側に移動した
- ユーザインターフェースのデザインが一新され、Australis UIが導入された
- タブのデザインが滑らかなものに変更された。また、アクティブでないタブは目立たなく表示されるようになった
- 新機能を紹介するインタラクティブなツアーが用意された
- Firefox アカウントを作成することで Firefox Sync が設定されるようになった
- Gamepad API が利用できるようになった
- en-USロケールで使用されている場合、検索バーでの Yahoo 検索に HTTPS を利用するようになった
- マレー語 [ma] で利用できるようになった
- W3C Web Notification による通知をクリックすると、その通知を発行したページの表示されているタブへ切り替わるようになった
- 'box-sizing' がベンダ接頭辞なしで利用できるようになった
- Web Worker から Console オブジェクトを参照できるようになった
- Promises が標準的に利用できるようになった
- SharedWorker が標準的に利用できるようになった
- <input type=number> が利用できるようになった
- <input type=color> が利用できるようになった
- ECMAScript の国際化 API が利用できるようになった
- アドオンバーが削除され、アドオンバー上のコンテンツはナビゲーションバーへ移された
- URLSearchParamが実装された
Firefox 30
2014年6月10日にリリースされ、Firefox 31 のリリースをもってサポートが終了した。
- GStreamer 1.0 をサポート
- Mac OS: Command-E で選択している文字列をページ内検索欄にセットできる
- サイドバーボタンが実装された。これによりブックマークやソーシャル機能、履歴をより簡単に表示させられることが可能になった
- WebIDL で定義されたコンストラクタを Web ページ内で関数として利用できなくなった
- バンドルされているもの、およびホワイトリストに記載されているものを除き、プラグインの利用には設定が必要になった
- box-shadow に関する表示上の不具合を修正
- Web Audio 使用時の音量をウィンドウごとに変更できるようになった
- background-blend-mode が標準で利用できるようになった
- <input type="reset|button|submit"> に line-height が設定できるようになった
- EcmaScript 6 の機能である、配列の内包表記が利用できるようになった
- エラースタックに列番号が含まれるようになった
- Canvas のコンテキストオプションに alpha が指定できるようになった
- パスワードマネージャがパスワードの保存を尋ねる場合、autocomplete="off" を無視するようになった
- 型付き配列に属性を追加できなかった不具合を修正
Firefox 31 (ESR)
2014年7月22日にリリースされ、Firefox 32 のリリースをもってサポートが終了した。法人向け延長サポート版 (ESR) は54週間にわたりサポートされ、Firefox 40のリリースをもって終了した。
- 新しく開いたタブに検索欄が追加された
- mozilla::pkix が標準の証明書検証器となった
- ダウンロードされたファイル中のマルウェアがブロックされるようになった
- OpenType MATH table の一部分が実装された
- Windows: アプリケーションが設定されていない場合、Firefox が ogg ファイルがの再生および pdf ファイルの表示を行うようになった
- capability.policy.* を利用してサイト特有の許可設定を行う CAPS が削除された。checkloaduri は唯一の例外として、以前と同様、file:// URL からのロードの許可のために利用できる
- 日本語ロケール:検索エンジンに Bing が追加された
- WebVTT が実装され、利用できるようになった
- CSS variables が実装された
- 開発ツール:アドオンデバッガが利用できるようになった
- 開発ツール:Canvas デバッガが利用できるようになった
- Array.prototype.fill が利用できるようになった
- Object.setPrototypeOf が利用できるようになった
- CSP 1.1 の nonce-source と hash-source が標準で利用できるようになった
- 開発ツール:カラーピッカーにスポイトが追加された
- 開発ツール:表示されているボックスモデル中の数値を編集できるようになった
- 開発ツール:エディタにさまざまな機能が追加された
- 開発ツール:コンソールにスタックトレースが表示できるようになった
- 開発ツール:cURL 形式でコピーできるようになった
- 開発ツール:コンソールにログをスタイル付きで出力できるようになった
- navigator.sendBeacon が標準で利用できるようになった
- onbeforeunload イベントで生成されたダイアログが、ブラウザの他の部分へのアクセスをブロックしなくなった
- 部分的に選択されたリンクテキストを利用したコンテキストメニューからの検索に関する不具合を修正
Firefox 32
2014年9月2日にリリースされ、Firefox 33 のリリースをもってサポートが終了した。
- 新しい HTTP キャッシュ (v2) が標準で有効になった
- 世代別 GC が統合された
- 公開鍵のピンニングが有効になった
- パスワードマネージャでログインに関するメタデータを閲覧できるようになった
- 検索ツールバーに検索結果の件数が表示されるようになった
- 低地ソルブ語 [dsb] がサポートされた
- いくつかの 1024 bit ルート証明書が削除され無効になった
- パスワードマネージャとアドオンマネージャの性能が向上した
- drawFocusIfNeeded が標準で有効になった
- ECMAScript 6 の組み込みメソッドである、Array#copyWithin が実装された
- CSS: position:sticky が標準で利用できるようになった
- mix-blend-mode が標準で有効になった
- Array.from が実装された
- navigator.languages 属性と languagechange イベントが実装された
- Vibration API が W3C の最新仕様にあわせて更新された
- CSS: -moz-background-inline-policy が box-decoration-break に置き換えられた
- 開発ツールのユーザインタフェースが HiDPI をサポートした
- インスペクタのボタンが左上に移った
- マークアップビューでは、隠れたノードはそうでないものと異なるスタイルで表示されるようになった
- Web Audio エディタが利用できるようになった
- スクラッチパッドにコード補完機能とインラインでのドキュメント表示機能が追加された
- Mac OS X: ウィンドウがない場合に Cmd-L を押しても新しいウィンドウが開かれない問題が修正された
- MSIE10 で必要とされる KB2670838 を適用した Windows 7、もしくは Windows 8.1 で生じていたテキストの描画に関する不具合が修正された
Firefox 33
2014年10月14日にリリースされ、Firefox 34 のリリースをもってサポートが終了した。
- Open H264 のサポート
- ロケーションバーでの検索体験の向上
- JavaScript の文字列処理が省メモリで高速になった
- スタートページ (about:home) および新規タブ (about:newtab) での検索にサジェスト機能がついた
- Windows: OMTC が標準で有効になった
- 新しい CSP (Content Security Policy) のバックエンドの実装
- HTTPS 経由で HTTP プロクシに接続できるようになった
- セッション復元機能の信頼度の向上
- アゼルバイジャン語 [az] の追加
- window.crypto 属性および関数の削除
- デバッガインタフェースのために、JSD (JavaScript Debugger Service) が削除された
- DOMMatrix インタフェースの実装
- CSS3 Counter Style 由来の @counter-style の実装
- 3次ベジェ曲線が編集できるようになった
- インスペクタでイベントリスナが設定されている要素が確認できるようになった
- @media サイドバーが追加され、スタイルシート中の @media 規則が表示されるようになった
- 開発ツール:再描画が確認できるようになった
- インスペクタで @keyframes が編集できるようになった
- スタイルインスペクタで Transform が可視化されるようになった
- HTTP1.1 の転送の中断が検知された際に、完了していないダウンロードが完了とマークされることがある不具合の修正
Firefox 34
2014年12月1日にリリースされ、Firefox 35 のリリースをもってサポートが終了した。
- ベラルーシ、カザフスタン、ロシアの各ロケールでデフォルトの検索エンジンが Yandex となった
- 検索バーが改善された(en-USのみ)
- リアルタイムコミュニケーションクライアントである Firefox Hello が搭載された
- カスタマイズモードでテーマを変更できるようになった
- Wikipedia を HTTPS 経由で安全に検索できるようになった(en-USのみ)
- HTTP/2(draft14) と ALPN が実装された
- Windows: 「Firefox は起動していますが応答しません」と表示するダイアログでロックされた Firefox を復帰させられるようになった
- SSLv3 が利用できなくなった
- window.crypto 属性および関数が再び利用できるようになった(なお同属性 / 関数は、Firefox 35 で削除される予定)
- Apple OS X version 2 で署名された
- ECMAScript 6 の WeakSet が実装された
- JavaScript Template String が実装された
- CSS3 の Font variant とカーニングなどのフォントの調整が実装された
- WebCrypto: RSA-OAEP、PBKDF2、AES-KW がサポートされた
- WebCrypto: wrapKey と unwrapKey が実装された
- WebCrypto: JWK 方式の鍵をインポート / エキスポートできるようになった
- DOM API の matches が実装された(以前 mozMatchesSelector と呼ばれていたもの)
- ワーカ向けに Performance.now が実装された
- WebCrypto: ECDH がサポートされた
- WebIDE: Web アプリがブラウザ上で開発できるようになった
- スタイルエディタやインスペクタのルールパネル上で選択されたセレクタにマッチするノードがハイライトされるようになった
- プロファイラのインタフェースが改善された
- console.table が実装された
- 同時に始まり、表示、位置、Overflow や同じ属性が変化する CSS transition が正常に開始されるようになった
Firefox 35
2015年1月13日にリリースされ、Firefox 36 のリリースをもってサポートが終了した。
- Firefox Hello が正式リリースされた
- 新しい検索インタフェースがより多くのロケールで利用可能になり、インタフェース自身も改善された
- Firefox Marketplace へメニューの「ツール」からアクセスできるようになった
- Mac OS X Snow Leopard (10.6) 以降では新しいネイティブ API 経由での H264 (MP4) の利用を組み込みでサポートした
- タイルレンダリングが Mac OS X版で実装された
- 高画質画像のリサイズ性能が向上した
- 動的なスタイル変更の処理の改善により、応答性が向上した
- HTTP 公開鍵ピンニングが実装された。暗号化通信を行うサーバの認証をより安全・確実に行えるようになった
- JavaScript の "let" の意味が変更された
- Resource Timing API が実装された
- CSS フィルタが標準で有効になった
- CSS Font Loading API がサポートされた
- ::before と ::after の擬似要素を調査できるようになった
- セレクタにマウスオーバーすることで、それにマッチする要素が強調表示されるようになった
- ネットワークモニタでリクエストとレスポンスのヘッダの表示方式が変更された
- WebGL の EXT_blend_minmax 拡張をサポートした
- インスペクタ中のコンテキストメニューに「DOM プロパティを表示」が追加された
- 拡大、もしくは縮小された画像に必要なリソースが減少した
- PDF.js がバージョン 1.0.907 に更新された
- HTTPS を利用しない XHR において、正しいステータスコードが返されるようになった
Firefox 36
2015年2月24日にリリースされ、Firefox 37 のリリースをもってサポートが終了した。
- 新規タブページでピン止めしたタイルを Firefox Sync で同期できるようになった
- HTTP/2 をサポート
- ウズベク語 [uz] がロケールに追加された
- -remote オプションが削除された
- 安全ではない RC4 暗号を受け付けなくなった
- 長さが 1024 bit の RSA暗号鍵を段階的に廃止することとなった
- 終了時に動作を停止した場合、プログラムを終了させる前にクラッシュレポータを表示させるようになった
- アドオンの互換性を損なう変更が行われた[226]
- ECMAScript 6 のデータ型である Symbol をサポート
- CSS の unicode-range が実装された
- CSSOM-View のスクロールが実装された
- object-fit と object-position が実装された
- CSS の isolation属性が実装された
- CSS3 の will-change 属性が実装された
- 'const' の意味が ECMAScript 6 の仕様を満たすように変更された
- ECMAScript 6 の generator のパフォーマンスが改善
- デバッガで Eval sources を利用できるようになった
- DOM Promise を調査できるようになった
- インスペクタ:HTML ツリー上での貼り付け方式が増えた
- CSS のグラデーションの計算がアルファ乗算済みの色空間上で行われるようになった
- Facebook や Google から意図せずログアウトされる不具合を修正
Firefox 37
2015年3月31日にリリースされ、Firefox 38 のリリースをもってサポートが終了した。
- Firefox へのレーティングとフィードバックを行うシステム Heartbeat が実装された
- Yandex がトルコ語でのデフォルト検索エンジンとなった
- Bing の検索に HTTPS を利用するようになった
- 証明書の集中的な廃止のために OneCRL がサポートされた
- HTTP/2 AltSvc をサポートするサーバに対して、日和見暗号を利用するようになった
- サイトの安全性のため、TLS の安全でないバージョンフォールバックが無効になった
- SSL のエラー報告が拡張され、証明書がない場合のエラーも報告されるようになった
- TLS False Start を利用するために、AEAD construction を利用する暗号スイートが必要となった
- 証明書と TLS において DSA がサポートされなくなった
- Windows での WebGL の描画パフォーマンスが向上した
- Media Source Extensions (MSE) API の一部分が実装され、Youtube のネイティブ HTML5 再生が可能になった(Windows 版のみ)
- CSS の display:contents に対応
- ワーカースレッドから IndexedDB へアクセスできるようになった
- WebRTC の SDP/JSEP 実装が新しくなった
- デスクトップ版Firefox、Chromeと Android 版Chrome およびiOS版Safari 上でデバッグするためのタブが利用できるようになった
- インスペクタにアニメーションパネルが追加された
- ネットワークパネルに新しいセキュリティパネルが追加された
- デバッガパネルが chrome:// と about:// の URI をサポート
- Web コンソールに弱い暗号が記録されるようになった
Firefox 38 (ESR)
2015年5月12日にリリースされ、Firefox 39 のリリースをもってサポートが終了した。法人向け延長サポート版 (ESR) は54週間にわたりサポートされ、Firefox 47のリリースをもって終了した。
- 設定画面が新しくなり、タブを用いたものになった
- ルビをサポート
- ユーザ名及びパスワード用のフィールドでは、autocomplete=off が無効となった
- URL パーサが URL のフラグメント部分への設定時のパーセントエンコード、および URL の仕様に従って文字列からフラグメント部分を取得する場合のパーセントデコードを行わなくなった
- RegExp.prototype.source が、空の正規表現に対して "(?:)" を返すようになった
- speculative connection warmup によってページのロード時間が短くなった
- Web Workers から WebSocket が利用できるようになった
- BroadcastChannel API が実装された
- srcset 属性と picture 要素が実装され、レスポンシブ・イメージが利用できるようになった
- DOM3 イベントの KeyboardEvent.code が実装された
- Mac OS X:Media Source Extensions (MSE) API の一部分が実装され、Youtube のネイティブ HTML5 再生が可能になった
- Encrypted Media Extensions (EME) API が実装され、暗号化された動画や音声を再生できるようになった
- EME を利用して DRM コンテンツを再生するために、Adobe Primetime Content Decryption Module (CDM) が自動的にダウンロードされる
- 最適化によって削除される変数が、デバッガから確認できるようになった
- XMLHttpRequest のログが視覚的にラベルづけされてWeb コンソールに表示されるようになった。また、通信ログから XMLHttpRequest のみを抜き出すことが可能になった
- WebRTC で複数ストリームの利用と、再ネゴシエーションがサポートされた
- コンソールで copy コマンドが利用できるようになった
Firefox 39
2015年7月2日にリリースされ、Firefox 40 のリリースをもってサポートが終了した。
- Hello の通話の URL を SNS にシェアできるようになった
- Silk プロジェクト:アニメーションとスクロールがより滑らかになった (Mac OS X)
- Web アクセシビリティ: ARIA 1.1 の 'switch' ロールをサポート
- セーフブラウジング機能のうち、ファイルダウンロード時のマルウェアからの保護が有効になった(Mac OS X と Linux)
- Unicode 8.0 の肌色絵文字をサポート
- 安全でない SSLv3 通信のサポートを終了
- ダウンロードファイルに対するマルウェアの検知機能が、Mac の標準的なファイル形式に対応
- 破線の描画スピードが向上 (Mac OS X)
- List-style-typeの値に文字列が指定できるようになった
- CSS トランジションとアニメーションのカスケーディングが、現在の仕様のものになった
- Fetch API が有効になり、Dedicated / Shared / Service の各 Web Worker のネットワーク通信に利用できるようになった
- <link rel="preconnect"> が実装され、通信の可能性をブラウザに示すことが可能になった
- CSS Scroll Snap Points をサポート
- DOM インスペクタで、ノードをドラッグ & ドロップで移動できるようになった
- Web コンソールの履歴が、ツールボックスを閉じた後も保存されるようになった
- 3 次ベジェツールチップが、CSS アニメーションで利用できるタイミング関数を一覧表示するようになった
- オフライン時に、localhost への WebSocket 通信ができるようになった
- IPv6 の IPv4 へのフォールバック性能が向上
- ダウンロード中に HTTP 1.1 での転送が切断されたことを検知すると、ダウンロードが完了したと表示されることがある不具合を修正
- セキュリティ状態の表示が、以前に表示していたページに起因するコンテンツのロードを無視するようになった
- Hello の通話ウィンドウが表示されないことがある不具合を修正
- NSS を 3.19.2 に更新
Firefox 40
2015年8月11日にリリースされ、Firefox 41 のリリースをもってサポートが終了した。
- Windows 10 をサポート
- 望ましくない可能性のあるソフトウェアに対するダウンロードの保護を行うようになった
- タイルのサジェスト機能が実装された
- Hello の通話を始める際にサイトの URL を追加して、参加者へ話題や文脈を提供できるようになった
- アドオンマネージャのデザインが変更され、設定画面を同じウィンドウ内で表示するようになった
- GNU/Linux:非同期アニメーションにより、CSS アニメーションがよりスムーズかつ信頼性の高いものとなった
- グラフィックブロックリストが改善され、Firefox のバージョンを範囲で指定できるようになった
- Mozilla によって署名されていないアドオンに対して警告が表示されるようになった
- 初期化を非同期に行うことにより、NPAPI プラグインの性能が向上した
- Windows:ハードウェア vsync を利用することによりアニメーションとスクロールがより滑らかになった
- JPEG 画像を拡大 / 縮小した際のメモリ使用量が少なくなり、描画が高速になった
- HTTP認証が必要な、画像やスクリプトといった、ページを構成する副次的な要素に対して認証用ダイアログを表示しなくなった
- 標準では、IndexedDB のトランザクションが永続的ではなくなった
- AudioBufferSourceNode の detune 属性が実装され、再生音を cent で調整できるようになった
- 開発ツール内のパフォーマンスツールが改善され、ウォーターフォールビュー、コールツリービュー、フレームチャートビューが利用できるようになった
- ツールチップから CSS フィルタの値を調整できるようになった
- SharedWorker と ServiceWorker からのコンソール API を利用したメッセージが、Web コンソールに出力されるようになった
- ルーラーとハイライトツールが更新され、ルールとハイライトの表示がより軽くなった
- Inspector でフレームをまたいだ検索が行えるようになった
- カンナダ語の文が組み込みの PDF ビューワで正しく表示されない不具合を修正
- ページ読み込み中のアイコンが緑色から青色に変更された
Firefox 41
2015年9月22日にリリースされ、Firefox 42 のリリースをもってサポートが終了した。
- TSF (Text Services Framework) の利用により、Windows Vista 以降での IME サポートが向上
- Firefox アカウントのプロフィールに写真を設定できるようになった
- Firefox Hello にインスタントメッセージ機能が追加された
- SVG 画像が favicon として利用できるようになった
- box-shadow の描画がより高速になった
- WebRTC の利用には、PFS (Perfect Forward Security) が必須となった
- Windows 7 において、WARP が無効になった
- 画像のデコードがより高速になった
- 'transform' や 'opacity' を利用するアニメーションの、コンポジッタースレッドでの実行が有効になった
- MessageChannel と MessagePort API が標準で利用できるようになった
- SVG 要素の transform-origin 属性が実装された
- CSS Font Loading API が標準で利用できるようになった
- Navigator.onLine で、実際の接続状況を取得できるようになった(Windows と Mac OS X のみ)
- document.execCommand("cut") / document.execCommand("copy") を利用して、Web コンテンツのコピーとカットができるようになった
- Cache API が実装され、window / Worker / ServiceWorker から名前付きキャッシュに対する問い合わせができるようになった
- バイナリ XPCOM コンポーネントをサポートしなくなった
- ネットワークリクエストを HAR 形式でエクスポートできるようになった
- インスペクタに CSS ルールを追加するボタンが追加された
- マークアップビューで選択した要素のスクリーンショットを撮ることができるようになった
- インスペクタで、CSS のルール宣言をコピーできるようになった
- インスペクタに擬似要素パネルが追加された
- リサイズやビューポートの変更時に picture 要素が追随しない不具合を修正
Firefox 42
2015年11月3日にリリースされ、Firefox 43 のリリースをもってサポートが終了した。Windows用のFirefox 64bit版リリースチャンネルのビルドが初めて公開された[272]。
- トラッキング保護つきプライベートブラウジングが実装され、サイト間で行動を追跡する要素をブロックできるようになった
- サイトのセキュリティと、プライバシーのコントロールを行うコントロールセンターが追加された
- パスワードマネージャが以下の点で改良された
- ユーザ名とパスワードの保存タイミングの検出方式が改良された
- コンテキストメニューからパスワードを入力できるようになった
- Windows 版の Chrome もしくは IE からパスワードをいつでもインポートできるようになった
- WebRTC に関する以下項目が改良された
- IPv6 をサポート
- ICE 候補の生成と、サイトからの IP 取得に関する設定が行えるようになった
- アドオン開発のために、allow / deny と createOffer / Answer へフックポイントが作成された
- getUserMedia で使用されているデバイスへの、アプリケーションからの監視と制御が向上
- 音声を再生しているタブにアイコンが表示されるようになった。そのアイコンをクリックすることで、音声をミュートできる
- スタイルの変更を多用するサイトのパフォーマンスが向上
- ES6 の Reflect が実装された
- ImageBitmap と createImageBitmap が実装された
- HTML5 の video むけ Media Source Extension が全てのサイトで利用できるようになった
- HTML のソースをタブに表示できるようになった
- WiFi 経由でのリモートデバッグが可能になった。これにより USB ケーブルの接続や、ADB のインストールをすることなく、リモートデバッグができるようになった
- 非同期呼び出しのコールスタックが表示されるようになった。これにより setTimeout や、DOM イベントハンドラ、Promise のハンドラの処理を追いやすくなった
- Web IDE で Firefox OS シミュレータのシミュレートするデバイスを設定できるようになった。これにより様々なスマートフォン、タブレット、TV をシミュレートできるようになった
- CSS フィルタをプリセットできるようになった
- CSS フィルタツールチップ内で、フィルタのプリセットを保存できるようになった
Firefox 43
2015年12月15日にリリースされ、Firefox 44 のリリースをもってサポートが終了した。
- プライベートブラウジングのトラッキングプロテクションで利用するブロックリストに 2 つ目のリストが追加され、利用するリストを選択できるようになった
- m4v 形式の動画再生に関する API のサポートを向上
- 64 bit Windows 版がリリース
- URL バーに表示する検索候補を選択できるようになった
- Windows 8 以降で、スクリーン上にタッチキーボードを自動的に表示するようになった
- Firefox ヘルスレポートが、テレメトリーと同じデータ収集機構を利用するように変更された
- 擬似要素を固定的に表示できるようになった
- ツールボックスにフォーカスがある場合、F1 キーで設定を開けるようになった
- 要素選択時のコンテキストメニューから「コンソールで利用」を選択すると、その要素を変数から参照できるようになった
- ルールビュー中でオーバライドされた属性の横に表示される検索ボタンをクリックすることで、類似する属性を検索できるようになった
- ルールビューで表示されるルールを、属性名で絞り込めるようになった
- 例外発生時に、コンソールでスタックトレースを表示するようになった
- サーバサイドのログをコンソールで表示できるようになった
- 開発ツールバーでスクリーンショットを取得する際に、解像度を指定できるようになった
- サブリソースの一貫性保持機能により、開発者は自身のサイトをより安全にできるようになった
- hyphens 属性が接頭辞なしで利用できるようになった
- WebIDE がサイドバーつき UI に変更された
- transform-origin 属性が SVG の要素に対して利用できるようになった
- アニメーションインスペクタが、アニメーションをタイムライン表示できるようになった
- シングルプロセスモードでは、NPAPI を利用するプラグインを利用できなくなった
- スポイトツールが、ページ拡大時に期待通りに動作しない問題を修正
Firefox 44
2016年1月26日にリリースされ、Firefox 45 のリリースをもってサポートが終了した。
- 証明書がエラー起きた場合、もしくは接続の安全性を確認できない場合に表示される警告画面が改善された
- デコーダがインストールされていれば、Linux で H.264 が利用できるようになった
- MP4/H.264 が利用できない場合、WebM/VP9 が有効になる
- コンポジットスレッドで動作するアニメーションは、アニメーションインスペクタのタイムラインにイナズマアイコン付きで表示されるようになった
- HTTPS でのコンテントエンコーディングで、brotli 圧縮が利用できるようになった
- 開発ツールのスクリーンショットコマンドで、ピクセル比を選択できるようになった
- Windows XP と Vista で、動画再生時にスクリーンセーバを無効にできない不具合が修正された
- Web フォントの Unicode レンジに対応するため、Linux におけるフォントマッチングのコードが他のプラットフォームと共通化された
- 新しい要件に適合するため、Windows 版で SHA-256 で署名された証明書を利用するようになった
- RC4 復号器をサポートしなくなった
- サイト証明書の検証時に、Equifax Secure Certificate Authority の 1024 ビットルート証明書、および UTN - DATACorp SGC を信頼できる証明書としなくなった
- Web フォントの検証をより厳密に行うようになった
- Windows 8、および Windows 8.1 でスクリーンキーボードが利用できなくなった
- ログに出力されたオブジェクトで右クリックすると、ページ内のグローバル変数として参照できるようになった
- アニメーション用のツールが追加された
- レイアウトとスタイルを視覚的に調査するツールが実装された
- ヒープの使用状況を調査できる新しいメモリツールが実装された
- Service Workers APIが利用できるようになった
- JSON リーダが組み込まれ、拡張なしでデータの閲覧、検索、コピー、そして保存ができるようになった
- デバッガで Cmd キーを押しながらクリックすると、その関数の定義にジャンプするようになった
- WebSocket Debugging API が利用できるようになった。これを利用したアドオンの作例も公開された
- ルールビューで編集されたルールがスタイルエディタにも表示されるようになった。また、編集されたルールがルールビューに表示されるようになった
- Cookie を保存する期間の設定で、「毎回確認する」が選択できなくなった[283]。なお、旧バージョンで「毎回確認する」を選択していた場合、ソフトウェアの更新時に「サイトが指定した期限まで」に警告無しに変更される[注 2]
- ファビコンのデフォルトを、破線の四角から地球のマークに変更された[284]
Firefox 45 (ESR)
2016年3月8日にリリースされ、Firefox 46 のリリースをもってサポートが終了した。法人向け延長サポート版 (ESR) は54週間にわたりサポートされ、Firefox 54のリリースをもって終了した。
- Hello でタブを簡単に共有できるようになった
- URL 入力欄から検索を行う際に、他の端末から Firefox アカウント経由で同期されたタブも表示されるようになった
- 「同期されたタブ」ボタンが追加された
- about:config から network.dns.blockDotOnion を設定することで、.onion ドメインのサイトをブロックできるようになった
- グアラニー語 [gn] がロケールに追加された
- Unicode で書かれた国際化ドメイン名 (IDN) を含む URL が適切にリダイレクトされるようになった
- タブグループ (Panorama) が削除された
- メモリツールでスナップショットの表示時に、フィルタを設定できるようになった
- 再生レートを変更して、アニメーションの再生を調整機能がアニメーションインスペクタに追加された
- ネットワークモニタのタイムラインに、DOMContentLoaded と load イベントが表示されるようになった
- ネットワークモニタで表示をフィルタする際に、除外する URL を指定できるようになった
- メモリーツールに、ヒープのスナップショットを比較する機能が追加された
- サブフレームを含むページ内のコンテンツを、インスペクタから検索できるようになった
- アニメーションインスペクタのタイムライン上でアニメーションをクリックすると、アニメーションしている属性とキーフレームがリスト表示されるようになった
- プログレッシブ Web アプリを構成する Push API が利用できるようになった
- meta タグで、適用するコンテントセキュリティポリシー (CSP) を指定できるようになった
- Web Speech の音声合成 API が利用できるようになった
- ES6 の class 構文が利用できるようになった
Firefox 46
2016年4月26日にリリースされ、Firefox 47 のリリースをもってサポートが終了した。
- JavaScript の Just In Time (JIT) コンパイラがセキュリティの面で改良
- GNU/Linux: GTK3 が統合
- Google Docs におけるスクリーンリーダの空白文字の取り扱いに関する不具合を修正
- クリップとマスクを利用している SVG 画像が拡大 / 縮小時に正しく描画されるようになった
- WebRTC の性能と安定性が向上
- メモリツールで、ドミネーターツリーを表示するようになった
- パフォーマンスパネルでメモリ割り当てやガーベジコレクションを確認できるようになった
- スタイルエディタの @media ルールサイドバーから、レスポンシブデザインビューを起動できるようになった
- documents.elementsFromPoint に対応
- Web Crypto API が HKDF へ対応
Firefox 47
2016年6月7日にリリースされ、Firefox 48のリリースをもってサポートが終了した。
- Windows版とMac版で、GoogleのWidevine CDMを利用できるようになった。その結果、Amazon Videoのようなストリーミングサービスを、Sliverlightから暗号化されたHTML5に切り替えて利用できるようになった
- 高速なマシンを利用している場合、VP9コーデックを利用できるようになった
- Flashがインストールされていない場合、ページに埋め込まれたYoutubeの動画再生をHTML5のvideo要素を用いて行うようになった
- スマートフォンや他の端末開いたタブの一覧表示や、検索がサイドバーで行えるようになった
- 進む、戻るを行った際に、httpsで配信されるリソースのno-cacheが可能になった
- ラトガレ語がロケールに追加された
- FUEL (Firefox User Extension Library) が削除された。これにより依存するアドオンが動作しなくなる
- e10s の性能に関する問題を避けるため、browser.sessionstore.restore_on_demand preferenceの値が標準の true にリセットされる
- click-to-activeプラグインのホワイトリストが削除された
- 登録済みのServieWorkerの一覧と起動、デバッグをService Worker 開発ツールで行えるようになった
- プッシュメッセージをシミュレートする機能がService Worker 開発ツールに実装された
- about:debugging 内に登録されたService Workerを起動する「開始」ボタンが追加された
- ChaCha20/Poly1305 暗号スイートに対応
- レスポンシブデザインモードで、ユーザーエージェントを変更できるようになった
- コンソールで複数行の入力が可能になった
- TextTrack オブジェクトでcuechange イベントが利用できるようになった
- WebCrypto:PBKDF2がSHA2アルゴリズムをサポート
- WebCrypto:RSA-PSS署名に対応
Firefox 48
2016年8月2日にリリースされ、Firefox 49のリリースをもってサポートが終了した。
- ダウンロード保護機能が改良され、不要な危険ソフトウェアや、望ましくないソフトウェアに対して警告が表示されるようになった
- 一部のユーザに対してプロセス分離 (e10) が行われた
- Mozilla によって検証・署名されていないアドオンはロードされなくなった
- GNU/Linux:Skiaへの対応によりCanvasの描画性能が向上
- WebRTCに以下の改良が行われた
- URLバーで検索した場合、ブックマークされているページや、すでに開いているページはアイコン表示されるようになった
- Rustで書き直されたメディアパーサが組み込まれた
Firefox 49
2016年9月20日にリリースされ、Firefox 50のリリースをもってサポートが終了した。
- SSE2をサポートするCPUが必須になった。
- ログインマネージャが更新され、保存されたHTTPでのログイン情報を使ってHTTPSでアクセスした場合にもログインできるようになった
- リーダーモードで幅と行の高さを調整する機能を追加し、ページのコンテンツを読み上げる際の声を大きくした
- ハードウェアアクセラレーションがなく、かつSSSE3命令セットがサポートされた環境で動画のパフォーマンスを改善した
- HTML5のvideoとaudioに対するコンテキストメニューで、ループ再生と1.25倍速再生が行えるようになった
- about:memoryが改善され、フォントのメモリ使用量が確認できるようになった
- Firefox Helloが廃止された
- Graphite2が標準で再び有効になった
- Webスピーチの音声合成APIが利用できるようになった
- ハードウェアアクセラレーションの無いWindows環境での性能が向上した
- Mac版でハードウェアアクセラレーションの無い環境での性能が向上とフォントのアンチエイリアスを改善した
- Mac OS X 10.6、10.7、そして 10.8 のサポートを終了した
Firefox 50
2016年11月15日にリリースされ、Firefox 51のリリースをもってサポートが終了した。
- リーダーモードを使うことで、印刷が改善された
- Ctrl-Tabでのタブ移動を、最近使用した順で行うように設定できるようになった
- ページ内検索で、完全一致するもののみ探すモードを利用できるようになった
- 「accel-(opt/alt)-r 」でリーダーモードになるようにキーボードショートカットが変更された
- 8.0以前のWindows、もしくはLinuxにおいて、絵文字が利用可能となった
- ロケールにグアラニー語 [gn] が追加
Firefox 51
2017年1月24日にリリースされ、Firefox 52のリリースをもってサポートが終了した。
- URLバーにズームボタンが追加された
- "submit"イベントが発生しない場面でも、パスワードを保存できるようになった
- FLACの再生に対応した
- WebGL2に対応した
- 安全でない接続で配信されたログインページに対して警告が表示されるようになった
- E10s が高速になり、タブの切り替えが高速化された
- ブラウザーのデータ同期の信頼性が向上した
- ロケールにジョージア語 [ka] とカビル語 [kab] を追加し、ベラルーシ語 [be] を削除した
Firefox 52 (ESR)
2017年3月7日にリリースされ、Firefox 53 のリリースをもってサポートが終了した。法人向け延長サポート版 (ESR) はFirefox 62 のリリースをもって終了した。
- WebAssembly への対応が追加された
- Wi-Fi アクセスポイントへの接続を簡単にするため、キャプティブポータルの自動判別が追加された
- 安全でない HTTP サイトによる「secure」属性付き Cookie の設定を禁止した
- ログインフォームを含む安全でない HTTP ページ での警告が追加された
- Adobe Flash以外のNPAPIプラグインのサポートを終了した
Firefox 53
2017年4月19日にリリースされた。
- 新たなコンポジタープロセス (Quantum Compositor) の追加によって、Windows 上で グラフィックス関連の安定性が向上した
- リーダーモードにページの予想読了時間を追加した
- Windows 7 以降の 64 ビット版 OS ユーザーは、スタブインストーラー上で 32 ビット版と 64 ビット版が選択可能となった
- Windows XP および Vista への対応は打ち切られた
- 32 ビット版 OS X への対応は打ち切られた
- Linux 版では Pentium 4 や AMD Opteron 以前の古いプロセッサーを搭載したパソコンへの対応への対応は打ち切られた
Firefox 54
2017年6月13日にリリースされた。
- ダウンロードボタンとダウンロード状況パネルを簡素化
- 複数コンテンツプロセス (e10s-multi) 対応を追加した
- ビルマ語 (my) ロケールを追加した
Firefox 55
2017年8月8日にリリースされた。
- ブラウザでVR体験を実現するためのJavaScript APIである「WebVR」をサポート
- パフォーマンスの大幅な改善
Firefox 56
2017年9月28日にリリースされた。
- ブラウザー上で直接スクリーンショットを撮影、保存、共有できる「Firefox Screenshots」機能を正式公開
- 文字エンコーディングコンバーターを、Rustで書き直した新エンコーディング標準の実装に置き換える
Firefox 57
2017年11月14日にリリースされた[368]。
- このバージョンからブランドネーム Firefox Quantumの使用を開始(Firefox 69まで使用)
- 高速化を図り、マルチプロセスで動作するようになった
- Geckoレンダリングエンジンの一部にServoの技術を取り込み、CSSスタイルの適用方法やDOMの遂行などの基本的な要素を再設計した
- 「Photon UI」と呼ばれる新しいユーザーインタフェースを採用し、スクリーンショット機能がページ操作ツールとして使えるようになった
- XUL/XPCOMコンポーネントの廃止とWebExtensions APIへの移行によりアドオンの実装方法が大幅に変更されたため、従来のアドオンには使用できなくなったものが多数ある
Firefox 58
2018年1月23日にリリースされた[375]。
- Windows版で「Off-Main-Thread Painting」(OMTP) と呼ばれるレンダリングの高速化技術が導入された
- 新しいJavaScriptのキャッシュ手法「Startup Bytecode Cache」の採用によりページの読み込み時間がさらに短縮された
Firefox 59
- 読み込み高速化の為に、「Race Cache With Network (RCWN)」と呼ばれるキャッシュの仕組みが導入された
- Mac版においても、OMTPが導入された
- プライベートブラウジングモードで、クロスサイト追跡防止の為にHTTPリファラのパスを削除
Firefox 60 (ESR)
2018年5月9日リリースされ[384]、Firefox 61 のリリースをもってサポートが終了した。法人向け延長サポート版 (ESR) はFirefox 68 のリリースの時期までサポートされる。
- 新しいセキュリティ機能として、パスワードに依存しない認証方法の「Web Authentication (WebAuthn)」をサポートした
- DNS over HTTPSに対応。about:configから設定。
Firefox 61
2018年6月26日にリリースされた[394]。
- CSSエンジンの「Quantum CSS (Stylo)」を強化した
Firefox 62
2018年9月5日にリリースされた[398]。
- 新しいタブページ (「Firefox Home」) で、よく訪問するサイトなどを最大4列表示できるようになった
- CSS Variable Fontsとして、単一のフォントファイルでタイポグラフィを作成できるようになった
- CSS Shapesがデフォルトで有効となった
- DNS問い合わせ先として、about:conffigからCloudflare (DoH) が選択可能になった。
Firefox 63
2018年10月23日にリリースされた[403]。
- 「プライバシーとセキュリティ」設定で、Cookieを利用したクロスサイトトラッキングを防ぐ機能を強化した
Firefox 64
2018年12月11日にリリースされた[408][409]。
- 複数のタブを選択してまとめて移動したりピン留めするなどのタブ操作が強化された
- 開いているタブや拡張機能の消費電力への影響を確認できる「about:performance」機能の追加
- RSSフィードプレビューとライブブックマークがなくなり、別途アドオンが必要になった
- シマンテックの証明書が無効化された
- DNS問い合わせ先として、about:preferences(設定画面)からCloudflare (DoH) が選択可能になった。
Firefox 65
2019年1月29日にリリースされた[414]。
- コンテンツブロッキングの管理機能を強化
- macOS版でHandoffの機能がサポートされるようになり、iPhone等iOS版で閲覧中のページをmacOSのFirefoxで開くことができるようになった
- JPEGやPNGよりも圧縮率が高いWebPフォーマットをサポート
- DNS問い合わせ先として、about:preferences(設定画面)からCloudflare (DoH) と指定URLが選択可能になった。
Firefox 66
2019年3月20日にリリースされた[419]。
- ウェブサイト上の音声の自動再生を抑止するようになった
- タブのオーバーフローメニュー から 開いているすべてのタブを対象として検索できる ようになった
- プライベートウインドウにおいて、新規タブから簡単に検索できるようになった
- ページ最上部の画像や広告が読み込まれてもコンテンツ上のスクロールアンカーを保持するようになった
- 拡張機能がデータを保存する際に、IndexedDBを用いるようになった
- Windows 10上でのWindows Helloのサポート
Firefox 67
2019年5月21日にリリースされた[426]。
- 読み込みの高速化
- 既知の暗号通貨マイニングやフィンガープリント採取をブロックできるようになった
- 古いバージョンのFirefoxの起動が抑止されるようになった
- キーボードでツールバーの機能にアクセスできるようになった
- AV1デコーダーにdav1dを採用
Firefox 68 (ESR)
2019年7月9日にリリースされた[427]。
- リーダービューでのダークモードがサイドバーやツールバーでも有効化された
- 暗号通貨マイニングおよびフィンガープリント採取が、コンテンツブロッキングの「厳格」に含まれるようになった
- BITSにより、Firefox が終了した状態でもFirefoxの更新のダウンロードが継続されるようになった
- DNS問い合わせ先として、about:preferences(設定画面)の「プロバイダを使用」の項目からCloudflare (DoH) と指定URLが選択可能になった。
Firefox 69
2019年9月3日にリリースされた。
- プライバシー保護機能のEnhanced Tracking Protectionが全ユーザーに対して有効となった
- 音声付きの動画だけでなくすべての動画の再生をブロックできるようになった
- Windows Hello経由でWeb AuthenticationのHmacSecret拡張をサポート
- ARM 64でのJITのサポートによる、JavaScriptのパフォーマンスの改善
Firefox 70
2019年10月22日にリリースされた。
- SNSのクロスサイトトラッキングCookieをブロックするようになった
- プライバシー保護レポート機能が追加されブロックしたトラッカーの統計、詳細を確認できるようになった
- Firefox Lockwiseを実装
- Javascript Baselineインタプリタの導入によりJavaScriptコードの処理を高速化
- ブランドネーム Firefox Quantumの使用を終了
Firefox 71
2019年12月3日にリリースされた。
- Windowsにおいてピクチャーインピクチャーがサポートされた
Firefox 72
2020年1月5日にリリースされた。
- MacとLinuxにおいてピクチャーインピクチャーがサポートされた
Firefox 73
2020年2月11日にリリースされた。
- サイト毎とは別に、既定のズームを指定できるようになった
- Windowsでハイコントラストモード利用時に、背景画像の手前にあるテキストの可読性を向上させた
- DNS問い合わせ先として、about:preferences(設定画面)の「プロバイダを使用」の項目に、Cloudflareに加えNextDNS追加。
Firefox 74
2020年3月10日にリリースされた。
- WindowsとmacOSでMicrosoft Edgeからブックマークと履歴をインポートできるようになった
Firefox 75
2020年4月7日にリリースされた。
- Linuxにおいて、アドレスバーと検索バーをクリック・ダブルクリックした際の挙動をWindowsとMacに合わせた
Firefox 76
2020年5月5日にリリースされた。
- 安全で複雑なパスワードの自動生成など、アカウント管理を強固なものとした
Firefox 77
2020年6月2日にリリースされた。
- 新しい about:certificate ページから、ウェブ証明書の閲覧・管理がより容易となった
- Firefox のアクセシビリティ向上のための多くの修正
Firefox 78 (ESR)
2020年6月30日にリリースされた。
- プライバシー保護ダッシュボードに、トラッキング保護・データ漏洩・パスワード管理を統合したレポートが表示されるようになった。
- アンインストーラーにリフレッシュのためのボタンが追加された。
Firefox 79
2020年7月28日にリリースされた。
- スクリーンリーダーの修正
Firefox 80
2020年8月25日にリリースされた。
Firefox 81
2020年9月22日にリリースされた。
Firefox 82
2020年10月20日にリリースされた。
Firefox 83
2020年11月17日にリリースされた。
- Firefox は、JavaScript エンジンである SpiderMonkey の大幅な更新。ページの読み込みパフォーマンスが最大 15% 向上し、ページの応答性が最大 12% 向上し、メモリ使用量が最大 8% 削減された。
Firefox 84
2020年12月15日にリリースされた。
- Apple Sillicon (Apple M1) 搭載デバイスに標準対応した[529]。
- WebRenderが、macOS Big Sur および、intel Gen 6 搭載のWindowsデバイス、Windows 7、Windows 8を搭載したIntel製ノートPCで利用可能となった
Firefox 85
2021年1月26日にリリースされた。
- スーパークッキーの隔離機能。プライベートウインドウ上のユーザーを追跡できないように。
- Adobe Flash Player のサポート終了。
Firefox 86
2021年2月23日にリリースされた。
- Total Cookie Protection の試験的な導入。
- PIP(ピクチャーインピクチャー)が複数の再生をサポートするように。
Firefox 87
2021年3月23日にリリースされた。
- SmartBlock によるトラッカー撃破時のウェブサイトの破損を抑える機能を追加。
- ウェブ開発者ツールの大幅な簡素化。
Firefox 88
2021年4月19日にリリースされた。
- PDF フォームで PDF ファイルに埋め込まれた JavaScript をサポートするように。
- Firefox Photon のデザインをサポートする最後のバージョン。
Firefox 89
2021年6月1日にリリースされた。
- 新しいデザイン、Proton UI の採用。インターフェイスの大幅な簡素化とメニューパネルのアイコン削除。macOS でネイティブのコンテキストメニューをサポートするように。また、通知の許可・マイクの使用許可などが1つのプロンプトにまとめられるように。
- デフォルトでプライベートブラウジングの Total Cookie Protection を有効化。
Firefox 90
2021年7月13日にリリースされた。
- Windows 上で Firefox が実行されていない時 Firefox を自動で更新するように。
- FTP プロトコルのサポート削除。
Firefox 91 (ESR)
2021年8月10日にリリースされた。
- Total Cookie Protection に基づき、別サイトに侵略する追跡 Cookie もまとめて削除可能に。
- プライベートブラウジング時に HTTPS 優先モードになるように。
Firefox 92
2021年9月7日にリリースされた。
- 多くのシステムでのビデオ再生で、フルレンジのカラーレベルがサポートされるように。
- JavaScript メモリ管理を再構築して、パフォーマンスを向上。
Firefox 93
2021年10月5日にリリースされた[585]。
- 「AVIF」形式の画像をサポート
- 安全ではない接続からのダウンロードをブロックするようになった。
- Windows版では、最終アクセス時間、メモリ使用量、およびその他の属性に基づいてタブを自動的に解放するようになった。
- 「強化型トラッキング防止機能」と「プライベートブラウジング」に新しいリファラートラッキング保護(「SmartBlock 3.0」とHTTPリファラー保護)が導入された。
- 11件の不具合及び脆弱性の修正[585][586]
Firefox 94
2021年11月2日にリリースされた[427]。
- 6種類のカラーテーマが期間限定で登場
- macOS版では、YouTubeやTwitchなどのサイトのフルスクリーンビデオにAppleの低電力モードを使用するようになった。
- 「タブの解放」(about:unloads) から、タブを閉じずに手動で解放できるようになった。
- Linux環境でのWebGLパフォーマンスの向上と消費電力の削減
- Windows 11環境で新しいスナップレイアウトメニューをサポート。
- マルチアカウントコンテナとMozilla VPNが統合された拡張機能「Firefox Multi-Account Containers」を提供開始。
- 同時に複数のタブを閉じる際に、既定で警告が表示されなくなった[590]。
- 24件の不具合および脆弱性を修正[591]。
Firefox 95
2021年12月7日にリリースされた[427]。
- 新たなサンドボックス技術である「RLBox」が、全てのプラットフォームで有効になった。
- Windows 10/11の環境を対象にMicrosoft Storeで提供開始。
- macOSとWindows Serverの環境で、イベント処理時のCPU使用率を削減した。
- macOS環境で、動画をソフトウェアデコードする際、特にフルスクリーンでの使用電力を削減した。
- ピクチャーインピクチャー機能に、トグルボタンの表示位置を左右に切り替えるオプションが導入された。
- サイト分離 (Site Isolation) アーキテクチャーがすべてのユーザーに対して有効化された。
- 13件の不具合および脆弱性[596]を修正。
Firefox 96
2022年1月11日にリリースされた[427]。
- メインスレッドの負荷が軽減された。
- ノイズ抑制と自動ゲイン制御が改善された。
- エコーキャンセリングが改善された。
- 印刷時に奇数または偶数ページのみの印刷を選択できるようになった。
- Web会議アプリケーションのオーディオおよびビデオ機能が改善された。
- Web Locks APIとCSS color-schemeのサポートを追加。
- 23件の不具合および脆弱性を修正。
Firefox 97
2022年2月8日にリリースされた[427]。
- Firefox 94から同梱されていた期間限定のカラーテーマが提供終了。
- Windows 11でスクロールバーが新しいスタイルに変更された。
- Linux版で印刷用のPostScriptを直接生成する機能が削除された[注 3]。
- macOSでシステムフォントの読み込みが改善され、特定の状況で新しいタブを開いたり切り替えたりする動作が高速化した。
- 12件の不具合および脆弱性を修正。
Firefox 98
2022年3月8日にリリースされた[427]。
- ファイルをダウンロードするときのプロセスが改善された。
- 搭載されている検索エンジンの一部が削除された。
- 開発者ツールに様々な改善が加えられた。
- HTMLの<dialog>要素、フォームに関連付けられたカスタム要素が利用可能になった。
- CSSのhyphenate-characterプロパティが利用可能になった。
- 9件の不具合および脆弱性を修正。
Firefox 99
2022年4月5日にリリースされた。
- 「n」キーでリーダービューの読み上げ機能を切り替えられるようになった。
- PDFビューアで発音記号の有無にかかわらず検索できるようになった。
- Linux版でサンドボックスが強化され、Webコンテンツに公開されるプロセスがX Window system (X11) にアクセスできなくなった。
- ドイツとフランスでクレジットカードの自動入力とキャプチャをサポートするようになった。
- 11件の不具合および脆弱性を修正。
Firefox 100
2022年5月3日にリリースされた[621]。
Firefox 101
2022年5月31日にリリースされた[626]。
Firefox 102 (ESR)
2022年6月28日にリリースされた[630]。
Firefox 103
2022年7月26日にリリースされた[427]。
Firefox 104
2022年8月23日にリリースされた[654]。
Firefox 105
2022年9月20日にリリースされた[659]。
Firefox 106
2022年10月18日にリリースされた[665]。
Firefox 107
2022年11月15日にリリースされた[673]。
Firefox 108
2022年12月13日にリリースされた[677]。
Firefox 109
2023年1月17日にリリースされた[682]。
Firefox 110
2023年2月14日にリリースされた[686]。
Firefox 111
2023年3月14日にリリースされた[690]。
Firefox 112
2023年4月11日にリリースされた[694]。
Firefox 113
2023年5月9日にリリースされた[699]。
Firefox 114
2023年6月6日にリリースされた[704]。
Firefox 115 (ESR)
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2023年7月4日にリリースされた[709]。 ESR 115.16.0からESR 115.21.xまでは、Windows 7~8.1およびmacOS 10.12~10.14環境のみをサポート[710][711]。
Firefox 116
2023年8月1日にリリースされた[727]。
Firefox 117
2023年8月29日にリリースされた[733]。
Firefox 118
2023年9月26日にリリースされた[737]。
Firefox 119
2023年10月24日にリリースされた[742]。
Firefox 120
2023年11月21日にリリースされた[746]。
Firefox 121
2023年12月19日にリリースされた[750]。
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正式版リリース前
![]() | この節の加筆が望まれています。 |
Firefox 122
2024年1月23日にリリース予定[753]。
Firefox 123
2024年2月20日にリリース予定[753]。
Firefox 128 (ESR)
![]() | この節の加筆が望まれています。 |
Firefox 140 (ESR)
![]() | この節の加筆が望まれています。 |
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脚注
関連項目
外部リンク
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