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ORANGE RANGE (2006年のアルバム)
ORANGE RANGEの4枚目のアルバム ウィキペディアから
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『ORANGE RANGE』(オレンジレンジ)は、日本のミクスチャーバンド、ORANGE RANGEの4枚目のオリジナルアルバム。ソニー・ミュージックレコーズのgr8! recordsより2006年12月に発売。
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解説
- 前作『ИATURAL』から、1年2ヶ月ぶりとなるオリジナル・アルバムである。
- オリコンデイリーチャートでは、初日に1位を獲得したが、2日目からは福山雅治の5年ぶりのオリジナルアルバム『5年モノ』が1位を獲得したため、ウィークリーチャートでは初登場2位となった。年間チャートでは、1週間のみの集計ながら、65位を記録した。
- 初回限定盤には、PVと、過去のシングル曲のPVをダイジェストに集約したDVDが付属した。ORANGE RANGEのアルバムにDVDが付いたのはこれが初めてである。
- 通常盤はコネクテッドCD仕様で、DVDと同内容が期間限定のストリーミング配信で視聴可能となっていた。
- 初回限定盤のジャケットには「ORANGE RANGE」と書かれており、通常盤のジャケットにはORANGE RANGEのロゴマークが大きく書かれている。ジャケット違いがあるのは初めてである。
- 初回限定盤、通常盤にかかわらず、購入者には「メンバーの写真入りR指定特製ステッカー」が、店頭で配布された。
- タイトルの「ORANGE RANGE」は「メーターのオレンジ色の部分」がモチーフになっており、「振り切った」「いっちゃってる」という意味がある。このタイトルを推したのは、NAOTOであり、前からつけたかったようであったが、過去3作では、いずれも先に候補に挙がったタイトルを採用したことから、本作でようやく採用された[1]。難色を示したメンバーもいたが、NAOTOの「今回だめだったら次(のアルバムに)つける」との発言により決定した。その他にも、強引なプレゼンをしたようである。
- 本作はストリングスを起用された曲が多く、NAOTO曰く「ブームですね。いいストリングスの素材を見つけて、調子に乗ってどんどん使っちゃったっていう(笑)[2]」とのことである。
- YAMATOのクレジット欄には「HAPPY MC」と書かれている。
- ORANGE RANGEのCDとして初めて、シークレットトラックが収録されている。
- マスタリングは、初の外国人と、ニューヨーク・ソニースタジオである。
- アルバムの宣伝として、公式サイトやコマーシャルに「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!』などで有名な浅見千代子が出演した。浅見は収録楽曲「DANCE2」のMVにも出演している。また、2006年12月9日に渋谷で行われたイベントには、アニマル浜口が出演した。これらについては、外部リンクを参照。
- このアルバムを発売した翌年の2007年にはアリーナツアーを敢行した。
- NAOTOのスペシャルサンクス欄には絵が描いてあり、スパイスミュージック側のORANGE RANGE公式サイトの中の隅にその絵が掲載されている。
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収録曲
Disc 1 / CD
Disc2 / DVD
楽曲解説
- 「MIRACLE」
- 打ち込み音を駆使した曲。メンバー曰く「ORANGE RANGEらしい曲。」
- CD発売前からLIVE FANTAZICALの初期から披露されていた。
- 「チャンピオーネ」
- 13thシングル。NHK「2006 FIFAワールドカップ」放送テーマソング。
- アルバムの曲順を決める際、一番悩んだようである。
- 「DANCE2 feat.ソイソース」
- 江崎グリコ「ポッキー極細」、「ポッキーチョコレート」CMソング。
- 12thシングル「キズナ」c/w「ソイソースのTheme」以来のソイソース参加作品。
- 2ndアルバム「musiQ」収録の「papa」や3rdアルバム「ИATURAL」収録の「pe nyom pong」同様、「意味のわからない歌詞の曲」であり、このような楽曲が3曲目に入っていることについて、NAOTOは「出世した」と言っている。
- 2006年のミュージックステーションスーパーライブでは、『チャンピオーネ』の前にサビだけ演奏された。また、CDTVの年越しライブでは、各メンバーがそれぞれ大物ミュージシャンのような格好をして演奏。
- タイトルの読み方は「ダンスダンス」である。元のタイトルは「DANCE DANCE」だった。
- 2007年のシングル『イカSUMMER』にKAGAMIによるリミックスバージョンが収録される。
- CMにはメンバーと同じ沖縄出身の新垣結衣が出演。新垣は渋谷スクランブル交差点で人とすれ違い様に、「♪パッパッパーラ」と歌われる事があったと言う。
- 「FAT」
- 低音一家による作品で、曲制作にはNAOTOも参加。
- テーマをYOHが決めることはめったにないそうだが、この曲の「図太く、男らしく」というテーマはYOHの発案によるもの。
- 原型は3rdアルバム「ИATURAL」の頃からあった。
- 「BEAUTIFUL DAY」
- 地球上の矛盾や戦争の虚しさを歌っている。このテーマはYAMATOが発案。
- メンバー曰く、「このようなテーマに答えはないが、僕たちが歌うことによって、何かを感じ取ってもらえれば…。」とのこと。Blue Smithのアルバムにこの曲の別ヴァージョンが収録された。
- 「風林火山」
- 14thシングルのc/w。
- アルバムバージョンであり、前奏部分に馬の鳴き声など、戦国時代をイメージさせるものが足されている。
- タイアップの無いc/wがアルバムに収録されるのは『1st CONTACT』以来。
- 「Everysing」
- 働き過ぎの日本人、サラリーマンへの応援ソング。
- パーカッションが入っており、NAOTO曰く「全体の展開がウリ」。
- 最後のアウトロでは一転し、そのまま「Walk on」へと続く。
- 曲名は、意図的なものである。
- 「Walk on」
- 13thシングルのc/w。映画「チェケラッチョ!!」エンディングテーマソング。「Town&Country」CMソング。
- 「So Little Time feat.ペチュニアロックス」 (3:43.72)
- HIROKIとNAOTOが歌っている。
- 一応歌詞はあるが、1分間ヴォーカルがなく、声が加工されている。いわゆる半インスト曲。
- 「FIRE BUN feat.GOD MAKING」
- 3rdアルバム「ИATURAL」収録の「盃 Jammer」に続く、低音一家のコラボレーション楽曲。
- 沖縄から本州に向けて歌われた曲。
- GOD MAKINGは、地元沖縄で活躍中のレゲエチーム。アルバムのジャケット中にある「SPECIAL THANKS」のRYOの所に、この名が出ていた。RYO曰く「すごく憧れていた先輩なので、今回コラボレーションできたことはとても嬉しい」。
- 「UN ROCK STAR」
- 「Hello」
- ディズニー・チャンネルの「夢中のスイッチ」イメージキャンペーンCMソング。
- 「あぁ〜あ夢を見ない大人にはなりたくないなぁ」という歌詞はYAMATOがファルセットを使って歌っているが、直前のHIROKIのパートとかぶっている。
- RYOは、この曲で自分の道が開けたらしい。
- MIRACLE同様、LIVE FANTAZICALで発表前から披露されていた。ちなみにこれをライブでやろうといったのはYOHである。
- 「LIGHTS」
- アルバム制作期間初期にできた曲。
- メンバーは「深夜に高速道路を走りながら聴きたい」と語っている。
- 「Great Escape」
- レコーディングの後半になって制作された曲。
- NAOTO曰く、「ファーストアルバム(『1st CONTACT』)を作った時の感覚に近い」とのこと。HIROKIも、「このような曲は久しぶり。テンションが上がる」と言っている。YAMATOによると「昔のレッチリっぽい」曲。
- 「STEP BY STEP」
- コンセプトは、「切ない恋愛」。
- イントロは1分以上もある。
- 最初の部分で「二人で日々OK」と歌詞に書いてあるが、曲中では「ありきたりな日々It's OK」と歌われている。サビの部分でも「素直なサインで」と歌詞には書いてあるが、実際は「素直なサニーディ」と歌われている。
- 「SAYONARA」
- 「Silent Night」
- タイトルがSilent(英語で「静かな」という意味)という事で、音が他の曲と比べて小さくなっている。
- 『裏 SHOPPING』ではリマスタリングにより、音圧が向上したものが収録されている。
- 「Miami」
- シークレットトラックであり、公式には名前が存在しない。「Miami」というのは、一部音楽配信サイトで紹介されているタイトル。
- インスト曲。
- LIVE FANTAZICALのSEとして使われていた。
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タイアップ
- 江崎グリコ「ポッキー極細」「ポッキーチョコレート」CMソング(M-3)
- ディズニー・チャンネル「夢中のスイッチ」イメージキャンペーンCMソング(M-12)
参加ミュージシャン
- YAMATO:HAPPY MC
- HIROKI:MC
- RYO:MC
- NAOTO:Programming、Other Instruments、g
- YOH:BASS
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脚注
外部リンク
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