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PCエンジンコアグラフィックス
日本電気ホームエレクトロニクスより発売された家庭用ゲーム機 ウィキペディアから
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PCエンジンコアグラフィックス(PC Engine CoreGrafx)とは、1989年12月8日[1]に日本電気ホームエレクトロニクス(NECホームエレクトロニクス)より発売された家庭用ゲーム機。当時のメーカー希望小売価格は24,800円[2]。
初代PCエンジンからのマイナーチェンジ版であり、PCエンジンシャトル、PCエンジンスーパーグラフィックスと並んで発表された新型PCエンジンの一つである[2]。
同時期に発売された新型機の中で唯一CD-ROM2を直結できる機種であり、当時CD-ROM2が普及しつつあったPCエンジン市場においてDuo登場まで主力商品となる。
フランスでは国内版にないRGB出力を追加された仕様で発売された。初代機も僅かに輸入され流通していたが、コアグラフィックスから正式な代理店による販売が開始したためCoreGrafXがPCエンジンを指す通用名詞的に扱われた。
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ハードウェア
従来機からデザインが一部改良され、カラーリングを暗灰色に変更しただけでなく、テレビへの出力端子を従来のRF端子からAV端子に変更したことが大きな特徴である[2]。本体同梱の付属コントローラには連射機能を付け、利便性の向上を図った[2]。 本体およびコントローラの色は濃いグレーとし、ロゴや文字などのアクセントは青色とした。
従来機と同様に拡張バスを備えており、CD-ROM2等の各種周辺機器が接続が可能である。また、以降のPCエンジンのコントローラには標準的に連射機能が内蔵されることとなった。
PCエンジンコアグラフィックスII
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1991年6月21日[1]には、同時発売のSUPER CD-ROM2にカラーリングを合わせ、本体およびコントローラの色を薄いグレーとし、アクセントをオレンジ色に変えたマイナーチェンジ版であるPCエンジンコアグラフィックスII (PC Engine CoreGrafx II) (当時のメーカー希望小売価格は19,800円)も発売された。これはPC-FX発売年まで公式カタログに掲載されており、初代と合わせるとPCエンジン機器の中で最も現役期間の長い機種だった。
周辺機器
要約
視点
ロールプレイングゲーム (RPG) などのゲームを楽しむときに、ゲームの状態を保存できる「コアグラフィックス」用の「バックアップブースターII」も、「PCエンジンコアグラフィックス」と同時発売されている[2]。バックアップに対応しているゲームで利用でき、記憶容量は2KB(キロバイト)[2]。このほか、従来のPCエンジン(初代)の周辺機器をすべて利用できる[2]。
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脚注
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