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Phantom in the Twilight

ライデンフィルム制作による日本のテレビアニメ作品 ウィキペディアから

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Phantom in the Twilight』(ファントム イン ザ トワイライト)は、ライデンフィルム制作による日本テレビアニメ作品。2018年7月から9月までTOKYO MXBSフジにて放送された[1][2]。全12話。略称は『ファントワ』。

概要 ジャンル, アニメ ...

モバイルゲーム配信会社のHappy Elementsが企画・原作・一社提供を務めるオリジナルアニメであり、日本のほか中国での展開も予定している[1][3]

テレビ放送後にはBDが全4巻で発売予定だったが、放送中の2018年9月21日に「諸種の事情」との理由で発売中止が発表された[4]ことから、同年11月13日にITmediaがビデオソフトの販売不振について報じる際には、本作が題材の1つとして挙げられている[5]。ただし、BD化に際しての作画修正は行なわれており、AT-Xでの放送にはリマスター版が用いられている(#放送局を参照)。

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あらすじ

ロンドンを舞台に、留学生のバイルー・トンが夜のみ営業する喫茶店「カフェ・フォービドゥン」に迷い込むところから物語は始まる。

登場人物

バイルー・トン
- 花澤香菜[1][6]
主人公。高校卒業後、ロンドンに留学してきた18歳の少女。厳しい家に生まれ育ち、故郷では閉塞感を感じながらもいい子であることを心がけていたが、高校卒業を機に自由に好きなことをしたいと思い留学を決意。一族から厄介者されていた曽祖母を慕っており、形見の指輪をいつも身に着けている。曽祖母は伝説的な道士であり、その才能を色濃く受け継いでいる。
ヴラッド・ガーファンクル
声 - 櫻井孝宏[1][6]
属性 - ヴァンパイア
「カフェ・フォービドゥン」のリーダー的存在。かつてロンドンを騒がせる怪異として名を馳せていた最強の吸血鬼だが、長く生き過ぎたため、プライドが異常に高くかつ怠惰な性格に。その行動や言葉から冷淡に見えるが、1世紀に渡ってひとりの女性を想い続けるロマンチストな面もある。「カフェ・フォービドゥン」では自らが強いこだわりを持つ紅茶を専門とし、それ以外のことは大抵他のメンバーに押し付ける傾向がある。
ルーク・ボーエン
声 - 岡本信彦[1][6]
属性 - 人狼
「カフェ・フォービドゥン」のキッチン担当。明るく陽気な性格とは裏腹に、実は自分のせいで故郷を滅ぼされ弟とも決別した壮絶な過去を持つ。仲間想いでひと一倍情に厚いが、感情のままに行動しがちで失敗も多い。「カフェ・フォービドゥン」のムードメーカーである。得意な料理はイタリアン全般で、特にペペロンチーノが得意である。ニンニクが嫌いなヴラッドとはいざこざが絶えない仲。
トウリュウ
声 - 杉田智和[1][6]
属性 - キョンシー
「カフェ・フォービドゥン」のホール・レジ担当。もともとは兵器として使用されるために創造された。その後、リージャンに拾われ中国から渡英。物静かで真面目だが、少々天然気味でもある。忠誠心が異常に強く、主がピンチとなれば、自らの犠牲も厭わず全てを破壊してでも救い出そうとする過激な行動に出てしまう。
ウェイン・キング
声 - 山下大輝[1][6]
属性 - 不明
マネキンの体をした謎の少年。街角に落ちていた意識を拾われて「カフェ・フォービドゥン」へ来た。実態がないことから自らをゴーストと認識している。生前の記憶はないがメンバーの誰よりもおそらく若く、好奇心旺盛な性格で新しいものが大好き。物から物へ憑依が出来る体質からPCやスマホなどをいじるうちにITに造詣が深くなり、情報収集担当となる。普段はトウリュウと共に掃除や雑用を担当している。
クリス・ポーエン
声 - 小野友樹[7][6]
大事な隠れ郷を、仲間であるはずのアンブラに滅ぼされてしまったアンブラ。ルークとは同じ隠れ郷で育った兄弟だったが、ルークがトワイライツに入ったことによって、人間を憎むアンブラたちによって郷を滅ぼされてしまう。以来、ルークを憎んでおり、そしてアンブラ自体も絶滅させたいと願うようになる。
ムー・シンヤオ
声 - 石見舞菜香[7][6]
トンの親友。自由で好奇心が強いトンを見守り、時にはアドバイスをしてくれる頼りになる女の子。トンを利用しようとするヘイシンの手引きよって攫われてしまう。
ヘイシン
声 - 諏訪部順一[7][6]
謎の人物。自身の不老不死のために、トンを利用しようと目論む。アンブラ殲滅を目指す組織『ミッドナイトサン』に属しているものの、はみ出し者扱いされている。彼もリージャンと同じく道士であり、キョンシーであるトウリュウを創造した生みの親。
ヴァン・ヘルシング
声 - 小山力也[7][6]
人間至上主義者であり、アンブラの殲滅を目指す組織『ミッドナイトサン』のロンドン支部のトップ。『スノウマリー』の社長でもあり、会社で得た利益や技術を生かして欧州中のアンブラを狩りつづけた。その功績が組織に認められアンブラハンターの始祖であるヴァンヘルシングの13代目となる。
バックアップ
声 - 鳥海浩輔[7][6]
「魔法の鏡」の開発者。趣味はプログラミングで、新しいテクノロジーについて日々研究している。ヘルシングにこき使われているが、内心では下克上を目論んでいる。
シャー・リージャン
声 - 堀江由衣[7][6]
100年前にロンドンを席巻した実力者。トンの曽祖母で伝説的な道士。わけあってロンドンに渡英。アンブラハンターとしての才能と破天荒な性格により、アンブラの間では有名人。100年前に「カフェ・フォービドゥン」を設立する。
ジョージ・L・グレゴリー
声 - 乃村健次[7][6]
ロンドンの刑事。『裏庭』と呼ばれる対「アンブラ」係の部署に所属している。市民にその存在を気づかれないよう事件捜査や処理をしている。
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スタッフ

  • 原作 - Happy Elements[8]
  • 監督 - 森邦宏[8]
  • シリーズ構成 - 丸戸史明矢野俊策[8]
  • ストーリー - 丸戸史明
  • 世界設定 - 矢野俊策
  • キャラクター原案 - [8]
  • キャラクターデザイン - 山下恵[8]
  • クリーチャーデザイン - Zトン[8]
  • デザインワークス - 大島美和森木靖泰亀谷響子
  • アクションコーディネーター - 植田均
  • アクション作画監督 - 和田大
  • 美術設定 - 吉崎正樹
  • 美術監督 - 永吉幸樹
  • 色彩設計 - 小野寺笑子
  • 撮影監督 - 阿部安彦
  • 編集 - 梅津朋美
  • 音響監督 - 明田川仁
  • 音楽 - TOMISIROフランス語版[8]
  • 音楽プロデューサー - 木戸文祥
  • プロデューサー - 萩原猛、李晴寧、星野万里、平澤直
  • アニメーションプロデューサー - 橋本淳至
  • アニメーション制作 - ライデンフィルム[8]
  • 製作 - Happy Elements Asia Pacific[8]

主題歌

オープニングテーマ「Flowery Song」[9]
作詞 - 小佐野彈 / 作曲・編曲 - TAKUYA / 歌 - 汪東城
エンディングテーマ
HOME」(第1話 - 第4話、第6話- 第12話)[10][11]
作詞 - 中嶋ユキノ / 作曲 - 渡辺翔 / 編曲 - 南田健吾 / 歌 - May'n
「妖精の恋人」(第5話)
作詞・作曲 - 山本加津彦、TAKUYA、URU / 編曲 - URU、TAKUYA / 歌 - 汪東城 feat. May'n

各話リスト

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放送局

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漫画

漫画:黛ハル太、シナリオ協力:矢野俊策。LINE マンガ(LINE Digital Frontier)にて2018年3月25日より配信中。毎週日曜0時(土曜深夜)に2話ずつ更新。アニメ本編の前日譚が描かれる[3][13]

出典

外部リンク

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