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Piledriver (マイクロアーキテクチャ)

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Piledriver(パイルドライバー)とは、アドバンスト・マイクロ・デバイセズによって開発されたマイクロプロセッサである。2012年5月15日に正式発表され[1]AMD FXプロセッサおよびAMD APUとして製品化された。

概要 生産時期, 販売者 ...
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概要

Bulldozer系統の2世代目となるアーキテクチャ。最初にノート向けのAPUで採用され[2]、その後デスクトップ向けのAPU[3]、デスクトップ・サーバー向けのCPUと展開した[4][5]

特にAPU製品においては、CPUアーキテクチャの更新だけでなくGPUアーキテクチャの更新やHSAへの対応が行われるなど、CPUとGPUの統合における重要な転換点となった[6]

一方で、CPU製品については、後継のRyzenが登場するまでの間、本アーキテクチャのラインナップが維持された。

特徴

オリジナルのBulldozerと同様に32nm SOIプロセスで設計されてはいるが、複数の改善が加えられた[7][8]

  • IPCと動作周波数の向上
  • 第3世代のTurbo CORE
  • 分岐予測とハードウェアプリフェッチの改善
  • 浮動小数点演算と整数演算装置のスケジューラーの改善
  • FMA3命令とF16C命令を追加
  • L1キャッシュのTLBを大容量化およびL2キャッシュの効率性を改善
  • リーク電流の低減と電力および温度管理の改善

製品一覧

要約
視点

デスクトップ向け

デスクトップ向けでは、Aシリーズのメインストリーム帯の開発コード名 "Trinity" と、2013年に発表された "Richland" で採用された。パフォーマンス帯のAMD FXでは "Vishera" で本マイクロアーキテクチャが採用された。

Vishera
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Trinity
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Richland
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サーバー向け

2P(ソケット)から4Pのエンタープライズおよびメインストリーム向けの "Abu Dhabi" 、1Pから2Pの "Seoul" 、1PのWebホスティングまたはWebサービス向けの "Delhi" で採用された。

Abu Dhabi
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Seoul
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Delhi
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モバイル向け

モバイル向けでは、Aシリーズのパフォーマンス帯およびメインストリーム帯の開発コード名 "Trinity" で採用された。

Trinity
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Richland
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組み込み向け

Trinity
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Richland
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脚注

関連項目

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