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AMD FX
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AMD FX(エフエックス)は、アドバンスト・マイクロ・デバイセズが2011年10月12日に発表した[1]、AMD64命令セットのマイクロプロセッサである。
概要
32nm SOIを用いて製造される。前世代のPhenom IIの45nm SOIに比べ劣るものの小さなコアで多コアを実現できるとして開発された[2]。ただし、これは後述する簡略化によって達成されている。
2基の整数演算ユニットが1基のFPUを共有する構成になっているため、Phenom II X6やインテルCPUに比べ、浮動小数点演算に劣るとの評がある[3]。
登場までの経緯
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FXは新しく開発されたBulldozerアーキテクチャを採用したCPUである。世界初の4モジュール8コアプロセッサーの触れ込みで発売された[4]。しかしながら、シングルスレッド性能、マルチスレッド性能ともインテルのCore i7には全く太刀打ちできず、価格で勝負することになる。最終モデルはFX-9590である。
登場から現在まで
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Phenom IIと比べ、簡略化のため整数演算等のシステムを変えたことによりコアごとのパフォーマンスが劣ることにより見劣りするとの評が出ている[2][5]。これは開発者が語っている通り、デュアルコア以上動作のソフトに対するものによるもので、Phenom IIとFXのCPUとソフトウェアの関係に対するアプローチの違いに拠っている。また、開発者側はCPUの進化が早くソフトウェア側が追いついていないとも、容易にFXに最適化された環境がすぐには整わないとも語っている。しかし、簡略化は容易な性能アップ方法のクロックアップが出来ると主張されている[6]。その他はTDPが上がり気味だったAMD CPUであるが、Phenom IIの第1世代Turbo COREに対し、改良された第2世代でクロックアップが容易になったとされている[7]。
これらの状況に対してAMD側はマイクロソフトに働きかけ、FPUの共有時におけるクセ改善のため、Win7でFXに対応するパッチを公開した。後継のWin8では初めから組み込まれている。
→パッチの内容については「Bulldozer (マイクロアーキテクチャ)」を参照
デスクトップ向けラインナップ
8コア(4モジュール)のFX-8xxxシリーズ、6コア(3モジュール)のFX-6xxxシリーズ、4コア(2モジュール)のFX-4xxxシリーズの製品が発売される。これらとは別にサーバ向けとしてBulldozerベースのOpteron(16コアモデルなど)も販売を開始している。
Bulldozer 世代
- Zambezi
- 対応ソケット: Socket AM3+
Piledriver 世代
- Vishera
- 対応ソケット: Socket AM3+
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関連項目
脚注
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