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塚口さんさんタウン

日本の兵庫県尼崎市にある商店や集合住宅で構成された複合商業施設 ウィキペディアから

塚口さんさんタウンmap
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塚口さんさんタウン(つかぐちさんさんタウン)は、兵庫県尼崎市にある複合商業施設である。

概要 塚口さんさんタウン TSUKAGUCHI SUN SUN TOWN, 地図 ...
概要 ソコラ塚口クロス SoCoLA TSUKAGUCHI CROSS, 店舗概要 ...
概要 塚口SC店(旧:ダイエー塚口店・イオンフードスタイル) Tsukaguchi Shopping Center(formerly known as daiei Tsukaguchi / ÆON FOOD STYLE by daiei), 店舗概要 ...

「塚口サンサンタウン」は誤り[注 2]

本項では、建て替えにより同一住所に開業した商業施設の「SOCOLA塚口クロス」(ソコラつかぐちクロス)についても記述する。

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概要

要約
視点

1978年市街地再開発事業により、阪急塚口駅の南口一帯に開業した。路線バスやタクシー用のロータリーの三方を囲むように、3棟のビルが建設され、東側のビルから時計回りに1番館から3番館まで棟番号が振られている。後述するように、3番館は2017年11月に営業を終了し解体されたため、2022年11月現在は2番館までの2棟構成である。

S・S」という赤色のシンボルマークが制定されている。2つの「S」には「3(SAN)棟のビル[注 3]」・「さんさんと輝く太陽がこの街に降り注ぐようにという願い(自由・平等・博愛の3つ=SANの精神)」といった意味が込められており、中央の「」は太陽(SUN)を表している[3]

東側の1番館と西側にあった旧3番館は、ダイエーおよび各種専門店を中心としたショッピングセンターとして営業。南側の2番館は、低層階が飲食店等の商店・学習塾等の教室・尼崎市や兵庫県関連を含む各種企業の事務所、高層階が集合住宅で構成され、ダイエーは入居していない。最盛期には、全館で合わせて200以上の専門店が営業していた[4]

各館と周辺の道路はペデストリアンデッキで接続され、地上に降りなくても移動ができる。2番館と旧3番館(後述のSOCOLA塚口クロス)の間のロータリーに出入りする道路の真上の部分には「スカイコム広場」という催事用のスペースが設けられており、南側には地元出身でお笑いコンビ・ちゃらんぽらんの一員として活躍した画家の大西幸仁による壁画が掲げられている[5]

旧3番館は、ビルの老朽化や現行の耐震基準に未対応であること[6]、また周辺の大規模商業施設との競合による入居テナントの減少などが進んだことから、2017年11月15日をもって閉館となり、ビルは解体された[7]。旧3番館には長年屋上遊園地があり、高さ約20メートルの観覧車が周辺地域にとってのランドマークにもなっていた。遊園地は2000年代には営業休止となったが、観覧車は2008年頃まで撤去されずに残されていた[4][8]。なお、核テナントのダイエーは旧3番館の閉館を機に1番館の2・3階のみに営業規模を縮小し、店舗名を「ダイエー塚口店・イオンフードスタイル」とした。

旧3番館の跡地には野村不動産による高層マンション「プラウド阪急塚口駅前」が建設され、2022年秋より入居開始となった[9]。低層階の2階から地下1階については、同社系列の野村不動産コマースが展開する地域密着型商業施設のブランドを冠したショッピングセンター「SOCOLA(ソコラ)塚口クロス」として同年11月2日に開業した[2]。「SOCOLA」ブランドの商業施設は関西初開業となる[6]。ダイエーは同施設の1階と地下1階にも入居し、「イオンフードスタイル ソコラ塚口店[10]の名称で営業しているが、従来より1番館に入居する「ダイエー塚口店・イオンフードスタイル」も営業を継続しているため、ロータリーをはさんで東西にダイエーによるスーパーが2店舗存在する状態となっていた[注 4]。SOCOLAの開業に合わせ、1番館の3階で営業していたダイエーの調剤薬局および薬店がSOCOLAの1階へ、同じく2階の自家製パンの売り場が「イオンフードスタイル ソコラ塚口店」内へ移転した[10]

2025年10月5日、核テナントの1番館「ダイエー塚口店・イオンフードスタイル」の2・3階直営売り場がこの日をもって営業終了、47年の歴史に幕を下ろした[11][12]。塚口にあるダイエーによる直営店はSOCOLA内の「イオンフードスタイル ソコラ塚口店」に事実上統合となった。なお、ダイエーは営業終了後も旧塚口店内の施設管理業務を継続、店舗名を「塚口SC店」に変更して専門店ビルに転換した[11][12]。同年11月19日には、1階で営業している「デイリーファッション パレット」が2階食料品売り場跡に増床・拡大開業した[13]。3階生活用品売り場跡は同年内に新規テナントが出店する予定。

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フロア構成

さらに見る 階層, 1番館 ...
3番館の閉館前のフロア構成(2016年現在、2番館は前述の通り)
さらに見る 階層, 1番館(ダイエー) ...
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主な店舗など

要約
視点

全店舗の一覧・詳細情報は公式サイト(塚口さんさんタウンは「ショップ検索」、塚口SC店およびSOCOLA塚口クロスは「フロアガイド」)を参照。

1番館(塚口SC店内テナント)
1階と2階の旧ダイエー食料品売り場跡に入居。
2階の店舗の他に、地下1階には運営会社のオレンジフードコートの大阪事務所も入居している。
旧3番館(ダイエー)の6階より移転。
旧3番館(専門店街)の2階より移転。
4階の一角で営業しているが、かつては6階のフロア全体にアシーネが入居していた。
  • 尼崎市役所 阪急塚口サービスセンター
旧3番館(専門店街)の地下1階→6階より移転し、4階に入居。
  • 尼崎市北部保健福祉センター
5・6階のフロア全体に入居。
1番館(その他のテナント)
1階と地下2階に入居。出入口は1階北側の1か所のみで、館内からの行き来はできない。
2番館
SOCOLA塚口クロス

「★」を付した店舗は、過去に塚口さんさんタウン内に出店したことがある店舗。

1番館の2・3階で営業していた「ダイエー塚口店・イオンフードスタイル」とは別店舗。調剤薬局・薬店(生活用品売り場)も「イオンフードスタイル」名義で営業。
テイクアウト専用店舗。かつて阪急塚口駅の北側(現在のホリーズカフェ 阪急塚口駅前店)にも出店していたことがある。
旧3番館(専門店街)の閉館を機に、ブックオフの旧店舗の近隣(コープこうべ塚口店の向かい側のビル)に移転。SOCOLA内にも改めて出店した。
1番館の3階より移転(退去跡には靴のヒラキが入居)。
旧ダイエー塚口店営業終了まで1番館の2階にも設置していた。

過去に営業していた店舗

1番館
  • ダイエー塚口店・イオンフードスタイル(2・3階)
SOCOLA内の「イオンフードスタイル ソコラ塚口店」とは別店舗。
現在は塚口サンサン劇場の利用客向けの待合室兼展示スペースとなっている。
現在はデイリーファッション パレットが入居・営業している。
現在はオープンハウスが入居・営業している。
2番館
現在はパリミキが入居・営業している。
3番館
従来は阪急塚口駅の北側(いかりスーパー塚口店の西隣のビル)で営業していた。

交通アクセス

伊丹市営バスのバス停が位置する阪急塚口駅の北口からは、駅西側に隣接する踏切か地下道を渡る必要がある。地下道にはSOCOLA地下1階の「イオンフードスタイル ソコラ塚口店」と直結する出入口が設けられている(旧3番館が存在した頃から設置され、地下1階の飲食店街と接続していた)。

脚注

関連文献

周辺の主な大規模商業施設

関連項目

外部リンク

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