トップQs
タイムライン
チャット
視点
未来屋書店
イオングループの書店チェーン ウィキペディアから
Remove ads
株式会社未来屋書店(みらいやしょてん、MIRAIYA SHOTEN CO., LTD.)は、千葉県千葉市美浜区の幕張新都心に本社を置く、同名の書店を日本全国に約241店舗(2023年2月)展開するイオングループの企業である。
Remove ads
概要
1985年(昭和60年)12月24日に[1]ジャスコの全額出資で[4]株式会社ブックバーンとして設立され[2]、郊外型小型書店のチェーン展開を行ったのが始まりである[5][6]。
1987年(昭和62年)度には早くも24店舗を展開し、売上高約48億円を上げた[4]。
設立当初から直営店のみならずフランチャイズ店の展開も構想しており[5]、1999年(平成元年)からグループ外のフランチャイズ店の展開も行うこととなった[4]。
しかし、大規模小売店舗法の規制緩和に伴い、郊外型店舗を展開していた同社は競争力を失っていった[6]。そこで、2001年以降、郊外型店舗のスクラップを行い、大型ショッピングセンター内に出店するインショップ型に切り替えていった[6]。なお、インショップ型1号店は1995年(平成7年)6月に開店した「ブックバーン岡崎店」であり[広報 1]、1999年(平成11年)11月20日には「未来屋書店」での1号店となる名古屋みなと店を開店した[7][8]。
Remove ads
沿革
- 1985年(昭和60年)12月24日[1] - ジャスコの全額出資で[4]株式会社ブックバーンとして設立[2]。
- 1986年(昭和61年)2月 - 1号店となる「ブックバーン広畑店」を開店[広報 1]。
- 1995年(平成7年)6月 - インショップ型1号店「ブックバーン岡崎店」を開店[広報 1]。
- 1999年(平成11年)11月20日 - 「未来屋書店」での1号店となる名古屋みなと店を開店[7][8]。
- 2006年(平成18年)5月 - 「株式会社未来屋書店」に商号を変更[6]。
- 2007年(平成19年)10月 - 羽生店より書籍・文具併設型店舗の展開を開始[広報 1]。
- 2009年(平成21年)9月 - 小山店・鎌取店より中古本売場併設型店舗の展開を開始[広報 1]。
- 2011年(平成23年)
- 7月 - 矢巾店より、トレーディングカードを中心としたホビー導入店舗の展開を開始[広報 1]。
- 10月 - 「イオンオーナーズカード」の利用が出来るようになる。
- 2012年(平成24年)3月 - 文化施設「未来屋カルチャークラブ」1号店となる東雲店を開店[広報 1]。
- 2013年(平成25年)
- 2014年(平成26年)12月 - 新業態店舗「未来屋書店 Life with Books」と「Reading and Writing 未来屋書店」を開店[広報 3]。
- 2015年(平成27年)9月1日 - 株式会社ダイエーの完全子会社で書店事業を運営する株式会社アシーネと合併。アシーネの店舗を継承し、「アシーネ」が当社のブランドに組み込まれる[広報 4]。
- 2017年(平成29年)11月 - 未来屋書店公式アプリ サービス開始[広報 1]。
- 2021年(令和3年)10月 - コワーキング業態「MIRAIYA Bookmark Lounge」1号店 幕張店をオープン[広報 5]。
- 2023年(令和5年)8月31日 - 電子書籍ストア「mibon」並びに本の通販ストア「mibon」のサービスを終了[9]。
Remove ads
未来屋小説大賞
前年9月から当該年9月に刊行された小説を対象とし、ノミネート作品を決定。そのなかから社内で選抜された小説好きの書店員が、一番売りたい作品を選出している[10]。
また未来屋えほん大賞も選出しているほか、2023年には生きる本大賞[広報 6]を新設した。
- 第1回(2017年):遠田潤子『冬雷』東京創元社[11]。ISBN 978-4-488-02554-0
- 第2回(2018年):黒澤いづみ『人間に向いてない』講談社[12]。ISBN 978-4-06-511758-3
- 第3回(2019年):伊与原新『月まで三キロ』新潮社[13]。ISBN 978-4-10-336212-8
- 第4回(2020年):町田そのこ『52ヘルツのクジラたち』中央公論新社[広報 7]。ISBN 978-4-12-005298-9
- 第5回(2021年):織守きょうや『花束は毒』文藝春秋[広報 8]。ISBN 978-4-16-391403-9
- 第6回(2022年):安壇美緒『ラブカは静かに弓を持つ』集英社[広報 9]。ISBN 978-4-08-771784-6
- 第7回(2023年):藤岡陽子『リラの花咲くけものみち』光文社[広報 10]。ISBN 978-4-334-91541-4
- 第8回(2024年):阿部暁子『カフネ』講談社[広報 11]。ISBN 978-4-06-535026-3
店舗
出店地域
2022年8月時点で、福井県・鳥取県・島根県・愛媛県・佐賀県・長崎県・熊本県・滋賀県を除く39都道府県に出店している。
→現在営業中の店舗についての詳細は、公式ページの店舗情報を参照
店舗ブランド
2022年8月時点で下記のブランドが存在する。
脚注
関連項目
参考文献
外部リンク
Wikiwand - on
Seamless Wikipedia browsing. On steroids.
Remove ads