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SP02

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biblio Leaf SP02(ビブリオ リーフ エスピーゼロニ[1])は、台湾FOXCONNKDDIの共同開発による電子ペーパー搭載の電子書籍端末である[2]

概要 キャリア, 製造 ...

auブランドを展開するKDDI沖縄セルラー電話CDMA 1X WIN(CDMA2000 1xEV-DO Rev.A)対応の通信モジュール付。製造型番はFCS02(えふしーえす ぜろに)。

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概要

同キャリア向けとしては初となる本格的な「電子ブックリーダー」である。本機にはソーラーパネルが装備されており太陽光から充電ができる(蛍光灯下は不可)。液晶パネルはソニー・リーダーと同じく電子インク (E_Ink) を採用した白黒表示(16階調)の電子ペーパーとなっており、1回の充電で約50冊(約13,000ページ相当)の読書が可能となる。2011年2月時点では日本市場で市販されている唯一の3GWi-Fi接続に対応した電子ペーパー表示の電子書籍端末であった[3]

電子書籍配信のプラットフォームはソニー・KDDI・凸版印刷・朝日新聞社の合弁会社であるブックリスタが担当しており、同社が供給するコンテンツを専用サイト「LISMO Book Store」にて販売し、XMDFファイルでダウンロード配信する形となる。ブックリスタは日本版のソニー・リーダーの電子書籍販売サイト「Reader Store」においても既に供給しているため、両者間での販売タイトルは遜色無いものとされている(互換性は不明)。なお、ソニー・リーダーのPRS-350と構造・操作面で似通う点があるが、OEM製品ではないとされている。

料金プランは当機種専用のもので、基本料とパケット定額相当込みで1575円の固定料金となっている。これに「誰でも割シンプル(特定機器)」を適用すると、月々525円に割引される(誰でも割参照)。

内蔵メモリは2GBで、XMDFファイルのほかPDFEPUBにも対応している[4]

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沿革

  • 2010年(平成22年)10月18日 - KDDI、沖縄セルラーより公式発表[5][6]
  • 2010年12月25日 - 関西沖縄地区にて先行発売開始[7]
  • 2011年(平成23年)1月以降 - 上記以外の残りの地区にて順次発売[7]
  • 2012年(平成24年)5月 - 販売終了。
  • 2016年(平成28年)4月30日 - 「LISMO Book Store」サービス終了[8][9]
  • 2022年(令和4年)3月31日 - 3Gサービスの提供終了[8]

補足

ペットネーム(商品名)に“biblio”の名を冠しているものの、EZweb経由でダウンロードした電子書籍(EZブック)は再生することができず、2010年夏頃に終売している東芝製フィーチャーフォンbiblio(TSY01)に保存した電子書籍コンテンツとの互換性は全くない。

関連項目

外部リンク

脚注

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