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TBS系列
日本の放送事業者、TBSホールディングスのニュース系列 ウィキペディアから
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TBS系列(ティービィーエスけいれつ)とは、TBSテレビ・TBSラジオをキー局とする放送事業者のネットワークの総称である。
概要
ここでいう「系列」とは一般的な意味の企業系列ではなく、報道素材や番組の提供を目的とするテレビ・ラジオ局同士のネットワークを意味する。
単に「TBS系列」という場合、一般的にはTBSテレビ(略称「TBS」)[1]のネットワークを指すことが多い(#テレビの節にて詳述)。ただしTBSラジオも独自の全国ネットワークを持っている(#ラジオの節にて詳述)。
これはかつての株式会社東京放送(→東京放送ホールディングス、現・TBSホールディングス)が、2001年9月30日までAMラジオ放送とテレビ放送を兼営する放送事業者で、当時からテレビ部門とラジオ部門が別々の全国ネットワークを形成していたためである。その後、ラジオ事業は現在の株式会社TBSラジオ[2]に継承され、テレビ事業は株式会社TBSテレビとして分社化された。
テレビ
TBSテレビをキー局とする地上波テレビ局のネットワークは、ジャパン・ニュース・ネットワーク(Japan News Network、JNN)と呼ばれ、その運営組織「JNNネットワーク協議会」が付帯事業としてTBSネットワークを運営している。前者はニュース番組の供給、後者はそれ以外の放送番組の供給をそれぞれ目的としている。
2025年現在、加盟社は28社である。放送対象地域は合計43都道府県で、秋田県・福井県・徳島県・佐賀県が含まれない(実際にはスピルオーバーやケーブルテレビの区域外再送信でJNN加盟社の放送が受信できる地域もある)。
各ネットワークの加盟社の詳細についてはジャパン・ニュース・ネットワーク#加盟局を参照。
ラジオ
TBSラジオをキー局とするAMラジオ局のネットワークは、ジャパン・ラジオ・ネットワーク(Japan Radio Network、JRN)と呼ばれ、TBSラジオ系列とも称される。
2025年現在、加盟社は34社。うちJRN単独加盟は4社、全国ラジオネットワーク(NRN)とのクロスネットが30社である。またラテ兼営局では、ラジオ部門がJRNであってもテレビ部門がJNNとは限らない。加盟社の詳細はジャパン・ラジオ・ネットワーク#加盟局を参照。
TBS系列に関連する企業
衛星放送
→「衛星放送」も参照
以下の各社・各チャンネルはJNNには加盟していないが、番組供給などを受ける関係で、「TBS系列」と称されることがある。
- BS-TBS(旧・BS-i)
- BS-TBS 4K
- TBS NEWS (CS放送)(旧・JNNニュースバード→TBSニュースバード。地上波JNN系列局及びBS-TBS、BS-TBS 4Kでも一部時間帯に同時放送。スカパー!プレミアムサービスでの放送も行っており、同時放送する地上波JNN局とBS-TBSも16:9HD画面)
- TBSチャンネル
- TBSチャンネル1
- TBSチャンネル2
- GAORA
絆プロジェクト
2011年3月11日に発生した東日本大震災を受け、JNN・JRN各局では「絆プロジェクト」と題した震災復興支援活動を2021年現在も展開中。ラジオ・TV各ワイド番組内で被災地の様子や被災者からのメッセージ、視聴者からの復興支援メッセージを随時紹介すると共に、(窓口受付・金融機関振り込み・各局パーソナリティーの街頭募金活動による)義援金受付・チャリティーライブをしたり、救援物資や復興ボランティアの受付窓口・ライフラインや交通機関の復旧及び運行状況等を各局サイト内で紹介している(関係機関サイトへもリンク)。さらに被災地でラジオ受信機が不足している事を受け、全国のJRN各局では不要となった携帯ラジオ受信機(乾電池や手回し発電で駆動する小型タイプ)をリスナーより集め、IBC・TBC・RFCのスタッフと共に被災地へラジオ受信機を届ける活動を展開した[注 1]。
→「JNN・JRN共同災害募金」も参照
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脚注
関連項目
外部リンク
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