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Xenon (マイクロプロセッサ)

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Xenon (マイクロプロセッサ)
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Xenon(ゼノン)は、マイクロソフトゲーム機であるXbox 360CPUに使用されている、PowerPCベースのマイクロプロセッサである。

概要 生産時期, 設計者 ...

概要

このプロセッサの内部的なコードネームは、IBMによっては "Waternoose" [1]マイクロソフトによっては "XCPU" と呼ばれた。このプロセッサはIBMのPowerPC命令セットアーキテクチャをベースとし、1つのダイの上の3つの独立したプロセッサコアにより構成される。これらのコアは、PlayStation 3専用に設計されたCellPPEと同じアーキテクトDavid Shippy, Mickie Phippsにより同時期に開発され、XenonはCellより6週間早く完成された[2][3]。それぞれのコアは2つのシンメトリックなハードウェアスレッド(SMT)を持ち、合計で6つのハードウェアスレッドをゲームで使用できる。それぞれの独立したコアは8KBのL1命令キャッシュと8KBのL1データキャッシュを持つ。

このプロセッサはパッケージングに "XCPU" とラベルされ、Charteredにより製造されている。Chartered は2007年に半導体製造プロセスを65nmに細分化し、製造コストを削減した。なお、2010年1月にCharteredが合併し、GLOBALFOUNDRIESが半導体製造を担当している。

なお"Xenon" の名称は、Xbox 360 の初期の開発時のコードネームとしても使用された。

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仕様

脚注

関連項目

外部リンク

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