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ケフェウス座イオタ星
ケフェウス座の恒星 ウィキペディアから
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ケフェウス座ι星(ケフェウスざイオタせい、ι Cephei、ι Cep)は、ケフェウス座の恒星である。年周視差に基づいて計算した太陽からの距離は、約115光年である[2]。見かけの等級は3.5で、肉眼でみることができる[1]。
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名称
中国では、ケフェウス座ι星は、「天上の鉤」を意味する天鈎(拼音: )という星官を、ケフェウス座4番星、HD 194298、ケフェウス座θ星、ケフェウス座η星、ケフェウス座α星、ケフェウス座ξ星、ケフェウス座26番星、ケフェウス座ο星と共に形成する。ケフェウス座ι星自身は、天鈎八、つまり天鈎の8番星と呼ばれる[6]。
特徴
ケフェウス座ι星はK型巨星で、スペクトル型はK0 IIIとされる[1]。ケフェウス座ι星は、レッドクランプとして知られる進化段階にあり、核ではヘリウムを燃焼してエネルギー源としている[7]。ケフェウス座ι星は、半径が太陽の約10倍、質量は太陽の約2.15倍、光度は太陽の約50倍で、有効温度は約4,831Kとされる[3][4]。
北極星

ケフェウス座ι星は、地球の歳差運動に伴う天の北極の軌道に近い肉眼等級の恒星で、西暦5000年代の内にはケフェウス座γ星の次の北極星とみなせるようになる[8]。
脚注
関連項目
外部リンク
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