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中央区立図書館
東京都中央区にある公共図書館 ウィキペディアから
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中央区立図書館(ちゅうおうくりつとしょかん)は、東京都中央区が設立・運営する公共図書館の総称および組織名。
京橋図書館(本の森ちゅうおう)・月島図書館・日本橋図書館・晴海図書館の4館からなる。中央区の在住・在勤(在学)者でなくても利用可能で、利用カードを作成し、禁帯出でない図書館資料を借りることができる。また、65才以上の中央区在住者に限り、シニアセンターで中央区立図書館の予約資料受取と返却ができる。ただし、予約自体は図書館への電話などですることになる。
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沿革
京橋図書館
築地以前
築地時代
新富時代
日本橋図書館
日本橋通時代
蛎殻町→人形町時代
月島図書館
晴海移転以前
晴海移転→月島復帰
晴海図書館
- 2024年(令和6年):晴海四丁目に開館(晴海区民センター内)。
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施設
要約
視点



京橋図書館
- 中央区立京橋図書館(本の森ちゅうおう)
- 東京都中央区新富1-13-14
- 鉄骨造(一部鉄筋コンクリート造)、地上6階、地下1階建て、延べ床面積約8,600平方メートル[11][5]
- 蔵書数:343,637冊(2017年)[12]、約42万冊(2022年現在)[11]
- 収蔵余力:7万冊[5]
- 座席数:約450席[11]
京橋図書館は、1908年(明治43年)8月に東京市立京橋図書館として設立認可された。当初は、京橋尋常小学校内で東京市立京橋簡易図書館として開館したが、1921年(大正11年)に移転した建物は、翌年の関東大震災で全焼した。1929年(昭和4年)に中央区役所内に移転したが、幸いにも戦火を免れ、現在では貴重な資料を所蔵する都内屈指の図書館となっている。建物の老朽化により、2022年(令和4年)8月末で旧京橋図書館(築地1丁目)が閉鎖され、同年の12月4日に中央区立郷土資料館とともに、新富1丁目に新設された複合施設「本の森ちゅうおう」内に移転した[5]。郷土資料館を併設している[11]。大きな特色としては戦前図書の所蔵と地域資料室が挙げられる。戦前図書は、1945年(昭和20)年以前に発行された図書のうち、約26.000冊所蔵している。地域資料室では、中央区関連の資料を網羅的に収集するほか、23区や多摩地域に関する資料も揃えている。所蔵資料は、戦前からの図書資料をはじめ、地図、錦絵、写真、絵葉書など多岐に渡る(現物閲覧・コピー不可)
月島図書館
- 中央区立月島図書館
- 東京都中央区月島4-1-1(月島区民センター内)
- 蔵書数:151,282冊 (2017年現在)[13]
月島駅そばの月島区民センターの3階にある中規模の図書館。月島・築地・佃などの地域資料も充実している。フィクションの世界では、石田衣良の直木賞受賞作『4TEEN』にも登場した図書館となっている。中規模図書館としてどのジャンルも充実している。月島ならではの地域資料を保有している。佃・月島が舞台となった2008年上半期のNHK連続テレビ小説『瞳』のドラマのノベライズ本なども月島図書館の地域資料にある。築地のガイド本や、IHI(現在は江東区豊洲に本社があるが、旧石川島重工業の創業は佃)のOB会の会誌である「佃島物語」も所蔵している。昔からの町なので、図書館が収集に力を入れているだけでなく、関連資料そのものの点数が多い。また、資料ではありませんが、雑誌コーナーに飾られているダイナミックな絵画は「佃祭」というタイトルである。舞う獅子を描いた、暗い色調の中に金色が渋く散っている絵となっている。
日本橋図書館
- 中央区立日本橋図書館
- 東京都中央区日本橋人形町1-1-17(日本橋小学校等複合施設内)
- 蔵書数:103,681冊 (2017年現在)[14]
日比谷線または都営浅草線の「人形町」駅、半蔵門線の「水天宮前」駅から徒歩4分程度の場所にある図書館。日本橋小学校および幼稚園・社会教育会館の複合施設になっており、6、7階が図書館です。閲覧席は104席あり比較的規模の大きな図書館となっている。事務所が多い地域だけあり、ビジネスコーナーは小さいながらすぐに使える実務の本が充実。近所の方らしき利用者も多い。6階はエレベーターホールから図書館エリアに入った手前側一帯がこどもしつで、その先に6,7階を結ぶ階段があり、階段の右奥にある通路を進むと、左に読書室が、右に視聴覚室が配置されている。こどもしつは、京橋図書館より広く、月島図書館より利用者が少なく、一般書架とフロアが別なため、多少こどもが静かにできなくても迷惑になる度合いが低いので、中央区立図書館の中で一番居心地が良いとされている。7階の配置は、6階にこどもしつ、読書室、イベントなどを行う視聴覚室があり、それ以外の一般書架や新聞・雑誌、CDなどは全て5階となっている。カウンターや自動貸出機・自動返却機は6,7階それぞれに存在するが、予約した資料は7階に存在する、6階の読書室を利用したい場合は、7階にある座席確保端末を使って席を取る必要がある。
晴海図書館
- 中央区立晴海図書館
- 東京都中央区晴海4-8-1(晴海区民センター内)
- 蔵書数:90.000冊(2024年7月1日時点)[15]
- 雑誌:161種類 CD・DVD:1067タイトル 新聞:13紙
- 席数:280席
2024年(令和6年)7月1日に中央区で4番目の図書館としてオープンした図書館、一般スペースがキッズスペースと隣接しているが、土地柄子どももほとんどお存在せず。勉強している社会人、学生が閲覧席でパソコンを広げて作業する場所となっている。館内がゆとりを持って広々と作られているためか、混み合った印象はなく、閲覧や作業のスペースはかなり空いている。一般エリアの蔵書について、現在はやや少ない印象となっていますが、新着図書棚も充実しており、これから増やしていく予定。今はいろいろな分野の本が広く浅く揃えられている。探している本があれば、事前に蔵書検索を行ってから、蔵書があることを確認した上で赴く必要がある。また、少し歩いた場所にコンビニやスーパーがあり、図書館内はフタ付きの飲み物の持ち込みOKで、飲食スペースも設置されている。
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利用案内
- 開館時間
- 月曜から土曜 9:00-21:00
- 日曜・祝日 9:00-17:00
- 地域資料室 9:00-17:00
- 休館日
- 第三木曜日12/31 - 1/2、その他特別整理や施設保守点検のための臨時休館
休館日・閉館後でも、投函することで図書等の返却が可能な「ブックポスト」が各図書館の建物近辺に設置されているほか、2019年5月には、佃のシニアセンター入口付近にも追加にて設置された(原則中央区在住の在住の65歳以上の方の利用が原則)。
脚注
参考文献
外部リンク
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