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亜深海性貝類の産状を示す野島層の露頭

横浜市金沢区にある地層の露頭。 ウィキペディアから

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亜深海性貝類の産状を示す野島層の露頭(あしんかいせい かいるいのさんじょうをしめす のじまそうのろとう)は、神奈川県横浜市金沢区大道1丁目に所在する地層(野島層)の露頭である。貝類化石(貝殻)が多量に含まれており、横浜市指定天然記念物である[1]

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概要

野島層は上総層群に属し、新生代第四紀前期更新世中の約220万年前〜180万年前にかけて堆積した海底堆積層である[2][3]野島を名称の由来として、横浜市南部から三浦半島北部に広がっている。これらが堆積した当時の古水深は400 - 500メートルほどと推定されており[4]、多くの亜深海〜深海性貝類の化石を産出する[4]

金沢区大道1丁目の横浜市立大道中学校校地内にある野島層の断崖には、10種類以上の亜深海性貝類の化石を多量に含む露頭があり、15メートルにわたり連続した地層となっている[5]。1994年(平成6年)11月1日に横浜市の天然記念物となった[1]

脚注

参考文献

関連項目

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