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波自加弥神社

石川県金沢市二日市町カにある神社 ウィキペディアから

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波自加弥神社(はじかみじんじゃ、正式には「波自加彌神社」)は、石川県金沢市二日市町カ186番地にある神社

概要 波自加彌神社, 所在地 ...

概要

金沢市北部に位置する。表参道の入り口の鳥居付近には用水が流れ、用水の建設者を讃える碑が存在する。境内は全体に鬱蒼とした林に覆われている。山の斜面が参道になっており、社殿は小高い場所にある。

祭神は、『石川県神社誌』によると、波自加弥神正八幡神

ただし、現地に設置されている石碑によると、祭神は、波自加弥神、天照大神応神天皇神功皇后仲哀天皇比咩大神少彦名神武甕槌神経津主神天児屋根神八坂刀売神建御名方神

境内には正一位八幡山稲荷社が存在。

また摂社として、諶兵堂(じんべえどう)もある。諶兵堂は、武内宿禰を祀る。

宮司は田近章嗣。また本人のブログによると社名の由来は、「歯で噛(か)んで辛(から)いものすなわち、ショウガ・ワサビ・サンショウなどの古語で、『薑・椒(はじかみ)』が語源」とのこと[1]

歴史

創建は養老2年(718年)。

延喜式では、国幣小社とされる。

寿永2年(1183年)の源平北国合戦のおり、兵火のため社殿すべてが焼失し、現在地の田鹿八幡宮(たじかはちまんぐう)に遷座され復合の神社となったが、のち、正四位上の神階(しんかい)をもつ波自加彌神が八幡神より上位と考えて、社名が今のものに変更された。 本来は現在地の2キロ後方山手にある四坊高坂町の黄金清水(こがねしょうず)に鎮座していた。

大正14年(1925年)には、郷社になる。

黄金清水

旧社地である四坊高坂町にある湧水黄金清水は、奈良時代、この地方が大干ばつに見舞われた時、国造(くにのみやつこ)が雨乞いのために当社に籠(こも)った。すると、37日目の満願日に霊水が湧き出して人民は救われた。人々は神に感謝し、供え物をしようと思いましたが、長く続いた旱魃(かんばつ)のため供える物がなかなか見つからず、たまたま干天下(かんてんか)にも自生していた生姜を捧げた。これが毎年6月15日に行われる、全国に類例のない「しょうが祭り」の起こりである、遠く江戸時代には、加賀・越中・能登の料理店主はすべてお参りしたといい。また、生姜の薬効から医薬の神としての信仰も篤く、薬師(くすし)も多く参詣したと伝えられ、現在もその趣旨は多くの人に受け継がれている。[2]

交通アクセス

  • 北鉄金沢バス 森本駅前より87番八幡経由本津幡ゆき乗車、八幡バス停下車徒歩3分
    • 遥拝殿へは、森本駅前より87番二日市経由本津幡ゆき乗車、二日市下車(フリー乗降区間につき、正門前でも乗降可。但し本数少)

脚注

参考文献

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