第19回東京箱根間往復大学駅伝競走

第19回東京箱根間往復大学駅伝競走（だい19かいとうきょうはこねかんおうふくだいがくえきでんきょうそう）は、1938年1月8日から1月9日まで開催された19回目の東京箱根間往復大学駅伝競走である。

第19回東京箱根間往復大学駅伝競走
試合日程	1938年1月8日 - 1月9日
出場校	12校
総合優勝校	日本大学
往路優勝校	日本大学
復路優勝校	日本大学
< 19371939 >

参加大学

No.	大学名	前回順位	出場回数
1	日本大学	前年1位	12年連続16回目
2	明治大学	前年3位	19年連続19回目
3	立教大学	前年4位	5年連続5回目
4	専修大学	前年5位	5年連続5回目
5	中央大学	前年6位	14年連続17回目
6	東京文理科大学	前年7位	9年連続9回目
7	法政大学	前年8位	18年連続18回目
8	日本歯科医専門学校	前年10位	11年連続15回目
9	東洋大学	前年11位	6年連続6回目
10	東京農業大学	前年12位	6年連続16回目
11	横浜専門学校	前年13位	3年連続3回目
12	拓殖大学	前年14位	6年連続6回目

成績

	大会成績		第18回大会までの最高記録
総合優勝 （150哩?）	日本大学 （12時間40分13秒）	4年連続4回目	日本大学 （12時間33分24秒） （参考、150哩） [第18回、1937年]
往路優勝 （75哩?）	日本大学 （6時間25分35秒）	4年連続5回目	日本大学 （6時間19分32秒） （参考、75哩?） [第18回、1937年]
復路優勝 （75哩?）	日本大学 （6時間14分38秒）	5年連続5回目	早稲田大学 （6時間09分05秒） （参考、約70.5哩） [第14回、1933年]

総合成績

総合順位	大学名	総合記録	1位との差	通過順位										備考
				往路					復路
				1区	2区	3区	4区	5区	6区	7区	8区	9区	10区
1	日本大学	12時間40分13秒	-時間--分--秒	5	1	1	2	1	1	2	1	1	1
2	専修大学	13時間18分12秒		4	4	4	4	3	3	3	3	3	3
3	東京文理科大学	13時間43分50秒		1	2	3	3	4	4	4	4	4	4
4	立教大学	13時間44分27秒		6	6	7	5	5	5	5	5	5	5
5	中央大学	14時間01分03秒		3	5	5	7	6	6	6	6	6	6
6	日本歯科医専門学校	14時間32分55秒		7	7	6	6	7	7	7	7	7	7
7	東洋大学	14時間44分28秒		11	9	8	8	8	8	8	8	8	8
8	東京農業大学	14時間54分57秒		8	10	9	9	9	9	9	9	9	9
9	拓殖大学	15時間00分38秒		10	11	10	10	10	10	10	10	10	10
10	横浜専門学校	15時間14分17秒		9	8	12	12	12	12	12	12	11	11
11	法政大学	15時間18分44秒		12	12	11	11	11	11	11	11	12	12
失格	明治大学	12時間41分38秒		2	3	2	1	2	2	1	2	2	2

2着の明治大学は6区の走者の資格疑義（夜間部に在籍する学生で二重登録に該当）により失格となり、以下順位が繰り上がった^[1]。

往路成績

往路順位	大学名	往路記録	1位との差	通過順位
				1区	2区	3区	4区	5区
1	日本大学	6時間25分35秒	-時間--分--秒	5	1	1	2	1
2	明治大学	6時間25分59秒		2	3	2	1	2
3	専修大学	6時間43分28秒		4	4	4	4	3
4	東京文理科大学	6時間48分43秒		1	2	3	3	4
5	立教大学	6時間54分21秒		6	6	7	5	5
6	中央大学	6時間59分31秒		3	5	5	7	6
7	日本歯科医専門学校	7時間06分21秒		7	7	6	6	7
8	東洋大学	7時間10分34秒		11	9	8	8	8
9	東京農業大学	7時間24分37秒		8	10	9	9	9
10	拓殖大学	7時間27分34秒		10	11	10	10	10
11	法政大学	7時間32分52秒		12	12	11	11	11
12	横浜専門学校	7時間45分15秒		9	8	12	12	12

復路成績

復路順位	大学名	復路記録	1位との差	通過順位
				6区	7区	8区	9区	10区
1	日本大学	6時間14分38秒	-時間--分--秒	1	2	1	1	1
2	明治大学	6時間15分39秒		2	1	2	2	2
3	専修大学	6時間34分44秒		3	3	3	3	3
4	立教大学	6時間50分06秒		5	5	5	5	5
5	東京文理科大学	6時間55分07秒		4	4	4	4	4
6	中央大学	7時間01分32秒		6	6	6	6	6
7	日本歯科医専門学校	7時間26分34秒		7	7	7	7	7
8	横浜専門学校	7時間29分02秒		12	12	12	11	11
9	東京農業大学	7時間30分20秒		9	9	9	9	9
10	拓殖大学	7時間33分04秒		10	10	10	10	10
11	東洋大学	7時間33分54秒		8	8	8	8	8
12	法政大学	7時間45分52秒		11	11	11	12	12

その他

• この大会で総合優勝した日本大学と総合2位の専修大学とのタイム差が37分59秒あったが、この差は85年たった現在でも、最大差である^[2]。