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金峰山 (山梨県・長野県)

山梨県・長野県にある山 ウィキペディアから

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金峰山(きんぷさん/きんぽうざん)は、山梨県甲府市長野県南佐久郡川上村の境界にある標高2,599 mである。別名「甲州御岳山[2]日本百名山新日本百名山花の百名山山梨百名山および甲府名山のひとつ。

概要 金峰山, 標高 ...

特徴

奥秩父の主脈上に位置し、1950年(昭和25年)7月10日に指定された秩父多摩甲斐国立公園の区域に含まれている[3]。山梨県側では「きんぷさん」、長野県側では「きんぽうさん」と呼ぶ。

北側から日本海側河川の千曲川の支流、南側から太平洋側河川の釜無川の源流(支流)を発する中央分水嶺である。古くから信仰の対象となり、蔵王権現を祀る。古くは金峯山と表記した[4]

金峰山周辺は良水晶に恵まれ、山梨県側中巨摩郡(現甲府市)には明治初頭まで水晶鉱山が存在した[5]

山頂部は奥秩父で唯一森林限界を超えており、ハイマツ帯が広がる。頂上には「五丈岩」という大きな岩があり、開けていて360度の展望がある。三等三角点(点名「金峰」、標高2,595.03 m)が設置されている[6]。西側山麓の金山平(かなやまだいら)に、奥秩父を歩き本に著わした田部重治木暮理太郎のレリーフがある。

登山

登山道は山梨県側の瑞牆山荘や黒平、長野県側の廻目平より通じている。ピークのみならば県境の大弛峠から登るのもよい。瑞牆山荘・大弛峠までは登山シーズン中はバスが運行されている。

金峰山信仰

山頂には金櫻神社の本宮があり、古くから修験者の奉賽品や経塚など、金峰山信仰に関わる考古遺物の表面採集が報告されている。刀子などの鉄製品や灰釉陶器などの土器・陶磁器類、古銭や水晶製の数珠玉、土馬、装飾円盤など、平安時代からの出土品があり、出土遺物は甲府市教育委員会の所有で、笛吹市山梨県立博物館において常設展示されている。

周辺にある小屋

  • 瑞牆山荘
  • 富士見平小屋
  • 大日小屋(荒廃)
  • 金峰(きんぽう)山荘 - 長野県川上村の村営山荘。
  • 金峰山小屋
  • 大弛小屋

画像 

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金峰山頂から南側の眺望
左から朝日岳国師ヶ岳富士山、右端は五丈岩
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金峰山頂から北西側の眺望
中央に瑞牆山、中央右に小川山

隣接する山

脚注

関連項目

外部リンク

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