丞

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副官。
1. 丞相-初めは相国(相邦)の副官として設置されたが、君主権を干犯しかねないという理由で相国は常置されなくなったため副官が事実上の長官となった。
2. 県丞などの副官。長官を県令とされた。
（朝鮮）官職名。
1. 新羅の時代、司正府に存在した職。奈麻や大奈麻などの官等にいる人から登用された。孝成王の時代に佐に改名された。
  - 「司正府，...佐二人，孝成王元年，爲犯大王諱，凡丞改稱佐，景德王改爲評事，後復稱佐，位自奈痲至大奈痲爲之，大舍二人，位自舍知至奈痲爲之」（金富軾『三國史記・卷三十八』）
2. 高麗の時代、各地の省や監に置かれた官吏。品階では正五品から正九品。
  - 「令一人，從七品。丞二人，從八品。錄事二人，正九品。忠烈王三十四年忠宣始置，尋罷之。」（鄭麟趾『高麗史・卷七十六』）
3. 朝鮮の初期、各地の院や府に置かれた官職の一つ。品階では従五品から正九品。
4. 書吏。

甲骨文字	小篆	流伝の古文字

殷	《説文》（漢）	《六書通》（明）

音	呉音: ジョウ[ジョゥ] 漢音: ショウ[ショゥ]
訓	訓読み: すく-う、たす-ける、すけ

-	Unicode: U+4E1E
日	JIS X 0213/0208: 1面30区71点 [第1水準] (`Shift_JIS=0x8FE5`, `EUC-JP=0xBEE7`, `ISO-2022-JP=0x3E67`) MJ文字図形: MJ006332
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漢字