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アメリカ合衆国出身のプロ野球選手 ウィキペディアから
スコット・マイケル・ピープルズ(Scott Michael Peoples, 1991年9月5日 - )は、アメリカ合衆国テキサス州パーカー郡ウェザーフォード出身の元プロ野球選手(投手)。右投右打。愛称は"ピープス"[1]。
2012年のMLBドラフトで14巡目(全体443位)でクリーブランド・インディアンスから指名され、プロ入り。インディアンス傘下のA級からAAA級で7年間プレーした。マイナー通算166試合に登板し48勝44敗、防御率4.16を記録。
2019年はAAAのコロンバス・クリッパーズで主に先発を中心に25試合の登板。10勝6敗、防御率3.98の成績を記録した[2]。
2019年11月9日に横浜DeNAベイスターズに入団することが発表された[3][4]。
2020年は、6月20日にNPB初出場を果たした。最終的に外国人枠の関係もありシーズンを通じての活躍はできず、10試合に登板し、2勝2敗、防御率4.97の成績にとどまったが、12月14日に推定年俸4800万円で契約を更新した[5]。
2021年は、6月19日の広島戦で投球後に倒れ込み、そのまま降板[6]。翌6月20日に登録抹消され[7]、6月23日に急性腰痛症と診断された[8]。リリーフに配置転換され、9月23日に一軍復帰登板を果たした[9]。最終的に18試合に登板し、3勝4敗、防御率4.21を記録[10]。12月2日に自由契約選手として公示された[11]。
2022年1月21日に再契約を結んだ[12][13]。推定年俸は2500万円[14]。しかし、シーズン初先発となった4月22日の広島戦で持病の腰痛が再発し離脱[15]。その後は二軍でリハビリと調整登板を続けていたが、本人からアメリカに戻り治療がしたいと言う申し出があり、7月18日に球団から退団が発表され、7月25日にウェーバー公示された[16]。退団発表の際には自身のツイッターにて、ファンへの感謝のメッセージも綴られた[17]。
2023年1月25日に現役引退を発表し、同時にシアトル・マリナーズ傘下AA級アーカンソー・トラベラーズの投手コーチに就任することが発表された[18][19]。
196cmの長身から角度のある最速153km/hのストレートを投じ、スライダー、ツーシーム、チェンジアップなど多彩な変化球を低めに集めるグラウンドボーラータイプ[20][21]。
制球に優れており、2019年は四球率1.80の数字を残している[22]。
NPBに移籍する3年前に新渡戸稲造の名著「武士道」に出会い、「規律、細かな所作、ミスをおかさない精神。アメリカ合衆国では細かいことは気にしない傾向があるが、侍の考え方はすごく印象に残ったし、侍という生き方に興味を持ちました」と共感し、左腕に「武」のタトゥーを彫り込んでいる。「武士道」の本は来日する際にも持参している[23]。
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