吉田カバン
ウィキペディアから
ウィキペディアから
吉田カバン(よしだカバン)は、日本の鞄メーカー「株式会社吉田(よしだ)」の通称。「吉」の正確な表記は「𠮷」(「土」の下に「口」、つちよし)である[1]。自社ブランドであるPORTER(ポーター)をはじめとする製品を展開している。一貫した国内生産を標榜し[2]、カジュアルやビジネスなど性別、年代を問わず様々な商品を発表している[2]。近年ではアジア圏を中心に海外にも認知を広げ始めている。
本社(中央の灰色の建物) | |
種類 | 株式会社 |
---|---|
市場情報 | 非上場 |
略称 | 吉田カバン |
本社所在地 |
日本 〒101-0031 東京都千代田区東神田1丁目17-6 C&Kビル 北緯35度41分42.0秒 東経139度46分53.7秒 |
設立 | 1935年4月1日 |
業種 | その他製品 |
法人番号 | 1010001031711 |
事業内容 | 鞄の製造、卸販売、小売 |
代表者 | 吉田幸裕(代表取締役社長) |
資本金 | 2,000万円 |
売上高 | 184億円(2017年5月現在) |
従業員数 | 216名(2017年12月現在)、内社員数167名 |
外部リンク | https://www.yoshidakaban.com/ |
1935年(昭和10年)に前身である「吉田鞄製作所」が創業者の吉田吉蔵によって設立され、1951年(昭和26年)、現在の「株式会社吉田」に改組し、東神田に本社を移転させた。
1962年(昭和37年)、自社ブランドである「PORTER」を立上げる。
1983年(昭和58年)に同ブランドにおける定番商品となる「TANKER」シリーズを発表。また、その翌年の1984年(昭和59年)には「LUGGAGE LABEL」ブランドを新たに立上げる[2]。
1981年には、当時のチーフディレクターが日本人として初めて「NYデザイナーズ・コレクティブ」のメンバーに選出された。
創業80年以上の歴史がありながら、インラインアイテムにこだわらず、業界の垣根を越え、様々な分野の企業やブランドとコラボレーションしたアイテムを発表しており、その他にも藤原ヒロシプロデュースブランドの「HEAD PORTER」や、BEAMSとの協業ショップである「B印YOSHIDA」など、その展開は多岐にわたる。
2019年5月現在、直営店・オンリーショップ・コンセプトショップの3形態で店舗展開を行っている。
国内外に24店舗(2019年5月現在)が展開されており、うち海外店舗は香港・マカオ・台湾の3か所に計9店舗存在している[9]。店名のKURA CHIKAは創業者・吉蔵の蔵(くら)とその妻である千香(ちか)の名前を合わせたもの[3]。
雑踏に面して展開されている店舗形態。「スタッフと客があらゆるコミュニケーションを図る場所」というコンセプトのもとに作られている[10]。品川駅、東京駅、京都産寧坂の3か所に店舗が存在する[10][11]。
上記PORTER STANDに続いて誕生した店舗形態。名前はPORTERの略字であり、ファクトリーをイメージした内装を施しているのが特徴[12]。
韓国のソウル市内に展開されている海外店舗[9]。
Seamless Wikipedia browsing. On steroids.
Every time you click a link to Wikipedia, Wiktionary or Wikiquote in your browser's search results, it will show the modern Wikiwand interface.
Wikiwand extension is a five stars, simple, with minimum permission required to keep your browsing private, safe and transparent.