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宇都宮環状道路
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宇都宮環状道路(うつのみやかんじょうどうろ)は、栃木県宇都宮市の外縁部を一周する環状道路である。愛称は宮環(みやかん)。英語表記はUtsunomiya Ring Road。このほか、宇都宮環状線と呼ばれることもある。


(県道宇都宮亀和田栃木線)

(国道121号)
概要
宇都宮市中心部に集中し、飛躍的に増大していた交通を適切に分散誘導するために計画・整備された道路で、市の外縁部を一周する都市環状道路としては日本初の本格的な環状道路である。1971年より整備が開始され、25年の歳月をかけて1996年に全線開通した。
総延長は34.4 kmで、東京特別区の山手線とほぼ同じ。全区間が4車線化されている。この道路の開通により、市街地の渋滞の緩和、市街地の通過時間の大幅な短縮といった効果が現れたが、郊外交通量の増大に伴い宇都宮環状道路でも渋滞が頻繁に起こるようになっている。
沿線には、ロードサイド店舗が林立している。朝・夕の通勤・通学時間帯に起こる渋滞を解消するため、主要交差点の立体化整備を順次進めている。
構成路線
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- 新4号国道(西刑部町(瑞穂野南) - 平出工業団地)
- 国道119号宇都宮環状北道路(平出工業団地 - 宮環上戸祭町交差点)
- 栃木県道3号宇都宮亀和田栃木線(宮環上戸祭町 - 西川田町(さつきロード入口))
- 国道121号(西川田町(さつきロード入口) - 西刑部町(瑞穂野南))
- なお、先行して供用開始していた西川田本町 - 宮の内2丁目区間や上戸祭町 - 鶴田町三の沢区間などは当初「(県道)宇都宮環状線」という一般県道扱いだった。西川田本町 - 宮の内2丁目区間は未開通区間を含めて1994年に国道121号へ昇格した。
交差する道路
- 交差する場所は、全て宇都宮市内、交差点名を表記。
- 左欄は立体交差名。背景色が■である部分は未整備。未開通区間の名称は仮称。
交通量
2005年度(平成17年度道路交通センサスより)
平日24時間交通量(台)
- 宇都宮市下栗町643:59,212
- 宇都宮市石井町3281:63,669
- 宇都宮市平出3675:47,783
- 宇都宮市下川俣町993:42,019
その他

宇都宮南署前交差点
宇都宮環状道路は、「宇都宮環状線」や「外環状線(そとかんじょうせん)」などと案内される事がある。 「宇都宮環状線」は、1980年代後半に宇都宮市議会が制定した「道路愛称」において、当時「宇都宮環状線」と命名された名残りである。全線開通時には県があらためて「宇都宮環状道路」と命名しているが、一部政府関連機関などが従前の「宇都宮環状線」をそのまま使用している。
関連項目
外部リンク
- 宇都宮環状道路(国土交通省)
- 栃木県の街路事業の進め方-栃木県(2013年4月10日アーカイブ) - 国立国会図書館Web Archiving Project
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