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日本の雑誌 ウィキペディアから
『東京ウォーカー』(とうきょうウォーカー、Tokyo Walker)は、日本のKADOKAWAが毎月20日に発売していた都市情報雑誌である。
東京と神奈川・埼玉・千葉に加えて山梨・静岡県の一部地域について、グルメ・旅・映画・音楽情報や最新トレンド、連載など広範囲に扱う。
通常から特別定価680円としていた。
1990年に角川書店が『週刊トウキョー・ウォーカー・ジパング』(Tokyo Walker Zipang) として創刊する。『ぴあ』に続く2誌目の首都圏情報誌で、角川書店初のタウン情報誌である。当初の発売日は毎週火曜日で、のちに『Tokyo Walker』と改題して2003年に他地区にならび隔週火曜日発売とする。発行元は角川グループの事業再編により、当初の角川書店から角川クロスメディア、角川マーケティング、角川マガジンズと変遷した。
2008年4月22日発売号で誌面を刷新し、文字サイズが一回り大きくなった。2009年6月23日発売号から、誌面が大幅にリニューアルされた。判型もA4変形からA4正寸に若干サイズアップされた。
2010年、創刊20周年を迎えた。
2013年4月16日発売号よりテレビ番組表をなくし、特集と連載を増やす大幅リニューアル。
2015年には創刊25周年を迎え、6月20日発売の7月号より、月刊誌として再リニューアル。以後、毎月20日発売[注 1]となる。
2015年3月まで角川マガジンズが編集した。
2016年3月30日より週刊誌時代の東京ウォーカーを引き継ぐ形で、電子雑誌形式の姉妹紙『週刊東京ウォーカー+(プラス)』が創刊された[1]。最新号は毎週水曜日に配信される。
2018年11月号より東京都の30代未婚率が男女ともに全国1位など昨今の社会の変化に合わせて、東京都在住のシングルに向けた雑誌へとリニューアルした。コンセプトは「東京は、一人でも楽しい」。編集長は、たかぎなおこのコミックエッセイにたびたび登場する名物編集者・加藤玲奈氏。特集には、従来扱ってきた「グルメ」「お出かけ」のほか「ライフスタイル(お金や住まい等)」が追加され、生活情報誌の側面を持つようになった。また、新久千映や清野とおるなどによる描き下ろしのコミックエッセイを連載。内容は、グルメ漫画のほか街の珍スポット紹介漫画や部屋の片づけ指南漫画など、非常に多岐にわたっている。
2020年5月11日、KADOKAWAが同年6月20日発売号を以て「横浜ウォーカー」「九州ウォーカー」と共に休刊することを発表した。休刊理由として生活者の行動様式が変わったことなどを挙げている。今後はウェブサイト「ウォーカープラス」で情報を発信するとしている[2]。
関東地方全域の他、福島・新潟・長野・山梨・静岡各県の一部で販売しているが、その他の地域でも大型書店で購入が可能。なお、東京・千葉・静岡の一部地域では『横浜ウォーカー』の購入も可能。
2018年10月のリニューアル以前は、表紙は旬のタレントを、起用していた。また、基本的にその号の特集に関連した場所で撮影していた。表紙タレントは、東京を含め6地区版同一(各地域版で衣装、ポーズが異なることも)。
2012年5月8日発売号から7月3日発売号まで、東京スカイツリーの開業に伴い、Tokyo Walkerロゴの「l」(小文字のL)表記が東京スカイツリーの形となっていた[注 2](7月17日発売号より通常ロゴに復帰)。
2018年10月のリニューアル以降は、表紙はその号の特集に関連した写真のほか、コミックエッセイの連載陣によるイラスト、レギュラー連載のタレントなど多くの要素を盛り込んだにぎやかなものとなった。
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(2019年8月号)
(2015年7月号)
(2015年6月20日号・第11号。※は月刊化後も継続)
ほか
2009年6月まで、テレビ情報ページに2週間(発売日翌日から14日間)分のテレビ番組表をGコード付きで掲載しており、1ページに1日分(全14日)が掲載されていた。番組表上の各局表記はチャンネル番号(アナログ)・局名の他、局名の下にコールサイン(JO●●-TV)が記載されていた。
2008年7月までは各ページ、1日の番組表の下に4番組を紹介していた(広告スペースの都合で2番組になるページもあった)が、その後1ページ全体で番組表ページとなった。当時の並びは1ページごとに左から『1 NHK総合 JOAK-TV』『4 日本テレビ JOAX-TV』『6 TBSテレビ JORX-TV』『8 フジテレビ JOCX-TV』『10 テレビ朝日 JOEX-TV』『12 テレビ東京 JOTX-TV』の順。また、ハーフサイズで上段1/3サイズで『14 TOKYO MX JOMX-TV』、下段2/3サイズで『3 NHK教育 JOAB-TV』を掲載していた(ただしTOKYO MXはGコードなし)。
また、BS(NHK衛星、WOWOW)は2ページに2週間分、右ページから横一列にまとめて掲載しており、『BS7 NHK衛星第1 JO21-BS-TV』は2/9、『BS11 NHK衛星第2 JO22-BS-TV』は3/9、『BS5 WOWOW JO23-BS-TV』は最も大きい5/9サイズで掲載されていた(NHK衛星第1・第2は一部の長時間番組(スポーツ、映画など)のみにGコードを掲載していた)。
2009年6月23日発売号より誌面一新により「2週間TVカレンダー」のページが新設されたのに伴い、2週間テレビ番組表は一旦休載となったが、2011年12月20日発売号よりテレビ番組表の掲載を再開。再開当初は1日1頁だったが、現在は再び2ページ見開き式となっている。現在の並びはフルサイズでNHK総合、日本テレビ、テレビ朝日、TBS、テレビ東京、フジテレビの順。NHK Eテレは左側に3/4サイズで掲載、TOKYO MXは掲載なし。また各日とも右側の半分に「すぐ使える遊びニュース」を掲載している。
2013年4月16日発売号より番組表を廃止。現在テレビ番組表を引き続き掲載しているのは創刊以来番組表を一度も休載していない関西のみで、北海道・九州(福岡)・横浜・東海も月刊化に移行と同時にテレビ番組表は無くなっている(但し12月中旬頃発売の1月増刊号のみ、販売日翌日~1月上旬の各地域の地上波テレビ番組表と番組解説記事を掲載した別冊「TV Walker」が綴じ込み付録として付く)。
同誌の会員制ポイントサービス「ウォーカーマイレージ」に登録すると、豪華プレゼントなどの特典が付くシステムとなっており、アンケートに1回答えるごとに5ポイントが与えられていたが、このサービスは2007年9月30日で終了している。
現在、4地区版のウォーカー誌が刊行されている。かつては全ての地区版が隔週刊誌だったが、2009年6月に北海道と九州(福岡)が、2013年4月より横浜と東海がそれぞれ月刊誌に刷新された(北海道は2012年1月に季刊化)。東京も月刊誌に刷新されたのに伴い、隔週刊は関西のみとなった。隔週刊版は隔週火曜日発売、月刊版は毎月20日発売である。「東京ウォーカー」同様に全ての地方版が全国の大型書店で購入可能だが、北海道と九州は輸送の関係で先に印刷されるためか、最新号が地元での発売日より前に都心部などで入手出来る現象が起こっている。
北海道と福岡は月刊化と同時に地名表記が英語から漢字に変わった。
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