流山ぐりーんバス(ながれやまぐりーんバス)は、千葉県流山市が運行するコミュニティバスである。東武バスセントラル西柏営業事務所、京成バス松戸営業所が路線ごとに分担して運行受託している。
運賃
運賃は利用するルートによって異なる(子供半額)。循環路線では最短経路の運賃が適用され、また、1周を超えない限り1回分の運賃が適用される。異なるルートに乗り継ぐ場合は、当日に限り乗継券を使えば現金運賃から100円割引(現金・ICカード共通)。高齢者(75歳以上。後期高齢者医療被保険者証を提示)、障害者(障害者手帳を提示)および妊婦(母子健康手帳を提示)は運賃が半額になる。乗継券は同じルートには使えない。
- 割引運賃(全ルート共通)[5]
- 高齢者、障害者および妊婦 交通系ICカード・現金ともに半額(ICカードは1円未満の端数を切り上げ、現金は10円未満の端数を切り上げ)
- 南流山・木ルート(均一料金、前払い)[5]
- 南流山・木ルート以外(距離制、後払い。循環路線では最短経路の運賃を適用。)[5]
- 3.0㎞未満 ICカード178円・現金180円
- 3.0㎞以上・3.5㎞未満 ICカード199円・現金200円
- 3.5㎞以上・4.0㎞未満 ICカード220円・現金220円
- 4.0㎞以上・4.5㎞未満 ICカード231円・現金240円
- 4.5㎞以上・5.0㎞未満 ICカード252円・現金260円
- 5.0㎞以上・5.5㎞未満 ICカード273円・現金280円
- 5.5㎞以上・6.0㎞未満 ICカード294円・現金300円
- 6.0㎞以上・6.5㎞未満 ICカード315円・現金320円
- 6.5㎞以上・7.0㎞未満 ICカード336円・現金340円
- 7.0㎞以上・7.5㎞未満 ICカード356円・現金360円
- 7.5㎞以上・8.0㎞未満 ICカード377円・現金380円
- 8.0㎞以上・8.5㎞未満 ICカード398円・現金400円
- 8.5㎞以上・9.0㎞未満 ICカード419円・現金420円
- 9.0㎞以上 ICカード440円・現金440円
現行路線
- 江戸川台駅西口を発着し、江戸川台の西部地区(富士見台方面)を走る循環路線。
- 江戸川台駅東口を発着し、江戸川台の東部地区(東深井方面)を走る路線。
- 流山おおたかの森駅西口を発着し、西初石地区(若葉台・おおたかの森高校方面)を走行する循環路線。
- 運行当初は流山おおたかの森駅から西初石地区を経由して、おおたかの森スポーツフィールドに至る路線であった。前述の、2023年4月1日のダイヤ改正により循環路線に転換され、始発から流山おおたかの森駅西口13時45分発まではおおぐろの森中学校先回りで、それ以降は最終までパークホームズ前先回りでの運行となる。
- 美田・駒木台ルート(2009年3月1日運行開始、運行委託:東武バスセントラル西柏営業事務所)
- 流山おおたかの森駅東口を発着し、市東部の美田・駒木台方面などを走る路線。
- 一部区間で柏市を経由し、「県民プラザ前」停留所は柏市内にある。
- 松ヶ丘・野々下ルート(2013年6月3日運行開始、運行委託:東武バスセントラル西柏営業事務所と京成バス松戸営業所の共同運行)
- 後述の「松ヶ丘ルート」と「野々下・八木南団地循環ルート」を統合し、2013年6月3日運行開始。南柏駅西口と流山おおたかの森駅西口を結び、途中に松ヶ丘・野々下・豊四季駅を経由する。南柏駅・豊四季駅付近を走行するため、一部区間で柏市を経由し、「南柏駅西口」「豊四季第一公園」「豊四季駅南口」「長崎入口」「おおたかの森病院前」の5つのバス停が柏市内にある。
- 南流山駅南口を発着し、南流山・木地区を走る循環路線。
- 2021年4月より、南流山8丁目方面への乗り入れが日中のみではあるが実現した。
過去の路線
下記はいずれも、「松ヶ丘・野々下ルート」新設に伴い廃止されたもの。
- 野々下・八木南団地循環ルート(2010年3月1日 - 2013年6月2日運行、運行委託:京成バス松戸営業所)
- 流山おおたかの森駅や豊四季駅を経由し、八木地区(流山運転免許センターなど)を運行する路線。
- 松ヶ丘ルート(2005年11月21日 - 2013年6月2日運行、運行委託:東武バスイースト西柏営業事務所(当時))
- 南柏駅を発着し、市南東部を経由する路線。
東武鉄道社史編纂室編『東武鉄道百年史 沿線とともに歩んだ百年』東武鉄道、1998年(平成10年)9月。
“新着情報”. 東武バス. 2009年3月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年1月2日閲覧。