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日本の俳優 (1977-) ウィキペディアから
谷口 賢志(たにぐち まさし[2][3]、1977年11月5日[2][3][4][5][6] - )は、日本の俳優、モデル。東京都出身[1][3][4][5][6]。株式会社ソサエティオブスタイル(SOS Entertainments)所属[7][6]。
高校生時代に雑誌『東京ストリートニュース!』で読者モデルを務めていた[8]。高校卒業後は一般企業に就職するが、他にやりたいことがあるのではないかと考え退職し、19歳で雑誌モデルとしてデビューした[8]。最初に所属した事務所ではあまり仕事を得られなかったため、アルバイト先の同僚の勧めにより、SOSモデルエージェンシーへ移籍した[8]。
CM出演などを経て、1999年に『救急戦隊ゴーゴーファイブ』の巽ナガレ / ゴーブルー役で俳優デビュー[8][4][5][6]。
2004年に、映画作家、俳優、音楽制作を志す仲間でimpiant pictures(インプラントピクチャーズ)を立ち上げ、映画制作を開始。
2012年7月、俳優の原田篤とユニット【G】を結成し、活動していた。
2016年4月よりAmazonプライムの配信番組『仮面ライダーアマゾンズ』で、鷹山仁 / 仮面ライダーアマゾンアルファ役を演じる[3][6]。変身ヒーローを演じるのは『ゴーゴーファイブ』以来17年振りとなった[3]。2018年9月には、谷口自身の協力によりフィギュア「RAH GENESIS 鷹山仁」が発売[3]。2020年 - 2021年には『仮面ライダーセイバー』の劇場版およびテレビシリーズにバハト / 仮面ライダーファルシオン役で出演し、『アマゾンズ』に続いて2度仮面ライダー役を演じた[5]。
2011年 - 2016年、エンターテイメント・ユニット「ハイブリッド・アミューズメント・ショウ bpm」に所属していた。
2016年からヨウジヤマモト『s'yte』のモデルを務めている。
2024年1月3日、平野綾との結婚を報告[9]。同年9月11日発売の文藝春秋で妻・平野の家庭内のDV疑惑が写真つきで報じられると、同日中に平野がこの報道についてSNSで言及し、弁護士を通して協議離婚の話し合いが行われている最中であること[10]、谷口自身の所属事務所より谷口側が行政からのDV等支援措置により住所秘匿状態となっている[11]ことが明かされた。
特技はサッカー(中学と高校では背番号10番をつけていた[12])、ダーツ、タバコは「セブンスター」を愛飲していたが、最近は「アメリカンスピリッツ」の「ターコイズ」に変わった。今は「IQOS」の「レギュラー」を嗜好。(2016年現在)好きなブランドは「ヨウジヤマモト」。好きな色は「黒」。幼いころに北海道に住んでいた[13]。人狼TLPTには「スパイク」として2013年から出演しており、2015年の「人狼TLPT」 × 「PSYCHO-PASS サイコパス」公演では出演公演12回中10回勝利、6回MVPという強さを見せた。オズという名前の猫を飼っている[14]。
舞台『戦国BASARA』のため、公園で長い棒を持って殺陣の練習をしながら台詞を言っていたらカップルに警察を呼ばれたことがある。
お酒が好き。過去に泥酔して選挙ポスターとケンカしているところを母親に目撃された[15]。
初めて殺陣を使った舞台に出演したとき、殺陣がうまくいかず演出家から場当たりでほとんどの殺陣をカットをされた。その演出家は後に谷口が出演する舞台『戦国BASARA』で演出を務める西田大輔であった。
色弱であり、特にサイリウムなどの光の色が瞬時に区別できない[16]影響で『ぷよぷよ』が苦手である。
デビュー作である『救急戦隊ゴーゴーファイブ』では、脚本家の小林靖子から演技を酷評され、再び組んだ『仮面ライダーアマゾンズ』でも当初は不安視されていたが、『アマゾンズ』シーズン2の放送後に初めて受けたLINEで賞賛されたという[3][8]。谷口は以前から俳優として成長して東映に恩返しをしたいと考えており、この件で果たすことができたと感じている[3]。
『ゴーゴーファイブ』第1話の撮影では、カメラマンの松村文雄と対立して帰ろうとするなど、当時は「悪ガキ」であったと述懐している[8]。しかし、スタッフに怒られたからこそ見返そうと思い必死になったといい、最終的には松村にどうすれば芝居がうまくなるか教えを請い、松村の自宅に通い詰めるなどしていたという[8]。また、変身後のスーツアクターを務めた日下秀昭からの教えも勉強になったと述べている[8]。
『ゴーゴーファイブ』では、演じるナガレのクールという設定が掴みきれず、主役回でも単独で活躍していないことなどを思い悩んでいたが、第46話を経てナガレは格好いいクールさなのではなく、後ろから兄弟を見守っている優しさを持っているのだと解釈し納得できたという[2]。同話では初めて涙を流す演技があり緊張していたが、一発で涙を流すことができ、監督の渡辺勝也からも褒められ俳優としての自身につながっていったと述懐している[8]。
2011年3月、東北地方太平洋沖地震を受けて、自身のtwitterで「「人の命は地球の未来」救急戦隊ゴーゴーファイブが僕に教えてくれたこと」「みんな、笑顔で、気合いだ!! みんなで頑張ろう!!」と「ゴーブルー・巽流水」としてエールを送った[17]。
『アマゾンズ』の鷹山仁役は自身の役者人生の魂を根こそぎ燃え尽くしたといい、後に『セイバー』でバハト役のオファーをもらった際には葛藤がなかったと言えば嘘になるが、燃えカスであった心に、光が灯って熱くなったといい、再度心を燃やせる機会をもらったことに感謝し、真剣に自分の過去と勝負し、全身全霊で届けたいと思ったという[7]。また、どんな役をやっても怒って叫んだり、笑うと「鷹山仁だ」と言われることが多く、『セイバー』のバハトや『ウルトラマンデッカー』のデッカー・アスミもやり辛かったというが、「デッカー・アスミは鷹山仁がこうだったからこうしないようにしよう」と考えるのは、役に対して誠実ではないと思い、真摯にデッカー・アスミと向き合うならば、主人公のアスミカナタを演じた松本大輝に相対して生まれた感情が正解だと思って演じたという[6]。
『ゴーゴーファイブ』のころは、自分たちの出番は変身したら終わりで、変身後は自分ではないと思っていたが、実際はそうではなく、変身して戦っている姿こそが重要で、それをちゃんと理解して視聴者に届けないと、役者としても成長出来ないし作品にとってもマイナスだといい、その思いを『デッカー』で共演した松本大輝に伝えたかったといい、松本が自分なりに受け取って、もっと役者として上へ行きたいと思ったり、嫉妬してもらえたなら、出演してよかったという[6]。
2022年10月15日・10月22日には『ウルトラマンデッカー』に出演してウルトラマンに変身。このことでケイン・コスギに続き、スーパー戦隊シリーズ、仮面ライダーシリーズ、ウルトラシリーズの3大特撮すべてで変身ヒーローの役を演じたこととなった[18][19]。
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