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Å
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文字名称は、Unicodeでは「latin capital letter a with ring above」「latin small letter a with ring above」、JIS X 0213 では「上リング付きA」「上リング付きA小文字」。
言語での使用
現在、ノルウェー語、デンマーク語、スウェーデン語(アイスランド語は除く)で用いられる文字である。
音価は円唇後舌半広母音 [ɔ]、またはその長母音 [ɔː]。ただし、スウェーデン語で長母音の場合のみ半狭母音 [oː] となる。
古くは aa と綴られてきた音であり、 å を表示できない環境や一部の地名などでは、現在でも aa と書かれることがある。
フィンランド語ではスウェーデン系の人名・地名用字として用意されている。この文字は ruotsalainen o(スウェーデンの o)と呼ばれる。
ほかに、バイエルン語(オーストリア語)、ワロン語(フランス語のベルギー方言)やチャモロ語(グアム、サイパンなどのマリアナ諸島の言語)でも使われている。
呼称
- デンマーク語・ノルウェー語・スウェーデン語: オー [ɔː], [oː]
- フィンランド語: ruotsalainen o(ルオッツァライネン・オー)
単独での意味

符号位置
オングストロームの単位記号 "Å" はこの文字に由来するが、UnicodeやJIS X 0213ではそれぞれ別の文字として定義されている。Unicodeのオングストローム記号は、既存の文字コードとの互換性のために用意されている互換文字であり、Unicode標準ではこの文字の代わりに「リング付きの大文字A」を使うことを推奨している[1]。
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脚注
関連項目
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