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G

ラテン文字の7番目の文字 ウィキペディアから

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Gは、ラテン文字アルファベット)の7番目の文字。小文字は g 。元来はギリシャ文字Γ(ガンマ)に由来し、キリル文字Гに相当する。

概要 ラテン文字 ...

紀元前3世紀頃のラテン語で、ギリシャ文字Γ(ガンマ)に由来するCの字形に手を加えヒゲを付けて新たに作られた文字であり、無声 /k/、有声 /g/ の区別を付ける後者の文字として作られた。アルファベット順の位置は、古ラテン語までのΖ(ゼータ、今日のラテン文字のZ)の位置に置き換えた。

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字形

Thumb
小文字gの2つの字形
Thumb
筆記体
Thumb
ジュッターリーン体

大文字は、本来は、Cの右下の終端から真下にデセンダー(ベースラインの下)までステム(縦棒)を伸ばして左下へ払った字形である。なお、「I」から「J」を作ったのも同じ字形変化である。

近代にはステムは短くなり、ベースラインにも達しないようになった。また、Cの最後から下におろすのではなく、円弧の最後の部分と一体化することも多い。

ステムの上端にはセリフ(Iの上端などにある短く細い横棒)がある。サンセリフでは通常セリフは表さないが、Gに関してはステムのセリフを強調し、エジプシャン(セリフをステムと同じ太さで、つまり「I」を「エ」のように書くフォント)のように表現する。この場合、ステム自体は省略し、セリフの横棒だけを書くことも多い。

フラクトゥールでは

大文字の筆記体では、Cの右下の終端に、縦棒を下に付け、ベースラインの下にはみ出して左に回転し、しばしばそのまま右上に伸びて縦棒を突き抜ける形が取られることがある。

小文字では、ステムはcの最後から伸ばすのではなく、xハイト(小文字のxの高さ)から下に伸ばす。そのため、cのカウンター(線に囲まれた空白部分)は完全に閉じる。フラクトゥールもそうである。

小文字では、しばしば下に降りる縦線が左に大きく湾曲し、印刷書体に使われる。

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呼称

音価

要約
視点

この文字が表す音素 /g/音価は、有声軟口蓋破裂音 [ɡ] ないし、その類似の軟口蓋音が主である。

[g] で発音するのを「固い (hard) g」、摩擦音破擦音 [d͡ʒ] で発音するのを「柔らかい (soft) g」と呼ぶ (固いGと柔らかいG英語版)。

G の意味

大文字G

学術的な記号・単位

その他の記号

商品名

架空のもの

小文字g

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符号位置

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他の表現法

関連項目

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