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いおの様ファナティクス
日本の漫画作品 ウィキペディアから
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『いおの様ファナティクス』(いおのさまファナティクス)は、藤枝雅による日本の漫画作品。
2004年から2006年まで『電撃帝王』(アスキー・メディアワークス)にて、創刊号から休刊号まで連載していた。
自らのハーレムに日本人女性を入れようと来日した外国の女王・いおのと、その側女に迎えられた女性・絵兎の織り成す百合漫画。キャラクターの立ち位置が水戸黄門の登場人物からインスパイアされている。[独自研究?]
藤枝のアシスタント・[要出典]源久也による4コマ漫画『いおのさまふぁなちくす』が『電撃帝王』VOLUME3に掲載された(コミックス第1巻に収録)。
スピンオフ『ここの様ファシネイツ』[注 1]が『コミック百合姫』(一迅社)2015年5月号に掲載され[1]、2015年6月30日に新装版が一迅社の百合姫コミックスより発売された[1]。
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あらすじ
とある国の女王いおの・ミト・アルシュラインは、黒髪の日本人女性を自らの側女に所望し来日する。片っ端から黒髪美人に声を掛けるが、全て断られてしまう。ため息をつきながら喫茶店で休憩しているところ、うっかり相席した鉢辺絵兎にひと目惚れし、彼女を自分の側女にしようと画策する。
登場人物
要約
視点
- いおの・ミト・アルシュライン
- 声 - 茅野愛衣
- 主人公。とある西の小国[注 2]の女王で自由奔放、豪放磊落な女性。一人称は「妾」、語尾は「ぞよ」。即位後1年足らずで千人の宮女を召し抱えるが、黒髪の宮女が不足しているとの理由で、日本人女性の側女を求めに来日した。立ち位置は水戸黄門における水戸光圀。
- 鉢辺絵兎(はちべえと) / 絵兎・ミト・アルシュライン
- 声 - 日高里菜
- 紫野女子大2年生。真面目なのにうっかり屋。通称「うっかり鉢辺(うっかり八兵衛)」。喫茶店でうっかりいおのと相席したことがきっかけで、彼女から側女としての就任を請われ、日本で最初にいおのの側女となる。アイダの備考曰く「好きになったら一直線型」。
- キャス・ルーセンス
- 声 - 洲崎綾
- いおのの側仕王務管理官。幼少のころからいおのに仕えてきた。立ち位置は格さん。
- アイダ・ブルーメール
- 声 - 西明日香
- いおのの美容管理官。キャスとは昔からの同僚。立ち位置は助さん。
- アルジェント・エフェメール
- 声 - 加隈亜衣
- いおののSP。フレシェにSPの技と日本語を教わった。立ち位置はかげろうお銀。
- フレシェ・ヴァンセット
- 声 - 瀬戸麻沙美
- いおののSP兼運転手。アルジェントから「おかさん(お母さん)」と慕われている。立ち位置は風車の弥七。
- 尾上涙子(おうえるいこ)
- 声 - 久保ユリカ
- 遅刻常習のOL。物語最初に、いおのの側女勧誘を受けた最初の人物。会社命令で側女オーディションに参加させられたりもした。その後もいおのと遭遇し側女を請われるが、自身は普通の生活を望んでいるのでこれを断っている。
- クラウソラス / クレーエ・パピエスト
- 声 - 内山夕実
- 元暗殺者。暗殺業に飽きて側女に転職を図ろうと売名目的で側女オーディションに参加。アルジェントとフレシェの2人がかりを相手に互角の戦闘を渡り合う。
- 楠瀬文(くすのせふみ)
- AliceQuartetのキャラクターで本作に出張出演。側女オーディションの最終選考に残ったが都合でリタイアした。
- 田毎新(たごとあらた)
- 蕎麦屋の娘。側女と蕎麦屋を間違えて側女オーディションに参加し、調理方の側女として採用された。フレシェと惹かれあう関係になる。立ち位置は霞のお新。
- シノン・ベルクール
- いおのの正装「葵の御紋」[注 3]を仕立てた開発室長官。アイダの同性愛者。
- ヴィゼン・ベルクール
- いおのの側女たちを束ねる「パーフェクト側女」と呼ばれる側女長。クラウソラスの襲撃を瞬時で退けさせる実力もさながら、50歳近くなのに外見は非常に若い。
- ヤマ・ノヴェラ・ヴァランティアノズ
- 声 - 高森奈津美
- いおのの国の隣国、ヴァランティアノズの第三皇女。自身の成人[注 4]を以っていおのが迎えに来る約束を交わしていた。しかし迎えに現れず、しびれを切らして、クラウソラスに絵兎の拉致を指示し、いおのの真意を問いただそうとする。
- レレィ・フェザーワルツ
- ヤマの側付きの宮女。朔嶋れれぃ(のりしまれれぃ)の偽名で側女オーディションに潜入していた。このときクラウソラスと知り合い、後に絵兎の拉致を依頼する。
- みおと
- 声 - 早見沙織
- 先代女王で、いおのの母。故人。いおのが黒髪の日本人女性の側女にこだわるのは、日本人である亡き母の面影を求めるため。
- ここの・ミト・アルシュライン
- 声 - 小倉唯
- iPS細胞で生み出されたいおのと絵兎の娘。『ここの様ファシネイツ』の主人公。本作での登場はドラマCDのみ。
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書誌情報
- 初版
- 藤枝雅『いおの様ファナティクス』アスキー・メディアワークス〈電撃コミックスEX〉、全2巻
- 2005年8月10日発売[4]、ISBN 978-4-8402-3167-1
- 2007年9月10日発売[5]、ISBN 978-4-8402-3990-5
- 新装版
- 藤枝雅『いおの様ファナティクス』一迅社〈百合姫コミックス〉、全2巻
- 2015年6月30日発売[6]、ISBN 978-4-7580-7414-8
- 特装版 同日発売[7]、ISBN 978-4-7580-7415-5
- 2015年6月30日発売[8]、ISBN 978-4-7580-7416-2
- 特装版 同日発売[9]、ISBN 978-4-7580-7417-9
- 2015年6月30日発売[6]、ISBN 978-4-7580-7414-8
脚注
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