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麻布競馬場

日本の小説家 ウィキペディアから

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麻布競馬場(あざぶけいばじょう、1991年 - )は、日本の小説家。ニックネームは「アザケイ」[3]会社員の傍ら覆面作家として主にTwitternoteにて作品を発表している。

概要 麻布競馬場あざぶけいばじょう, 誕生 ...

来歴

Twitterでツリー形式の小説を投稿していたTwitterアカウント「窓際三等兵」[注 1]に影響を受け、2021年10月より自身のアカウント「麻布競馬場」で小説の発表を始める[5]。発表した小説群が話題となり作品の中には14万「いいね」を獲得したものもある[4]。2022年9月にこれまで発表した小説の中から20作品を収録した短編集『この部屋から東京タワーは永遠に見えない』を刊行すると、Amazonの文芸作品の売上ランキングで1位を獲得するなど2022年12月の時点で5刷3万部を売り上げた[4][6]。2024年、『令和元年の人生ゲーム』で第171回直木三十五賞、第12回高校生直木賞候補[7][8]

人物

生年、出身校など以外のプロフィールを公表しておらず、メディア出演などに際しては猫のイラストのTwitterアイコン(イラストレーターの岡村優太が製作)を模したお面などで顔を隠している[9]。ペンネームの「麻布競馬場」は、東京に生きる人々を競走馬に例え、「好きに走りまわっているように見えて、実際には決まったコースを走らされている。結局、ムチを打たれながら競争させられている。」という皮肉を込めて名付けたという[10]。大学卒業後8年間麻布十番に在住していた[11]。Twitterを始めた当初のアカウント名は「麻布警察署」で、愛称の「アザケイ」はこの時からのものである[12]。自身の結婚観について「結婚には向いていない」としている。3年間交際していた婚約者がいたが、2022年夏に婚約を破棄したという[13]

作品

単行本

  • 『この部屋から東京タワーは永遠に見えない』(2022年9月5日、集英社ISBN 978-4-08-788083-0[14]
    • 「3年4組のみんなへ」 / 「30まで独身だったら結婚しよ」 / 「2802号室」 / 「青山のアクアパッツァ」 / 「真面目な真也くんの話」 / 「森から飛び出たウサギ」「僕の才能」 / 「ウユニ塩湖で人生変わった(笑)」 / 「高円寺の若者たち」 / 「大阪へ」 / 「大阪から」 / 「お母さん誕生日おめでとう」 / 「Wakatteをクローズします」 / 「吾輩はココちゃんである」 / 「うつくしい家」 / 「希望」 / 「この部屋から東京タワーは永遠に見えない」 / 「カッパを見たことがあるんです」 / 「東京クソ街図鑑」 / 「すべてをお話しします」
  • 『令和元年の人生ゲーム』(2024年2月、文藝春秋ISBN 978-4-16-391808-2

漫画原作

アンソロジー

  • 『本当に欲しかったものは、もう Twitter文学アンソロジー』(2023年4月5日、集英社、ISBN 978-4-08-788089-2[17]
    • 「Twitter童話 アリとキリギリス」 / 「港区桃太郎」 / 「大人になるということ」

書籍未収録

  • 「あの日、喫茶店での出来事」(エッセイ、MEN'S NON-NO WEB、2022年11月5日)[18]
  • 「背伸びして住んだ麻布十番の思い出」(エッセイ、東京カレンダーウェブサイト、2022年11月25日)

メディア出演

ラジオ

ウェブテレビ

ポッドキャスト

chelmicoと麻布競馬場のいくぜ!就活大作戦 supported by 三菱電機』(2023年3月10日 - 3月31日)[19]

脚注

外部リンク

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