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すべて忘れてしまうから
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『すべて忘れてしまうから』(すべてわすれてしまうから)は、燃え殻による日本のエッセイ[1]。また、このエッセイを原作とするテレビドラマ[1]。
『週刊SPA』(扶桑社)にて2018年9月11日号から2021年1月12日号まで掲載され[2][3]、掲載中の2020年7月24日に扶桑社より単行本が刊行されたのち[4]、2022年7月28日に新潮文庫版が発売された。
単行本の発売記念として、森義仁が監督を務め、俳優・岡山天音、山田愛奈、瑛蓮らが出演するPVが制作されている[4]。
扶桑社より2021年3月23日に完結編となる『夢に迷って、タクシーを呼んだ』(ゆめにまよって、タクシーをよんだ)の単行本が刊行され[5]、2024年1月29日に『小説新潮』2021年8月号(新潮社)に掲載された『巣ごもり読書日記』(すごもりどくしょにっき)を特典として収録し、『夢に迷ってタクシーを呼んだ』(ゆめにまよってタクシーをよんだ)に改題の上、新潮文庫版が発売された[6][7]。
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書誌情報
燃え殻 『すべて忘れてしまうから』
- 単行本:2020年7月24日、扶桑社、ISBN 978-4-59-408560-5
- 文庫本:2022年7月28日、新潮文庫、ISBN 978-4-10-100352-8
燃え殻 『夢に迷って、タクシーを呼んだ』
- 単行本:2021年3月23日、扶桑社、ISBN 978-4-59-408773-9
- 文庫本:【改題】『夢に迷ってタクシーを呼んだ』 2024年1月29日、新潮文庫、ISBN 978-4-10-100353-5
配信 / テレビドラマ
要約
視点
2022年9月14日よりDisney+にてドラマがディレクターズカット版として配信され[8]、2023年10月14日(13日深夜)から12月16日(15日深夜)まで、テレビ東京系「ドラマ25」枠にて地上波でも放送された[1]。主演は阿部寛[1]。
ハロウィンの夜に突如失踪した恋人をめぐる、ミステリアスでビタースイートなラブストーリー[1]。
あらすじ
![]() | この作品記事はあらすじの作成が望まれています。 |
キャスト
主要人物
Bar「灯台」
Mが行きつけのバー。
- カオル
- 演 - Chara[1]
- オーナー[注 1]。大学生になる息子がいる。
- フクオ / 福生隆行(ふくお たかゆき)
- 演 - 宮藤官九郎[1]
- 料理人。元インディーズバンドのドラマー。
- ミト / 笹瀬しほ(ささせ しほ)
- 演 - 鳴海唯[1]
- アルバイト。水戸出身[注 2]。夜間学部の大学生。
- 泉真一(いずみ しんいち)
- 演 - 青木柚[1]
- ある目的を抱えながらBar「灯台」に通う役者志望の青年。新潟出身。
- 谷(たに)
- 演 - 岩谷健司[1]
- 常連客。定年退職を迎えるサラリーマン。実家がケーキ屋。
- 西(にし)
- 演 - 嶺豪一[1]
- 常連客。近々結婚を控えている。
- 乾(いぬい)
- 演 - ぼくもとさきこ[1]
- 常連客。テレビ業界の関係者。
- 薮(やぶ)
- 演 - ニクまろ[1]
- 常連客。カクテルバーのオーナー。元新宿2丁目のゲイバーの雇われママ。
Mの関係者
Fの関係者
その他
ゲスト
第1話
第2話
第3話
第4話
第5話
- 看護師
- 演 - 常松恵子
- 年末に体調を崩したMが受診した病院の看護師。
- 医師
- 演 - 諏訪太朗
- Mをインフルエンザと診断する。
- 瀬川瑛子(せがわ えいこ)
- 演 - 瀬川瑛子(本人役[注 3])
- Bar「灯台」で年越しそばを食べる常連客たちが視聴する歌番組で「命くれない」を歌唱する。
- 八代亜紀(やしろ あき)
- 演 - 八代亜紀(本人役[注 3])
- 自宅で年越しそばを食べるMが視聴する歌番組の出演歌手。
- 観覧客
- 演 - 浜口京子
- 年末の歌番組を中継会場で観覧する振袖姿の女性。
- 的屋
- 演 - 宮崎敏行[20]
- フクオと泉が立ち寄ったベビーカステラの露店の店主。
- paionia
- 演 - paionia[1](GUEST ARTIST)
- 3人組バンド。年末の歌番組に初出場し、白組で「わすれもの」を演奏する。
第6話
- ディレクター
- 演 - 池田鉄洋[21]
- テレビ局のディレクター。テレビ制作会社時代のMが提出した請求書を値切る。
- 制作スタッフ
- 演 - 松本銀二[22]、関本巧文[23]
- テレビ局の会議室で正座をしているところをディレクターに顔を殴られる。
- 司会者
- 演 - 小沢一敬
- Mが出演したテレビ番組の男性司会者。
- 司会者
- 演 - 浅野夏実[24](第5話[注 4])
- Mが出演したテレビ番組の女性司会者。
- プロデューサー
- 演 - 阿部翔平[25]
- Mが出演したテレビ番組のプロデューサー。
- 社長
- 演 - 渡辺いっけい[26](最終話)
- Mが作家になる前に美術スタッフをしていたテレビ制作会社の社長。
- テレビ制作会社の社員
- 演 - 三浦健人[27](最終話)
- Mが退職後に入社した面識のない若手社員。
- テレビ制作会社の社員
- 演 - 宮部純子[28](最終話)
- Mと面識がある古参の女性社員。
- 映画館のスタッフ
- 演 - 岨手由貴子[29][注 3](カメオ出演)
- Mが古いモノクロ映画を鑑賞した映画館の売店スタッフ。
- 映画館の客
- 演 - 大江崇允[29][注 3](カメオ出演)
- 映画館の掲示物をMを遮り熱心に見入る。
- 映画館の客
- 演 - 沖田修一[29][注 3](カメオ出演)
- 映画館で映画のチラシを物色する。
- Fの姉の友人たち
- 演 - 山本美紀[30](最終話)、大矢敦子[31](最終話)、山本裕子[32]、兵藤公美[33](最終話)
- Fの姉がBar「灯台」に連れてきた友人たち。
- ラーメン屋の店主
- 演 - 松浦祐也[34](最終話)
- フクオと泉が食事に行ったラーメン屋の店主。
- 七尾旅人(ななお たびと)
- 演 - 七尾旅人(GUEST ARTIST)
- Bar「灯台」でガットギターを演奏し「ドンセイグッバイ」を歌唱する。
- 大比良瑞希(おおひら みずき)
- 演 - 大比良瑞希[29][注 3]
- 七尾と「ドンセイグッバイ」をデュエットする女性シンガー。
第7話
- 男性
- 演 - 中崎敏[35]
- Fが宿泊するリゾートホテルの宿泊客。
- インストラクター
- 演 - 斎藤静香[36](最終話)
- Fが通うテニススクールのインストラクター。
- ラウンジ給仕係
- 演 - 三日尻健太郎[37](第8話)
- FとFの姉が祖母と待ち合わせしたホテルのラウンジ給仕係。
- 給仕係
- 演 - 村中龍人[38]
- Fが宿泊するリゾートホテルの給仕係。
- Fの母
- 演 - 瀬口美乃[39](写真出演)
- 20歳の時に家出してFの祖母とは絶縁しており、26年前に36歳で事故死している。
- ROTH BART BARON
- 演 - ROTH BART BARON(GUEST ARTIST)
- Bar「灯台」でミトひとりを相手にバンド演奏し、「糸の惑星」を歌唱する。
第8話
- マジシャン
- 演 - 嶋田久作[40](第9話)
- 浅草の演芸場のマジシャン。観客のMを指名し壇上でマジックに参加させる。
- Mの妹
- 演 - 福田温子[41](最終話)
- 夫のいとこの結婚式に家族で出席するため上京し、Mと焼肉屋で会食する。
- Mの義弟
- 演 - 関口あきら(最終話)
- Mの妹の夫。
- Mの姪
- 演 - 三宅希空[42]
- Mの妹夫婦の娘。家族で伯父のMとの焼肉より渋谷のスタバに行きたかったとぼやく。
- Mの甥
- 演 - 増田怜雄[43]
- Mの妹夫婦の息子。焼肉のたれにニンニクをたくさん入れ母親に注意される。
- モニオ
- 演 - 足立英[44](最終話)
- 書評TikToker。TikTokでMの新作小説を紹介する。
- ウーバー配達員
- 演 - イワタキユウヤ[45]
- Fの住むマンションに弁当を配達する。
- 演芸場の客
- 演 - 竹原良治
- マジシャンが客へマジックへの参加を呼びかけると同時に席を立つ老人。
- 演芸場の客
- 演 - 小篠一成[46](第9話)
- 客席で眠りこける老人。
- No Buses
- 演 - No Buses(GUEST ARTIST)
- Bar「灯台」でバンド演奏し、「I'm With You」を歌唱する。
第9話
最終話
スタッフ
- 原作 - 燃え殻『すべて忘れてしまうから』(扶桑社刊/新潮文庫刊)
- 監督・脚本 - 岨手由貴子、沖田修一、大江崇允[1]
- 脚本協力 - 日月舎
- 音楽 - TENDRE[1]
- エンディングテーマ:
- TENDRE「DRAMA」(ユニバーサルミュージック)[1](第1話)
- 三浦透子「おちつけ」(EMI Records)[1](第2話)
- ヒグチアイ「しみ」(ポニーキャニオン)[1](第3話)
- ミツメ「メビウス」(mitsume)[1](第4話)
- paionia「わすれもの」(gsp)[1](第5話)
- 七尾旅人「ドンセイグッバイ」(SPACE SHOWER MUSIC)[1](第6話)
- ROTH BART BARON「糸の惑星」(SPACE SHOWER MUSIC / BEAR BASE)[1](第7話)
- No Buses「I'm With You」(S.S.G.G.)[1](第8話)
- 奇妙礼太郎「竜の落とし子」(Victor Entertainment)[1](第9話)
- Chara「Junior Sweet(JEWEL ver.)」(Ki/oon Music)[1](最終話)
- 取材協力 - 扶桑社、東京創元社、長沢樹
- 現像・スキャン - IMAGICAエンタテインメントメディアサービス
- ポスプロ - 東宝スタジオ
- チーフプロデューサー:阿部真士[1]
- プロデューサー:山本晃久(ウォルト・ディズニー・ジャパン)、涌田秀幸(C&I エンタテインメント)[1]
- 企画協力 - ウォルト・ディズニー・ジャパン[1]
- 制作プロダクション - C&Iエンタテインメント[1]
- 製作著作 - テレビ東京
配信 / 放送日程
放送局
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漫画
2022年10月3日より2023年4月17日まで、雨夜幽歩によるコミカライズ版が『アフタヌーン』(講談社)編集部が運営するWeb漫画サイト「&Sofa」で連載され、Web漫画配信サイト「コミックDAYS」にて配信された[52]。2023年9月22日には単行本の第1巻が発売された[53]。
- 雨夜幽歩(漫画)・燃え殻(原作) 『すべて忘れてしまうから』講談社〈アフタヌーンKC〉、全1巻
- 2023年9月22日発売、ISBN 978-4-06-532953-5
脚注
外部リンク
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