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それ行け!カッチン
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『それ行け!カッチン』(それいけカッチン)は、国際放映製作のドラマでTBS系で1975年11月24日から1976年5月31日まで『ブラザー劇場』枠で放映された。全28話。
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ストーリー
高木和子、通称「カッチン」は、船乗りの娘。船乗りのお父さんが長い航海に出るため、親戚の谷川家に預けられた。谷川家の悪ガキ兄弟の良太、正太とあるときは対立し、あるときは結託し騒動を起こす彼女を、谷川家の向かいに住む担任の英子先生は、時に見守り、時に叱咤している。そして、カッチンの知らない秘密、それは彼女の宝物で英子先生に預けられたアラビアの壷には小人の妖精ボビンが住んでいて、魔法で英子先生を助けているのである。
ボビンの魔法
カッチンがお父さんからもらったアラビアの壷には、背丈10数センチの妖精ボビンが住んでいて、花を挿すと花の色の服(赤い花なら服も赤、黄色い花なら服も黄色など)を着たボビンを召喚出来( たいてい「ハイハ~イ」と現れる)、花を抜くまでは外の世界に居られるのである。
- 「三つの願い」主にボビンが使う魔法、胸のボタン三個を一個ずつちぎると使える(「ボビン、チョ」と言ってボタンを息で吹く)が、比較的多いのがカッチンたちの意思が具現化したような(27話では「キヨシ君の嘘の世界」と具体的に言っている)異世界へ送還されること、他には縮小されて玩具の気球に乗ったり、金魚の体内に行ったりと、童話のような冒険の中でカッチンたちが力を合わせる状況が多く、最後のひとつの魔法はカッチンたちが元に戻る際に使用される。
- オープニングも三つの願いでカッチンが夢のような冒険をする様子を描いている。
- 「遠視能力」遠くに居るカッチンたちの様子を英子先生に見せる能力、本、コーヒーカップなどにテレビ画面のように映写される。かなり頻繁につかう。
- 「飛行能力」三つの願いを使うまでもないと、カッチンたちを捜索したり、自分で帰還したりする。
- 「変身能力」居なくなった犬に変身してカッチンを慰めようとしたが、良太に捕まって「喋る犬」として見世物にされる。
三つの願いを使うまでもないと、様々な魔法を駆使するボビンは人がいいといえるが、犬を捜索しに行って、猫を脅かして遊んで勤めを果たし忘れるなど、遠視能力以外はあまり役に立たないことが多い。
- ボタン(使える魔法)を1つ残して話が終わることもあった。
- 時にはボビンが動物などに変身して偵察などを行うこともあった。
- アラビアの壷に挿された花を抜くと、ボビンは壷に強制的に帰還される。
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スタッフ
- 原案:佐々木守
- 脚本:佐々木守、長坂秀佳、阿井文瓶
- プロデューサー:神谷吉彦、古屋克征、橋本洋二(TBS)
- 撮影:森喜弘
- 照明:山下博
- 美術:筒井増男
- 録音:宮入勝、豊田博
- 編集:清水邦夫
- 助監督:小池要之助、他
- 音楽:冬木透
- 制作主任:名久井寅喜
- 現像:東京現像所
- 舞台装置:美建興業(株)
- 特撮監督:高野宏一
- フロントプロジェクション:日本現代企画
- 合成技術:デン・フィルム・エフェクト
- 監督:深沢清澄、山際永三、他
- 制作:国際放映、TBS
主題歌
キャスト
放映リスト
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放送局
ブラザー劇場#ネット局の節を参照。
漫画
小学館の学習雑誌に連載
映像ソフト
日本クラウンより発売。
- それ行け! カッチン Vol.1(2006/12/22発売)第1話 - 第14話収録
- それ行け! カッチン Vol.2(2007/01/24発売)第15話 - 第28話収録
脚注
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