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西川和孝

日本の元子役俳優、元政治家 ウィキペディアから

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西川 和孝（にしかわ かずたか、1967年〈昭和42年〉9月29日 - ）は、東京都大田区出身の元子役俳優、元政治家[1]。受刑者。

概要 にしかわかずたか 西川和孝, 本名 ...
概要 生年月日, 出生地 ...

来歴・人物

子連れ狼

『子連れ狼』（萬屋錦之介版）の第1部（1973年〈昭和48年〉放映）・第2部（1974年〈昭和49年〉放映）で、萬屋錦之介演ずる主人公・拝一刀の息子・拝大五郎役を演じ、その愛らしさで人気を博し、これをパロディーにしたCMが制作・放映されるほどであった[2][3][1]。

原作劇画の眉の太い大五郎と容姿が似て、「まだ三つの大五郎」を演じたといわれる後任の佐藤たくみに比べ、あどけない容姿の西川は「宿命の子・大五郎」を演じたと評されていた。なお、西川が初代大五郎であるとされることもあるが、実際の初代大五郎は『子連れ狼』〈若山富三郎版〉：1972年〈昭和47年〉 - 1973年に制作・上映）で大五郎を演じた富川晶宏であり、西川は映像作品としては二代目の大五郎となる。

その後は1976年（昭和51年）にTBSで放送された連続テレビドラマ『刑事くん』の第4作（主演：星正人）に主人公・勝山剛の弟役でレギュラー出演した。

芸能界引退後

高校卒業後、芸能界を引退し、渡米[1]。帰国後は水泳指導員としてサラリーマン生活を送る[3]。やがてスイミングスクールの営業権を買い取ったが、経営はうまく行かず、後述の金銭トラブルの遠因となった[3][1]。

1995年（平成7年）の統一地方選挙では、転勤先の新潟県白根市（現在の新潟市南区）の市議会議員選挙に上位当選し、「大五郎議員」として一躍時の人となったが、女性問題や金銭トラブルから、次の1999年（平成11年）の統一地方選挙には出馬せず政界を引退した[3][4]。

1997年（平成9年）には萬屋錦之介の葬儀に参列し、「大人になった大五郎」としてスポーツ新聞などに取り上げられている。

その後、雀荘の経営に乗り出していたが、1999年11月30日、店の資金のトラブルから、金融業者である上越市内在住の知人男性（56歳）を殺害、部下の男に指示して男性の遺体を新潟県岩船郡朝日村（現在の村上市）の山林に遺棄、現金約500万円を奪い工事費やローンの返済に充てた[5][6][1]。同年12月下旬に、死体遺棄容疑で国際刑事警察機構 (ICPO) を通じて国際手配された[5][3]。香港へ出国した後にタイに逃亡したが、同国で身柄を拘束され、同年12月25日未明に日本へ向かう航空機内で、新潟県警察の捜査本部（上越警察署）から派遣された捜査員によって逮捕された[5][6][4][7]。

強盗殺人・死体遺棄などの罪に問われ[8][9][10]、2000年（平成12年）10月3日[11]、新潟地方裁判所（榊五十雄裁判長）で無期懲役の判決を言い渡された[8][12][1]（確定）[13]。

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出演作品

テレビドラマ

テレビアニメ

バラエティ番組

CM

  • 興和 ウナコーワ虫よけ おんぶ篇（1978年）[15]
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脚注

参考文献

外部リンク

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