トップQs
タイムライン
チャット
視点

ひと夏の経験

山口百恵の楽曲 ウィキペディアから

Remove ads

ひと夏の経験」(ひとなつのけいけん)は山口百恵の5枚目のシングル。1974年6月1日CBS・ソニーより発売された。

概要 「ひと夏の経験」, 山口百恵 の シングル ...
Remove ads

概要

表題曲、B面曲ともに作詞は千家和也、作曲は都倉俊一が担当しており、デビュー・シングル「としごろ」より5作連続となる。ジャケットの写真は篠山紀信が撮影したもの。

発売から3週目でオリコンのベスト10に登場し、5週目には3位まで上昇、1974年の年間第15位にランクされた。累計売上は75万枚(レコード会社調べ)を記録[2]。この曲がヒットしたことに伴い、百恵はトップアイドルに上り詰めた。

表題曲で第16回日本レコード大賞・大衆賞、第5回日本歌謡大賞・放送音楽賞を受賞。また『第25回NHK紅白歌合戦』に紅組のトップバッターとして初出場を果たした。

題名の通り ″ひと夏の経験″ をテーマにした曲であるが、「青い果実」から始まる青い性典路線の初期に既に完成されていた曲であり、元のタイトルは「甘い誘惑」。翌年の夏向けシングルとして発売された。歌詞も「女の子の一番大切なものをあげるわ」等と性的なニュアンスを多く含むが、あくまで抽象的な表現に終始している。百恵が自伝『蒼い時』で述べたところによれば、性でなく真心を表現しているとのこと。百恵は当時のマスコミに、「女の子の一番大切なものとは何ですか?」と何度も質問されており[3]、「真心です」と答えている。後に「″処女″ とでも答えて欲しいのだろうか」とも述べている[4]。1975年に、この曲の歌詞について婦人団体「国際婦人年をきっかけとして行動を起こす女たちの会」(後の行動する女たちの会[5])が女性蔑視であると主張した[6]

1975年放送の「桃屋の味付根菜」のテレビCM「伊豆の踊り子篇」において、「ひと夏の経験」の歌詞をもじった台詞が使われた[7]

1999年にはトヨタ自動車の「ターセル/コルサ/カローラII」のCMソングとして大谷みづほ(現:大谷みつほ)の歌唱による本楽曲の替え歌が使用されていた。

収録曲

さらに見る #, タイトル ...

品番

関連シングル

関連作品

カバーしたアーティスト

  • リンリン・ランラン (1974年発売、アルバム『陽気な恋のキューピッド』に収録)
  • 三東ルシア (1975年発売、アルバム『太陽の季節』に収録)
  • ブスっ子くらぶ (1987年発売、シングル)
  • OG'S (1991年発売、シングル)
  • 田中美奈子 (1992年発売、アルバム『TWO HEART』に収録)
  • クリヤ・マコト (1993年発売、アルバム『SUKI YAKI』に収録)
  • 三宅亜依 (1995年発売、アルバム『Ai-NRG』に収録)
  • GO!GO!7188 (2002年発売、アルバム『虎の穴』に収録)
  • パフィー (2004年発売、アルバム『山口百恵トリビュート Thank You For…』に収録)
  • ノーランズ (アルバム『プレイバック Part2』、『ノーランズ シング 百恵 2005』に収録)
  • 石坂ちなみ (2007年発売、シングル『ちなみんのSWEET TRAP』に収録)
  • 松尾ヒロコ (2007年発売、アルバム『ユーロの花道〜昭和ロマン歌謡〜』に収録)
  • カバーソング・ドールズ(2007年発売、アルバム『Cover Song Dolls』に収録)
  • 白石涼子 (2009年発売、アルバム『夏のあらし! キャラクターソングアルバム 歌声喫茶方舟』に収録)
  • 蓮実クレア(2016年発売、シングル『ひと夏の経験』に収録)
Remove ads

脚注

関連項目

外部リンク

Loading related searches...

Wikiwand - on

Seamless Wikipedia browsing. On steroids.

Remove ads